プロローグ-01-
初作品になります!
誤字脱字あればご報告いただけると幸いです!
「ここは一体どこなのよーっ!!!」
気がついたら大きなベッド(天蓋付き)の上で眠ってるってなにごと?
いや、私のベッドはこんな大きくないし、毛布とかの肌ざわりも永遠に触っていたいぐらい全然違う。
てか、なんなのこの煌びやかな部屋は・・・。
学生の頃の社会の授業で見た中世ヨーロッパの挿絵的なのにかなり似てる。
「ちょっと落ち着こう。
もしかしたら、どこかのホテルかもしれないし・・・」
窓から日が差してるから外の景色も見えるはずだし、外を見たら何処にいるかわかるはず。
ベッドから降りて絨毯(すごいふかふかなんですけど・・・。)を歩き、近くの窓から外を見た。
「は?」
窓から見えた景色は、私が知っている日本とは程遠く、どちらかというとこれまた中世ヨーロッパ的な建物が多くあった。
「いや、百歩、千歩、一万歩譲って日本じゃない所に密入国したとして、人が箒に乗って空飛んでるとか何?
え、何かの撮影?それとも、かの有名な魔法学校の世界なの?」
全く理解できない。
「えーっと、とりあえず私が覚えてる事を思い出そう。
そうしないと何も始まらない気がする。」
そう言ってまたベッドの上に戻った。
「よし、同じ体勢で寝てるフリをしてたら誰か来てもバレないはず!」
(もし、誰か来て起きてることがわかった途端ここから追い出されでもしたら、どうしていいか分からないし、状況確認しないと・・・)