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7 てえてえ?

レベル、ステータスは基本空気


説明に必要だから書いている程度の意味合いです。


 その日は訓練が終わるとマーグスが現れ、生徒全員の頭を撫でていく。


 楽しそうに鑑定する彼の表情も、山田の鑑定になると渋面に変わった。


「相変わらずお主はレベル1じゃのう、一度解剖させてくれんか?」


 年寄りのギャグは、おもろないと思いつつも、すみませんと頭を下げる。




「本人も知らぬ重い疾患か、異世界人に関わる要因か。そういえばお主、初日に倒れて居ったな。何故じゃ?」


「恐らくストレス、精神的負担で体調を崩したんだと思います」


「精神的負担とな・・・なるほどのう、一度環境を変えてみるのも良いかも知れんな。お主、明日の外出に同行せい」


「外出ですか」


「うむ、周辺の整備と魔獣の間引きがあるのじゃが、お主も連れて行く事にしよう」


 マーグスから不穏な単語か飛び出し、これは好く無い流れと思いつつも黙って聞く事しか出来ない。


「精神に異常を来した者のレベルが、上がらぬ様になる事例もある。お主は心が弱そうじゃし、暫く外へ出して様子を見てみるかのう」


 勝手に話を纏めると、返事も聞かず去っていく、元より山田には発言権等なんてないのだが、話の流れが強引に過ぎた、まるでそのために来たかの様なスムーズな流れがそこには在った。




「なんで山田だけ、俺も行きたいぜ」


「外って山ん中だろ、行きたいか?」


「いや、町とか見れるんじゃないのか。異世界の町」


 話を聞いて居た生徒が羨ましそうに話し合ってるが、山田としては面倒な予感しかしないのだった。





「上手い事やったわね」


 食事をしていると現れた比沢麗香、最近彼女はちょくちょく食卓を共にし、山田へ情報情報と催促を行っている。


「別に、偶々そうなっただけだよ」


「偶然を結果へ繋げるのも才能よ」


 そう言いつつ、男の子なんだからもっと食べなさいと、緑の豆を山田の皿に移して来る。


 嫌いなんだがと思いつつも、口に運ぶと独特の風味が口に広がった。


「外で何が在るかは分からないけど、これは又とない機会なんだから無駄にしないでよ」


 そう言いつつ、でも食べ過ぎはダメねと、パスタの小皿を取り上げていく。


 取っといたのにと思いつつも、下手に逆らえないので黙って豆を食べ続ける。


 その後も近状の報告や、山田の情報を抜こうとする比沢の質問を適当に流しつつも食事は進んだ。




 いつも通り、先に食事を終えた彼女が席を立つと、山田の隣を通る際にその耳元に口を寄せてくる。


「渡したい物が有るから、後で訓練場に来て」


 そう囁きを残すと、彼女は友達の座るテーブルで食後の休憩を取り始めた。


 そのテーブルには、山田達の様子を顔を赤くして見ていた鳥羽田愛子と、笑顔で手振る佐伯彩芽の姿も有ったが、山田は無視してゆっくり食事を再開するのだった。





「ほら、これ持って行きなさい」


 一時間後、山田は訓練場で、比沢から二本のスプレー缶を渡されていた。


「これは?」


「痴漢撃退グッズよ、女の子なら誰でも持ってるでしょ」


 山田は手渡された女の子なら誰でも持つと言う、痴漢撃退グッズに目を落とす。


 それはズッシリ重く良く分からない外国語と、デカデカ描かれたクマとドクロのイラストが印象的だ。


「・・・ありがとう」


 比沢に付いては色々と諦めていた山田は、特に突っ込む事無く素直に受け取る事にする。


「お礼は情報でいいわ、外の事色々教えてね。・・・生きて帰れたら」


 わざわざ不吉な一言を言い残し、比沢は訓練場から姿を消した。





 比沢が去った後、時間をずらし訓練場を出た山田は通路で佐伯と出会う。


「こんばんは山田君、偶然だね」


「こんばんは」


 挨拶を交わし立ち去る山田。




「こんな所で何してるの? 訓練は終わったよね、さっき食堂に居たし」


 まわりこまれた。


「散歩してた、もう帰るから」


 無難な回答を返し立ち去る山田。




「くすくすくす、そっか散歩か。それってお散歩デートって事?」


 まわりこまれた、そして意味深な問い掛けが加わる、意味を考えていると佐伯がバツが悪そうに顔を伏せた。


「ごめんね、ホントは二人の事付けてたの。なんかあるなーって思って・・・山田君と麗香ちゃんて最近・・・仲良いよね」


 山田が黙って様子を伺っていると、意を決したように佐伯が顔を上げる。


「ねぇ・・・二人ってどういう関係なの?!」


「只の友達だと思うけど」


「ホントに? 山田君て麗香ちゃんに気が在るんじゃ・・・」


「無い」


 山田の返事に一瞬喜色を浮かべるが、直ぐに暗い表情でうつ向いてしまう。


「うそだよ、麗香ちゃん可愛いから・・・みんな好きになっちゃうもん」


「あれは無理、俺には無理」


 その心からの声に佐伯の表情から暗さが消える、しかし何処か困った様な、悩む様な表情で言葉を続けた。


「そ、そうなんだ・・・でも麗香ちゃんは、山田君の事・・・好きなのかも」


「ないと思います」


「そうか・・・だよね、だったらさ―――




 佐伯の手がゆっくり山田に伸びる、そのまま手は胸元から首、顔を素通りすると頭頂部に達すると、ガシッと頭を鷲掴みにする。


 そのまま力任せに引き寄せられると、至近距離から見上げる様に、ヤクザな目付きの佐伯が山田の目を覗き込んで来る。


「つまんねー勘違いして、麗香に妙なチョッカイ出しやがったらブッコロスぞ! お?」


 ブチブチに青筋を浮かべ、女の子がしてはイケない表情の佐伯が、ドスの利いた声で山田を脅す。


「麗香を欲情した目見やがって、目ん玉く抜かれてーのかよ。てめーなんかが憧れていい存在じゃねーんだよ。おい、何とか言えや童貞が。言ってる意味分かってんだろーな!」


「はい」


 髪の毛を掴まれガクガク頭を振られる山田が、そう素直に返すとピタリと動きを止め、無表情になった佐伯のその暗い暗い瞳孔がじっとりと山田の瞳を覗き込む。


「・・・・・・ホントに?」


「・・・・・・本当です」


 数秒か数分か、時間の流れが曖昧な時が流れ、ゆっくっりと俯いた佐伯が、その手を離し距離を取る。




 次に顔を上げた時、彼女は元通り元気な笑顔で微笑んでいた。


「うふふ、山田君が変な勘違いしてなくて良かった。偶に居るんだ、麗香ちゃんて僕のこと好きなんじゃって勘違いしちゃう人」


 握りこぶしを口元に当て、くふふふと笑みを漏らす彼女を見ていると、先程の件が夢の様に思えて来るが、その手に絡む山田の髪の毛が残酷な現実を突き付けて来る。


「麗香ちゃんが心配しちゃうからもう戻るね。じゃーね山田君、さっき言った事忘れちゃダメだよ」



 手を振りながら去っていく後姿を見ながら、山田の心は深い虚無を彷徨ってい居た。





 翌朝、皆が訓練に勤しむ傍ら、山田はマーグスと百人程の軽装備の騎士達に連れられ、城を後にしていた。


 城壁から一歩出ると、途端に大自然が押し寄せて来て、今歩いている道も正に獣道と言った様相だ。


 都市へと続く街道を想像していたが、田舎道もビックリな奥の細道で馬車処か荷車が通るかさえ怪しい。


 珍し気に周囲を見渡す山田の視線を勘違いしたのか、マーグスは荒れた庭を見られた家主の様に、言い訳する様な口調で説明してくる。


「整備には多く人手が必要でのう、ここを知る部外者は少ないほど良い。特に街道の整備は目立つわい」


 この城は古い遺跡を改修して使われていたが、クルーゼスの合理的な隠蔽法に基づき、改修や道の整備は最低限とされている。


 城に詰める騎士達はその不便さに不満も有ったが、合理性の一声で黙殺されていた。


 もっともクルーゼス自身は召喚を行いに年に一回、数日しか滞在しないが。





「さてお主には魔物を狩って貰う、と言っても騎士のお膳立てが有るから安心せい」


 山道を歩く事二日、開けた広場に辿り着くと、マーグスが狩の開始を宣言した。


 一部の騎士が荷物を広げ野営の準備を始めると、残りの大部分の騎士が調査や獲物を探しに周囲に散っていった。




 初日と違い大掛かりに設営された野営地で待機して居ると、何処とも無く笛の音が聞こえてくる。


「こっちだ、付いて来い」


 言われるまま騎士に続き、笛の音を辿り山中お進むと、騎士達が大きな犬を槍で突き刺し押さえ込んでいた。


「ガァルル!」


 何本もの槍で地面に縫い付けられ、血だらけになりながらも元気に暴れるハイエナの様な姿。


「こいつを使え」


 槍を渡された山田は、怖いので騎士達の隙間からハイエナの首に槍を突き刺す。


 ハイエナは一際大きく跳ねると、数回体を痙攣させ動かなくなる。


「どうじゃ、レベルは上がったか」


 マーグスの言葉にステータスを確認する。



 山田公二

 レベル 5


 身体 93

 敏捷 133

 魔力 47



(行き成りレベルが5になってる、魔獣うま過ぎるな。問題はレベルの報告だが・・・)


 比沢の暗黒王子論に触発された訳でも無いが山田自身、王子達が日本人である自分達と決定的にズレいる確信があった


(風呂やトイレの件だけでも、分かり合える気がしない)


 この状況で合成と言う手札を封印する事も、マーグス達を信用し全てを話す事も山田の選択肢には無い、故に。


「上がってませんね」


 山田はどう不審に思われても嘘を付き通し事にした。


(レベルが上がら無いからって殺される事もないだろ)



 そんな分り易いフラグを立てながら、山田の観察実験は続いていくのだった。





「だめです、上がりません」


「ふむ、ちとこっちゃ来い」


 日が傾く頃、本日最後の狩の後、マーグスは山田を呼び寄せると、その頭に手を添える。



 山田公二

 レベル 1



 結果はレベル1、山田の頭に手を置いたまま、マーグスが誰ともなく独り言ちる。


「結局一日中狩ってレベルアップせんとはのう」


 実際は「レベルアップ美味しいです」と山田はせっせとステータスを合成で強化しまくっているが、一切話すつもりは無かった。


「今日はこれまでじゃ」


 マーグスの言葉で、その日は拠点に戻って休むことになる。





 実験を始めて既に四日、間引きを兼ねた実験は続き、今日は最終予定日となる。


 連日の討伐の結果、周囲の魔物は減り続け、今では討伐の効率もかなり落ちて来ている。


 明日には此処を引き払う予定で有ったが、昼を過ぎても肝心の実験に結果が伴う事は無かった。




「何故上がらぬ、コレだけ倒して何故。やはり何か違いが有るに違いない、我々と異世界人の決定的な違いが」


「マーグス様、もう周囲に魔物の気配が有りません」


 お昼のために野営地に戻っていた、山田を含む少人数のグループは、スープを煮込む大鍋を囲み、疲れたように話していた。


 近衛騎士団数十人規模での魔獣討伐は、過剰な戦力でもって周囲から魔獣を一掃し、全員を動員して探索している今現在でも、その発見は困難となっていた。


 森の深くに入れば魔物も増えるが、深さに応じ魔物の力も比例する、陣形を組めず退路の確保も難しい山中での行動は危険が大きかった。




「これ以上続けても埒が明かぬか・・・もう良い、やれ」


 マーグスは長々考えて居たが、疲れた様に頭を振ると静かに呟いた。


 なにを?、と山田を思った瞬間には背後から首に紐が回されていた。


 空かさず左右の腕に別の騎士が一人ずつしがみ付いて、動きを封じ込めにかかる。


 被覆面積の少ない軽装備型の騎士鎧は騒音が少なく、忍び寄る気配に山田は気付けなかった。


「お主の死は無駄にはせんぞ、その死体さえもきちんと活用してやろう」


「ぐ、ぐふ、、、」


 背後から首を絞められ、両腕も押さえられた状況ではロクな反撃も出来ない。


(こいつら! まさかホントに殺しにかかるなんて!)


 本来なら詰み兼ねない状況だが、ここで事前の準備と、比沢との模擬戦の経験が活かされる事になる。




 完全に抑えたと確信していた両隣の騎士が、突然悲鳴を上げて蹲った。


 見ると彼らは両手で股間を押さえ苦しみ悶えている。



 ―――完全に密着した状態からの急所攻撃。



 かつて金的上等の比沢が、山田の度重なる舐めプに業を煮やし、恐ろしい暴挙にでた事があった。


 その日行われた模擬戦で最終的に彼女は、なんと素手で山田玉を握り潰しに来たのである。


 これには山田も本格的にあの女ヤバさに気付き、それ以降居残り訓練を止めると、全力で模擬戦自体を回避し続ける事になる。


 しかしこの恐ろしい経験は、咄嗟の窮地に於いて、彼を救う起死回生の一手に繋がった。




 ズボンのに中に手を入れてくるという、下品な攻撃を考慮していなかった騎士たちは、レジ袋に小分けされたクマスプレーをポケットに忍ばせていた、山田の反則攻撃で悶絶する事になった。


 苦しむ左右の騎士を尻目に、自由になった腕を背後に回し、熊スプレーの付着した手袋をそのままに、首を絞める騎士の顔面を掴む。


 顔を掴まれた騎士は一瞬不快に顔を歪ませた後、悲鳴を上げながら両手で顔を覆った。


「こいつは貰ってくぞ」


 拘束から開放された山田は、蹲る騎士の剣を奪うと自分の鞄へ走りだし、驚きから立ち直った騎士達が山田へ走る。




「往生際が悪い、何処までも面倒を掛ける気だ!」


 周囲の騎士達が取り押さえようと、動き出すもレベル1に油断し、素手で飛び掛かったその騎士達は手痛い反撃を被る。


「がぁ!」


「くそっ!俺の指が!」


「気を付けろ! さっきと動きが別人だぞ!」


 山田自身が殺されかけた所為か、人へ向けて刃物を振るう事に抵抗が無かった、咄嗟に振り回した剣は、騎士二人に手傷を負わせ、一人の頸動脈を切り裂くとその命を奪った。


(・・・特に罪悪感は感じない、それとも後から来るか)


 人命へ道徳については後回しとし、今はひたすら足を動かし続けた。




 この日の山田の幸運は、サンプルの質を求めたマーグスが、毒や大きな外傷を嫌った結果、不意打ちからの即死を免れた事と、山田に対する騎士達の絶対的な油断があった事であろう。


 その結果彼らは、山田に自らの悪意を悟られ、抵抗するための覚悟と時間を与えてしまっていた。


「油断し過ぎだ! 武器を持った以上切り捨てて構わん。よろしいですな」


 騎士隊長がマーグスに言葉を掛けると、出来るだけ傷の無い状態で手に入れたかった老人も、苦い顔で頷いた。




 鞄の下に辿りついた山田は、中から荷物を取り出すと、周囲を囲む騎士達に次々と投げつけていく。


 水筒やら雑誌やらが飛び交うが、騎士達は慌てる事無く剣や防具に当てて弾いていく。


「物を投げるなど、苦し紛れの悪足掻きにすぎん。落ち着いて対処しろ」


「それよりデーロがやられたぞ」


「今は踏み込むな、分散している人員が戻るまで待て」


「焦らずそのまま包囲する事を優先しろ!」




 騎士達は山田の変化を警戒し、距離を取りつつ全員で周囲を固めにかかる。


 数分もすれば、警戒や索敵のため分散していた大多数の騎士達も、包囲に加わるだろう。


 それでも山田は鞄から荷物を取り出し、騎士達に投げ続ける。


(見つけた)


 破損を恐れて衣類の奥に隠していた、クマ印のスプレー缶を取り出すと、山田は手元が狂ったと見せかけ、大きな口を開け巨大な鍋を温めている竈の炎に投げ込んだ。


 次第に増えていく騎士達を警戒しながら、残ったもう一本も探し出すと、ゆっくり竈から遠ざかっていく。



 バーーーーーーン!



 睨み合う事しばし、予想以上に早く竈が爆発し、火の粉や粉塵が辺りに舞い上がった。


「ごほ、ごほ、なんて煙だ」


「くそ、目が」


「慌てるな!小細工にすぎん。目にゴミが入った者は下がれ。今は仕掛けず包囲の維持を心掛けろ!」


 騎士達は舞い上がった粉塵が晴れるのを待ち、確実に山田を始末するために逃亡を防ぐ事に神経を割いた。


 出払っている騎士達が戻れば、山田の逃亡は絶望的になる。


「なんだ、ひりひりするな」


「いたた、目が急に痛く」


「があ、なんだ、これは!目が!目が!」


 そんな中、粉塵は収まって来たと言うのに、逆に痛みを訴える者が増えだしていく。


 皮膚の痛みを訴える者も居るが、特に目の痛みを訴える者が多い。


 その内焚火の周辺に居た多くの騎士が、目に耐えられない痛みを感じ、その場は騒然とした様相を呈していく。



 昨今流行のクマ印の痴漢撃退グッズは、自然には優しいが人間には、すこぶる厳しかった。

クマ用携帯化学兵器。やばい。



左右の腕に別の騎士が一人ずつしがみ付いて、動きを封じ込めにかかる。


結果。


山田のポケット ― 山田のてのひら ― 騎士のてぃんこ、が密着しちゃう、惨劇まったなし。


なお山中で開放的になった騎士達は、露出の高いセクシーな装いだった模様。


フルプレートなら防げた悲劇であった。

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