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最強

最強

それは最も強い者を指す。


では強いとは何か。

屈強な肉体を指すのか。

そんな屈強な肉体でも銃によって貫かれる。

もし銃が最強なのであれば銃を持った少年が最強になれる。

銃が最強なのでなければ核兵器を最強と仮定しよう。

核兵器の実質保有している者は大統領だ。

開発・作成しているのはその国の研究者になるだろう。

ではその者たちが最強に見えるか。

これも否だ。

では屈強な肉体を持ち、かつ核兵器を保有した者が最強なのか

そんな者だとしてもおそらく最強ではないだろう。

核兵器を使用される前に銃で倒してしまえばすぐだ。

核兵器を銃に置き換えても結果は同じだろう


では最強とは何か。

私が考えた最強は以下の事である。

最強とは自分の意思や願い、欲望を最も叶えることができる者である。

ここでいう力は多岐の力を指す。

腕力や知力、魅力や権力、経済力。

様々な力によって何かを達成させる者こそが強いのではないだろうか。


しかし、この理屈にも穴がある。

自分の意思や願い、欲望を最も叶える事ができる者が最強なのであれば

そう思っている人間が最強になってしまう。

つまり、何でも叶える事ができると本気で信じている想像力が豊か人間も最強になりえてしまうのだ。

そして、次はそういった力は永続的ではない

独裁者がいつかは失脚するように力も衰えてしまう。

よって永続的な最強は存在しないと言える。


では最強とは何なのか。

その答えを知ったとき、人は最強に一歩近づくのかもしれない


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