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フクシマ、中間貯蔵施設

作者:げのむ
『フクシマ、中間貯蔵施設』

 未曽有の事件。二0一一年に起きた、福島第一原子力発電所での原子力事故。この事故の対処のために、福島県の大熊町と双葉町に建設中の中間貯蔵施設の建設現場に、加部浩という男がやってくる。
 加部の目的は、放射性廃棄物の問題をどうすれば軽減できるか、だった。
 だが最初に訪れた中間貯蔵施設の工事現場で、加部は協力してくれるはずだった早坂青子の怒りをかってしまい、彼女にぶん殴られて失神する。
「中間貯蔵施設は、一時的に廃棄物をしまっておく場所だ。将来的には、よそに移動させる。なのに、お前は、なにも理解していないじゃないかっ!」
「ぐえっ。どういうことっ?」
 翌日から始まった視察でも、加部と青子の不仲は改善されない。双葉町にある稼働を始めている中間貯蔵施設の視察中に、二人はまた大ゲンカをやらかす。翌日の視察に青子は姿を現さない。かわりに視察に同行したのは、中間貯蔵施設の広報担当者だった。
 双葉町の中間貯蔵施設の視察を始めた加部だったが、広報担当者に放射性廃棄物である焼却灰が大量にしまってある貯蔵施設に閉じ込められてしまう。
 放射性廃棄物を悪用したテロの可能性までも生じてしまい、加部は、絶体絶命のピンチに立たされることになる。


 
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