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超人ハック  作者: シクル
3/12

第三話「蝶は夜に舞う」

 拓夫が蝶を飼っていたのは、小学三年生くらいの時のことだった。

 夏休みの自由研究の課題として、拓夫は学校で見つけたアゲハチョウの幼虫を飼育した。最初は気持ちの悪い芋虫だと思っていたが少しずつ愛着が沸いてきて、蛹になる頃には名前までつけてかわいがっていた。

 無事に羽化する瞬間を目撃した時、拓夫は興奮していた。硬い殻を綺麗に破り、少しずつ、少しずつ這い出してくる。まだ折れ曲がったままの羽を少しだけ広げて殻から出てくるアゲハチョウを見て、拓夫は声を上げてはしゃいだ。

 そうして育った成虫を逃した一ヶ月程後、拓夫は家の玄関先で一匹のアゲハチョウが地面に倒れているのを見つける。そのアゲハチョウは拓夫が飼っていたアゲハチョウとよく似た模様の羽をしていたが、同じアゲハチョウかどうかまではわからなかった。

 弱りきっているように見えるアゲハチョウは、羽と足をピクピクさせながらもがいていた。拓夫はしゃがみ込んでそれをジッと見つめて、何も言わずに何度も頑張れと心で唱えた。

 けれどもアゲハチョウの動きは弱々しくなるばかりで、少しずつ足が丸まっていく。

 羽化する時と、逆に見えた。

 少しずつ、少しずつ動かなくなっていく。

 広げたままの羽を寝かせて、次第に動かなくなっていく。

 そのアゲハチョウが、拓夫の飼っていたアゲハチョウだったかどうかはわからない。わからなかったけれど、何だか無性にやり切れなくなって、拓夫は静かに涙した。

 何もしてやれなかったことが悲しいのか、ただ死んだことが悲しいのか、その時は判別も出来なかったけれど。


 今でも、たまに少しだけ思い出す。










「つまんない用事だったら帰るわよ」

 そう悪態を吐きながらも、凛桜は拓夫に連れられて休日の昼下がりに一件の喫茶店の中へと入っていく。

「そ、その時はほら……俺、なんか奢るからさ、い、一応ちゃんと聞いてやってよ……」

「しょーがないわねぇ」

 渋々凛桜が承諾したのを見て、拓夫は安堵の溜息を吐く。凛桜に奢る、なんて言えばどんなものを頼まれるのかわからなくて少し怖かったが、ひとまず拓夫の目的は半分程果たされた。


 事の起こりは数日前、拓夫がオタク友達の大谷由紀夫から連絡を受けたことだ。どうも由紀夫は今悩んでいることがあるらしく、出来れば女性の意見が聞きたい、というのだ。そんなことを言われても困る、と答えたのだが、由紀夫は最初から凛桜のことを当てにしているらしく、結局拓夫は凛桜に頭を下げることになったのだ。

 恐らく由紀夫は凛桜のことを拓夫の幼馴染、ということくらいしか知らないのだろう。拓夫からすれば凛桜は不発弾みたいなもので、少し取り扱いを間違えればすぐに起爆してしまうような存在だ。そもそも頼んでも聞いてくれるか怪しかったのだが、その週の休日、つまり今日がたまたま凛桜に何も予定がなかったようで渋々承諾してくれたのである。

 ちなみに凛桜が不発弾、というのは拓夫の主観で、実際はもう少し落ち着いた性格ではあるのだが。


「あ、向こうの席だって。もう来てるみたいだよ」

 携帯にメッセージが来たのを確認してから顔を上げると、奥の方の席でこちらへ手を振っている由紀夫の姿が見える。拓夫はすぐに手を振り返すと、凛桜を連れて由紀夫の元へ向かった。

「あ、秋場君、ほ、本当に連れてきてくれたんだね……! う、ううう……う、卯月さん、ありがとうございます……」

 由紀夫は、拓夫と凛桜を見るとドモりながらそう言って頭を下げる。ややボサボサ気味の頭に、チェック柄のシャツ、履きつぶしたジーパンと言った出で立ちの由紀夫は、テーブルの上にアニメキャラのストラップのついた携帯を置いている。おどおどした様子やストラップ、雰囲気のせいで一般的にイメージされるオタクの典型例……と言った感じの少年である。

 ちなみに拓夫も放っておけばこんな感じになりかねなかったのだが、実は拓夫のファッションやら何やらはたまに凛桜がプロデュースしており、由紀夫に比べるとオタク感は薄い。何でも、偶然一緒に歩いているところを見られても凛桜がある程度恥ずかしくないように、とのことらしい。

「さ、凛桜、座ってよ」

 由紀夫を見てしばし硬直する凛桜を促して座らせると、拓夫も凛桜の隣へ座る。

「えーっと、大谷君だっけ? 卯月凛桜よ、改めてよろしく」

 そう言って律儀に頭を下げる凛桜を見て、拓夫は目を丸くする。拓夫が凛桜に由紀夫のような挙動で声をかければ「ハッキリ喋りなさいよクソオタク」と、どつかんばかりの勢いで怒鳴ってくるのだ。

 そんな拓夫に見向きもしないまま、凛桜は拓夫と由紀夫の要望を聞いてから三人分の注文を店員に伝えてから、再び由紀夫の方へ視線を向けた。

「それで、私に話って?」

「そ、それが……あの……」

 口ごもる由紀夫を見て、拓夫はまずい、と気を張ったが凛桜は苛立つ様子も見せずに由紀夫の言葉を待つ。

 そんな様子に拓夫が眉をへの字に曲げていると、数十秒後に由紀夫が意を決して言葉を吐き出す。

「ぼ、ぼぼぼ僕、こ、恋をっ……してしまったんです!」

「へ?」

 間の抜けた声を出したのも、持っていたプラスチックのコップを取り落としてお冷を盛大にこぼしたのも拓夫だった。



 由紀夫の初恋の相手は、町にあるとある花屋に現れる少女で、名前も知らない、話したこともない少女とのことだった。

 数日前、由紀夫が買い物の帰りに何気なく通りすがった花屋で、その少女は店先に並んだ花をジッと見つめていた。その瞬間に由紀夫は一目惚れしてしまったらしく、それ以来由紀夫はその花屋へ通うようになっていた。

「……ふぅん、それがその少女ね」

 喫茶店を出た後、花屋から道路を挟んだ向こう側で、拓夫達は花屋で花を見つめる少女を遠巻きに見ていた。

 ボブカットのかわいらしい少女で、パステルカラーのブラウスとスカートがよく似合っている。何だか今にも風に吹かれて消えてしまいそうな儚げな少女で、どこかボーっとしているようにも見える。

「は、はい……。か、彼女、このくらいの時間にいつも現れるんです」

「え、いつもいるの?」

 そう問うたのは凛桜ではなく拓夫だ。由紀夫はそれに頷いて答えると、そのまま言葉を続ける。

「日によってばらつきはあるけど、だ、大体いるみたい、だよ……」

 ストーカーだ、と言いかけた言葉を拓夫はとりあえず飲み込んだ。

「ストーカーじゃないそれ」

「り、凛桜!」

 拓夫の飲み込んだ言葉をピシャリと口にして、凛桜は呆れたように溜息を吐く。

「そ、そう思われても……仕方ない、ですよね……。ぼ、僕、話しかける勇気がな、なくて……でも、会いたい、から……いつもこの花屋の近く、通っちゃうん……です」

「そ。まあストーキング出来るくらい好きなら協力してあげるわよ」

 あっさりと凛桜が答えると、由紀夫は隣で表情をパッと明るくする。その隣では、拓夫が幽霊でも見るかのような顔で凛桜を見ていた。

「り、凛桜!? ほんとに!?」

「何よアンタ達が頼んだんでしょーが!」

 それもそうだったが、拓夫にとって凛桜は触れば爆発する不発弾だ。赤の他人で、それも普段凛桜が馬鹿にしているオタクの頼みなんて聞くはずがない、拓夫はそんな風に考えていた。そのため、凛桜がこんなにあっさりと由紀夫に協力することにはひどく驚いてしまう。

「い、いいい良いんですか! お、お願いします!」

「だから頼んどいて驚くなっつーのよ。とりあえず、全身どうにかしないとね」

 由紀夫の頭からつま先までを順番に見つつ、凛桜は息を吐きながらそう言った。





 出費は大体二万円程だろうか。これでも凛桜的にはかなり抑えた方で、買い物と散髪を終えた夕方頃には由紀夫はまるで別人のような姿になっていた。

 オタクっぽかった服装は町を歩く最近の若者、と言った感じになり、ボサボサだった頭も綺麗にカットした上に整髪剤で整えられている。もう少し予算があれば……と凛桜は少々ぼやいてはいたが、素材が悪くなかったのかすっかり由紀夫はイケメンの仲間入りである。

「こ、これが僕か……!」

 高揚した様子で、アパレルショップの姿見を見る由紀夫を、凛桜は少し満足気に、拓夫は混乱した様子で遠巻きに見ていた。

「ま、あの素材ならこのくらいにはなるでしょ。我ながら予算内で考え得る最善のプロデュースだったわ」

 心なし、拓夫がやってもらった時よりも気合が入っているように見えて、拓夫は少しムッとする。拓夫には悪態を吐くことが多い癖に、由紀夫に対しては穏やかな上にかなり協力的なのが拓夫としてはちょっと気に入らなかった。

「……何でこんなに協力的なのさ」

 ちょっと不貞腐れて拓夫が言うと、凛桜はまあ、と短く呟いてから語を継いだ。

「アンタの頼みだしね」

「え?」

「こないだ、化物の事件があった時に来てたでしょ」

 凛桜のその言葉に、拓夫はビクッと肩をびくつかせる。

「意識、あったの……?」

「朦朧としてたから、アンタの声が聞こえてすぐ落ちちゃったけど。どーせアンタのことだからぶっ飛ばされて警察に助けてもらったんだろーけどさ」

 拓夫は、あの事件のことは凛桜とはほとんど話していない。グリッチを倒した後、拓夫はすぐに凛桜の安否を確認しに行ったが、その時には既に警察へ保護された後だった。大きな怪我はなかったため、すぐに家に戻ってきた凛桜を見舞いには行ったが、その時凛桜はそんな話を少しもしなかったのだ。

「何にも助けられちゃいないかもだけど、まあ感謝くらいはしてるわよ」

「凛桜……」

 何だか胸が熱くなって、拓夫は胸元を抑える。あの時拓夫は、確かに凛桜のために戦った。けれど、お礼を言われたいとか、認められたいだとかそんな思いはなかった。それに今はもう、そんなことを考えている場合じゃない、放っておけば誰かが傷つくから戦うと、そう決めたのだ。しかしそれでも、感謝されてしまうとこんなにも胸が温かい。

「ま、これでチャラね。アンタに直接なんかしてやったわけじゃないのはあたしもどーかと思うから、今度ハンバーグでもコロッケでも何でも作ってやるわよ」

 少し照れ臭そうに顔をそむけてそう言う凛桜に、拓夫はありがとう、と短く告げる。何だかどうしようもなく気分が高揚して、拓夫が少しそわそわしていると不意にその右腕にハックドライバーが出現した。

『拓夫』

「わーーー!」

「何騒いでんのよ」

 凛桜が振り向くと同時に拓夫は慌てて右腕を背中の後ろに隠す。凛桜は訝しげな表情をしていたが、拓夫は何でもないと繰り返しながら凛桜から離れていく。

「ご、ごめん、俺、ちょっと用事が!」

「は? まあ良いけど……。どうせもう帰るだけだし」

「う、うん、それじゃあまた! お、大谷君も!」

 困惑する由紀夫へ適当に挨拶すると、拓夫は急いで店の外へと走った。





 トンボの姿をしたグリッチとの戦いから数日間、特に事件がなかったため、マクレガーからの連絡もほとんどなかった。そのため、拓夫自身半分くらい忘れて日常生活を送っていたせいで急な連絡には心底驚いた。

 会って話がしたいから家まで来てくれ、と言われた拓夫はすぐにバイクを飛ばしてマクレガーの家へと向かう。店を出た時点でもう外は薄暗く、マクレガーの家へ着く頃にはすっかり夜になっていた。

「マック! 急にドライバーに連絡しないで携帯の方に連絡してってアレほど……」

 マクレガー宅のドアを開け、やや怒鳴るように言う拓夫だったが奥から現れた人影を見て言葉を途中で止めてしまう。

「いやすまない。少しハイになっていたので配慮が足りなかった」

 そこにいたのは、マクレガーと同じ顔をした精悍な男だった。白衣を着ているが身体つきは逞しくガッチリとしている。

「身体の復元が終わったんだよ! 見ろ! 私の手足だ!」

「……はい?」

 嬉しそうに手足を振るその男を見つつ、拓夫は理解が追いつかないままキョトンとしていた。



 相変わらず詳細は話してもらえなかったが、とりあえずマクレガーの首から下が復活した、ということだけはわかった。精巧な機械か何かなのかとも聞いたが、マクレガーは結局ぼかしてしまって話してくれなかった。

 やや不服な表情の拓夫ではあったが、とにかく身体が復活したのを見せたかった、とはしゃぐマクレガーと共に食卓でドクターペッパーを飲む。

「で、結局いつになったら教えてくれるのさ」

「……そうだな。まあ、近い内に。それよりどうだ、私の身体は! これなら信用出来るだろう!」

「うーん、理由もわからないまま復活されても生首の時より不信感が募るかな……」

「一理ある」

 自覚はあるらしい。

 とは言え、これでマクレガーは外出出来るようになるし、拓夫としても生首と話すよりは落ち着く。

「……というか、結局グリッチって何なんだよ」

 最初に会った時に聞きそびれ、そのまま聞くタイミングを失っていたがそもそもグリッチが何者なのかがわからない。何故人を襲うのかも、どうやって発生するのかも不明なのだ。

「……」

 拓夫の問いに、マクレガーしばらく言い淀み、やがて首を左右に振る。

「それについては現在調査中だ。すまない」

「そっか……まあ、わかったら教えてよ。とにかく倒さないとまずいことに間違いはないんだろ?」

 ペットボトルのドクターペッパーを飲み干しつつ拓夫がそう確認すると、マクレガーはああ、とだけ短く答えた。

「マック、とりあえずそれだけなら今日はもう帰るよ。明日学校だし」

「うむ、というか急に呼び出して正直すまなかったと思っている」

 少しだけ申し訳なさそうにそう言ったマクレガーに別にいいよ、と答えると、拓夫は席を立つ。するとそれと同時に、別の部屋から甲高い……警報のような音が鳴り響く。

 それを聞いた途端マクレガーは目の色を変えて食卓を飛び出して行った。

「マック!?」

 それから十秒と経たない内に、拓夫の右腕にハックドライバーが出現し、ひどく焦った様子でマクレガーはドライバー越しに拓夫に呼びかける。

『グリッチだ! ナビゲートは私がする、君はすぐに現場へ向かってくれ』

「え、ほ、ほんとに!? わ、わかったすぐ行くよ!」

 突然の事態に慌てながらも、拓夫はすぐにマクレガー宅を出てバイクへ跨った。





 マクレガーのナビゲートを受けて、拓夫が向かった場所は奇しくも由紀夫の言っていた少女の現れる花屋の近くだった。

 既に店は閉まっており、人通りも少ない。道中でハックになったせいで道路を走る車の運転手の視線が気になるが、そんなことを気にしている場合ではなかった。

「……いた!」

 少し乱暴に歩道へラピッドハッカーを駐車させ、ハックは花屋の前で佇むグリッチの元へ駆けていく。

 そのグリッチは、闇の中でも目立つような白い身体をしていた。細長い頭と触覚を持ち、背中にはたたまれた大きな羽根があるのが見える。黒くて丸い複眼と、口元にある細いストローのようなものから、ハックはそのグリッチに蝶を連想した。

「おりゃあ!」

 ハックはグリッチに接近するやいなや、その場で思い切り殴り掛かる。突然殴られてたたらを踏んだグリッチは、どこか戸惑うような動作でハックから後退っていく。

 そんなグリッチに対して、ハックは容赦なく右足で蹴りを叩き込む。ダメージを与えた、という確かな感触が足を通じて伝わってきて、ハックはこのまま押し切れる、と確信した。

 勢いづくハックだったが、グリッチの方は反撃するどころかハックから距離を取るばかりだ。何度かハックの攻撃を避けたりもしたが、ハックの繰り出す拳のほとんどがグリッチに命中している。

「い、いける! こ、このままやっつけてやる!」

 グリッチが弱ってきたのを見、ハックは少し吃りながらそう言って、ハックドライバーを操作する。

『Program Break!』

 電子音声と共に、ドライバーからハックの右足へエネルギーが充填される。ハックは雄叫びを上げながらグリッチ目掛けて跳び上がると、一気にその右足をグリッチへ突き出した。

「――――ッ!?」

 しかし、ハックの右足から伸びたコードはグリッチへは当たらなかった。ハックが跳躍した段階で、グリッチは白い羽根を広げてその場から飛び去ってしまっていたのだ。

「ま、またこのパターンかよ!」

 やや苛立った様子で声を上げ、ハックはラピッドハッカーの元へ駆け寄ると、ジェットハッカーへ変形させて飛び去ったグリッチを追う。しかしいつの間にかグリッチは空からも姿を消してしまっており、結局見つけ出すことは出来なかった。

「……ごめんマック、逃げられた……」

『仕方がない。グリッチも今は姿を隠しているようだし、追跡は諦めた方が良いだろうな』

 適当に人目のつかない場所に着地すると、ハックは拓夫の姿へ戻るとグリッチの消え去った夜空を見上げる。

「……あのグリッチ、何で反撃してこなかったんだ……?」

 グリッチの挙動にそんな引っ掛かりを残したまま、拓夫はそのまま自宅へと戻っていった。


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