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探楽~探偵稼業は楽じゃない~  作者: 飛鳥 進
第四話-嫉妬

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嫉妬-29

 謎の女の正体はすぐに掴めた。


 被害者の修飾銅時の職場に勤める同僚の社員であった。


 名前は、鏡 幸。鏡は行方知れずで、無断欠勤していた。


「ビンゴですね」


 鏡の勤務先から出てきたナオの第一声はそれであった。


「そだねぇ~」


「でた。そだねぇ~」


「そだねぇ~」


「で、何が気になってるんですか?」


「え?分かる?」


「分かります。何が気になっているんですか?」


「うん。色々」


「色々?言ってください」


「え~」


 どうして、勿体ぶるのか、ナオはイライラする。


「あ、怒ってるでしょ?」


「はい」


「ま、良いや。行こう」


 コウキは先に歩き出し、ナオはそれに続く。


「どこ行くんですか?」


 ナオは車に乗るや否やコウキに行き先を尋ねる。


「うん。修飾さんの家へ」


「何で?」


「そこにいるかもだから」


「何でそう思うんですか?」


「理由は走りながらでも、良いから。車を出してよ!」


 コウキにそう言われたナオは車を発進させた。


「で、どういう事なんです」


「灯台下暗し。居ないと思える場所に居そうだろ?」


「それだけですか?もっと、根拠があるのかと」


「そんなものあるかい」


「全く・・・・・・」


 ナオはそのまま車を走らせ、修飾泰子の家へと向かった。


 家の前に着くと、一台のタクシーが停車していた。


 そして、家の中から修飾泰子と鏡幸が姿を現した。


「ウッソっ!」ナオは大慌てで車を降りて近づく。


 そのナオに気づいた修飾泰子は「逃げて!!」と鏡幸に逃げるよう促し、ナオの行く手を遮る。


「待ちなさいっ!!」ナオは泰子をどかそうとするが、泰子の抵抗にあう。


 鏡幸は必死で逃げるが、コウキに追いつかれ「はい。それまでよぉ~」と言って腕を掴み確保するのだった。

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