爆炎-17
翌日、コウキとナオは勝浦と旭川の情報をくれた店主に会うため、秋葉原の電気街を訪れていた。
「超変身っ!仮面ライダァ~クウガァ~」
店主は吞気に歌っていた。
「よぉ!」コウキは店主に手を挙げ、挨拶をする。
「おお、どうだった?」
「おかげで素性を掴めたよ」
「そうか。それは何よりだ」
「でさ、今度はあの子達のオジについて聞きたいんだけど」
「オジ?顔写真はあるのか?」
「ない。が有名人じゃないかなと思って」
「有名人って言う根拠は?」
「うん。女の子二人を囲えるってのは相当な財力だから、有名人じゃないかななんて」
「成程。すぐには出ないな。また分かれば連絡する」
「OK」
コウキはコンデンサをマジマジと見ているナオに合図し、店を出た。
「本当に大丈夫なんですか?」
ナオは店を出てすぐにコウキに尋ねた。
「大丈夫なんじゃない?」
そう言うコウキを信じるしかないナオはそう思いながら、車を渋谷へ向けて走らせた。
渋谷駅は普段以上に人で溢れかえっていた。
爆破事件の後を見たさに来る一般人並びに報道陣で渋谷駅は大混雑していた。
「全く、野次馬根性ってのは困るよな」
「はい・・・・・・」
人混みを搔き分けたコウキとナオは息を切らす。
「さ、行こうか」
コウキとナオは山手線ホームへと向かった。




