表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Psychopath Sadist  作者: うーまる
1/1

俺は

ViBも諦めたわけではないですが新たに書き散らしたいものができたので書いていきます。

お腹すきました。

世の中への恨み。

俺は恨んだ。

自由に咲く花や木々や空は働かなくてもいいのになぜ人は働く?

働いた後に残るものは金だが、それを手にしたところで何がある?

欲しいものは買える。

もしかしたら人も買えるかもしれない。

でも心からの楽しみや繋がりや愛は決して買うことはできない。

なのにどうして稼ぐ必要がある?

なのにどうして仲良しこよしで機嫌を取り合わなければならない?

生きるための生命線?

火を興せて、魚を釣れて、狩りができて、家を作れれば金なんていらない。

そう。

作れればの話。

俺にはそういったノウハウも知識もない。

理想だけの頭の中だけのチート廃人だ。

いつでも何でもできると甘ったれてなにもしない。

だって、何時でもできるんだ。

なら今は疲れないように楽しむのがいい。

それが俺の全てで考えだ。

だから三十路近くまで生きているのに仕事が決まらずフラフラしている。

ニート等と呼ばれようとも毛ほども痛くない。

欲しいものばかりが溢れ返り、いらない生き方のノウハウだけが降り積もった。


派遣社員として寮を借りながらすべて会社に金を出させなんとか頑張って仕事をこなしてある程度の金を稼ぐ。

その金はパチンコやケータイゲームに費やされる。

支払っていない税金だけが日に日に増えていく。

'住む'と言うだけで金をもぎ取られる。

それはなかなか耐えがたいもので、なかなか生き辛いものだ。

死ぬこともできず、この世の成り立ちに従い生きることもできない。

モチベーションが上がらず灰のように風で吹き飛ばされそして舞い上がり煙たがられる。

がむしゃらに頑張ったあげく手にいれた一時の"安心"にすがり、そして堕落していく俺の心を知っている俺自身が行動を許さない。

縛り上げられた鋼鉄の鎖は、俺をこの地にしっかりと結びつけ、消して壊れることのない岩となり暗闇の世界に置き去りにされている。


フラフラと酒を煽りながら適当に休む文句を考えつつ深夜の公園を彷徨く。

回りのマンションは静かで街頭と月明かりが同じくらいの強さで光っている。

毎日のうだる暑さも消えた静寂な夜。

誰もいない静かな夜。

気持ちよく酔える静かな一時。

誇り?

そんなものは捨てた。

子供の見本?

そんなの他所でやれ。

俺は俺として自由に生きる。

そして躊躇いもなく気分で休む。

そして楽しいことばかりをして自由気ままに生きる。

世界の型から大きくズレた俺の"カタチ"は留まることなく形を変え、どの型にも嵌まれない、嵌まりたいのに嵌まれない人生不適合者としてずっとさ迷うのだろう。

読んでいただきありがとうございます。

ごはん食べたいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ