第30話:攻略サイトの頼り過ぎには注意しましょう
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第30話:攻略サイトの頼り過ぎには注意しましょう
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「わああぁぁ!竜が吼えたぞぉ!!」
「シニタクナーイ!!」
あんまり騒がれるもんだから流石に申し訳なくなって村人達に謝ると、結構時間は掛かったものの分かってくれたのか大人しくなった。
「トマトちゃん、これでここの用事は終わった感じかな?」
「ああ。もう夕方に差し掛かっている、今日はボルーナの街に戻って休んだ方がいいのかもしれないな」
俺達は荷物をまとめた錬さんと一緒にボルーナの街へ一度戻る。余ったアダマントはかなりの量だったけど、進化して上昇した[ブースター]のレベルとATK、AGIのお陰で運ぶ分には全く問題無くなっていた。
あとその[ブースター]なんだけど、出力が大幅に上昇したお陰でなんと空を余裕で飛べるようにまでなっていた。これでザップ達と並んで飛べるぞ!実際、ちょっと前まで移動は地べただったから劣等感も無かったわけじゃなかったしな。
そして次の日。朝になってこれからの方針を相談するべく、大きすぎて街の中に入れない俺達竜王組は門の前に待機する。まぶしい朝日が逆光になって姿が全く見えないけど、ローズ達が門を通って外に出てきた。
「さて、これからの計画についてなんだけど…その前に」
ローズがリザードマン兄妹、セクとサキに向き直る。二人は少し困った様子でローズを見つめるが…?
「セク、それにサキ。二人には申し訳ないけど、形式上ではあれど少しの間『奴隷』を演じてくれないかい?」
「ちょ、ローズ!それってどういう――」
「それについては私が説明しよう」
ルイスが兄妹の隣に歩み寄りサキちゃんの頭をぽんと撫でる。サキちゃんはちょっとくすぐったそうだ。
「元々私は『伯爵領の労働力不足を解消すべくリザードマンの集落から奴隷を調達する』という仕事を請け負っていた。流石にこのまま手ぶらで帰ってはこれからの生活にも支障を来してしまう…だが心配するな、あくまで形式上だ。それからの生活については父が説明してくれる」
ルイスの父、ベックスがセクの肩を優しく叩く。なんとなく予想できたぞ、多分アレだな。
「ええと、ル――いや、トマトの父だ。実は僕も一緒にリバース新興国へ帰らせて貰おうと思っていてね、国から出た経緯がちょっと面倒だから皆に混じって帰らせて貰おうと…っと、本題だったね。さっきアダマントを大量に入手出来たから、リバース新興国に帰った後は以前の自宅…兼工房って言うのかな?そこに戻って研究を再開する予定なんだ。けど流石に大量の試料を一人で扱うのには限界があるから人手が必要になるんだけど…」
やっぱりな、ルイスの都合と俺たちのこれからの旅のことを考えれば及第点といった所だろうか。
「セク、それにサキちゃんだったね。僕の工房で一緒に働いてくれないかい?他の国の奴らみたいに酷い扱いはしない、約束しよう」
二人はちょっと迷った様子だったけど、すぐに首を縦に振ってくれた。仮に酷い扱いをしたとしてもその時は俺が黙っちゃいないんだけどな。
「アルさんの助けになってくれたんです、悪い人間では無い事はよく分かりました。サキ、いいよね?」
サキちゃんはこくこくと頷き、ベックスに向けてお辞儀もした。よし、これで決定だ。
「うっし、んじゃ早速リバース新興国に出発しようぜ!ちなみにローズ、ここからリバース新興国に向けてはどれくらい距離があるんだ?」
「えーと…ここから200km程離れた所にアルカンの街があるんだけどさ」
「アルカンの街ならすでに伯爵領に入っている。そこからなら伯爵の屋敷の場所も私達の暮らしていた家の場所も分かるだろう」
ザップの上にはセクサキ兄妹に黒ちゃん、フローラの上にはルイスとベックスと白ちゃん。んで、俺の上にはローズとイフ、それにテレジアが乗る形となった。
アルカンの街に向かっている間は至極平和で、カラス一匹襲ってくることは無かった。そりゃあ竜王クラス3体が並んで空飛んでたら誰もちょっかいかける気にはならないだろうよ…
そのまま4時間程経って俺達は何事も無くアルカンの街に到着した。ここでルイス親子とセクサキ兄妹、それに黒ちゃんが付いたグループとローズとイフ、テレジアに白ちゃんが付いたグループに分かれて情報収集を行うことにした。当然、大きすぎて街に入れば大騒ぎ必至の竜王組は門の外で待機な訳で…寂しいなぁ。
一応連絡役にムートン達を付けといたから状況は逐一報告してもらうからいいんだけどね。
さて…まとまった時間が出来たわけだし、改めて自身のスペックをチェックしてみよう。
一通り自分の身体をチェックしていると、俺の胸の中心部、コクピットの扉とミサイルランチャーの扉との境界にある…何て言うのかな?真っ赤なコアみたいな物がついているのに気が付いた。コレに似た物が首元にも対称的に2個付いている…結構目立つけどコレって何かあるのかな?
『アルさん、それはアルさんが持っている魔法スキルの媒体となるものです。試しに[光魔法]を発動してみてください』
ひとまず言われた通りに[光魔法]を軽く発動してみると、コアが発光して前方を照らす。
「結構目立つので気にはなってたけど…光るんだネ、そこ」
ザップとフローラが俺に気付いたのか興味深そうに近付いてきた。コアに意識を集中させていくと光の方向や色、それに形も若干変えられる様になった事に気が付いたので、これなら何かを映し出すことが出来るんじゃないかと模索する。ふと、意識しているコアの中にひとつの形が見つかった。
試しにそれを意識しながら[光魔法]の発光を操作していくと…
「えっ!?これって…火竜王ですか!?」
「やっぱりそうだったか」
「やっぱりって?どういう事なのサ?」
【称号:プロジェクターを入手しました】
さっき俺のコアの中に浮かんできたイメージ…赤い鱗に赤い甲殻、強靭な両脚で雄雄しく立っているその姿。あれはまさしくブーちゃんの姿だった。ただの思い出なんてものじゃない、最初から身体が覚えている程のレベルではっきりと浮かんだその姿を、3つのコアから[光魔法]で投影し立体映像を作った訳だ。
「確証は無いんだけど――ザップ達はブーちゃんが遺した卵を憶えているか?」
「アルさんが今も保管している筈ですよね?」
「ああ、そのはずだったんだが…俺の身体、どこをチェックしても卵らしいものは見当たらなかった。けど何故か、コアからブーちゃんのイメージが湧いてきたんだ」
そこまで言ってフローラは察したらしい。「ああ、それで…」と何か納得した様子で頷く。
「それでコアの色が燃えるような赤色なのかもしれないですね。火竜王さんが残した卵が、今はアルさんのコアになった…という事でしょう?」
「あくまで個人的な見解ではあるけどな」
「へぇ…変わった事もあるもんだネ」
そのまま誰も一言も言わず、なんか空気がちょっと湿っぽくなったので引き続きコアのスペック検証を続けていこう。…と、ここで白ちゃんから連絡が入った。
「(団長!大変です!)」
「(お?どうした、白ちゃん?)」
「(ローズさん達が宿屋で門前払いされてしまいました!なんでも魔物連れは怪しいとか何とか…)」
流石にそれは不味いな、ここで面倒事を大きくしてしまうとルイスの上司…ホワイトティンバー伯、だったか?そいつからの印象も悪くなってしまう!
「(白ちゃん、お前なら[光魔法]を何とか応用して映像を投影できる筈だ。今からイメージ流すからそれを近くの壁なり何なりに映してくれ)」
「(は、はい!)」
俺はルイスのイメージを白ちゃんに届けると、どうやら宿屋側もルイスを知っていたらしくローズが彼女の知人だと伝えると中に入れてくれた。――あれ?今普通にやってたけど…イメージを送信できた!?
「(ちょっ、白ちゃん!今俺のイメージちゃんと伝わったか!?)」
「(は…はい、ルイスさんの姿が伝わりましたけど…)」
「(なら白ちゃんが俺に向かって今見ている光景を送信できるかもしれない、ちょっと試してみてくれないか?)」
しばらくするとやはり予想通り白ちゃんの見ているであろう光景が伝わってきたので、それをコアから投影してみる。
「っしゃぁ、成功だ!」
「どこでしょう…見た感じ、どこかの建物の中のようですけど?」
「アルはここ、知ってるのかな?」
「おそらく今ローズ達がいるのは宿屋だろうな、さっき白ちゃんから連絡があって一悶着あったらしいけど無事に解決出来たよ」
リアルタイムで映し出される白ちゃんの視界が立体映像となって浮かんでいる。なんかこういうの見ると近未来って感じがするな。
「よし、ついでに黒ちゃんの様子も映してみるか!(黒ちゃん、聞こえていたか?白ちゃんと同じように今の景色のイメージを俺に伝えてみてくれ)」
「(分かった!)」
俺のコアから白ちゃんの景色と黒ちゃんの景色が両方映し出される。よし、これで当分は暇が潰せるぞ!
【称号:盗撮犯を入手しました】
いや、盗撮じゃないですよ?これはただ辺りの様子を適当に撮影しているだけで、決して盗撮じゃないですよ?
おっと、ここで白ch…いや、白ちゃんの付いているローズ側に変化が見えた。
「これは…掲示板だな。白ちゃんがやたら近づいているって事は俺達に見てもらいたい何かがある…って事だろうな」
白ちゃんの画面には掲示板に貼り出されていたニュースの中のひとつが映っている。
「ええと…『邪竜王オズワルド、聖サーラ王国の教皇に』――え?」
「邪竜かぁ。竜神様は15年くらい前に召喚された竜だって言ってたよね確か。名前は初めて知ったけどサ」
「私が知っている限りでも5年程前からは既に魔力すらも感じられなくなっていたのですけど…アルさん、どうしたのですか?」
ちょっと待て、邪竜王――オズワルド!?どういう事だ、ローズから聞いた話ではその邪竜を操ってた司祭だったはずだろ!?
居ても立ってもいられず空を飛んですぐに向おうとする中、同じ事を考えていたのかイフがローズを抱えて猛スピードで門をくぐって来た。
「アル、大変だよ!オズワルドの野郎が…」
珍しくローズが憔悴しきってる。イフから降りて俺に駆け寄るけどかなり前のめりになってる…あ、コケた。
「流石にコレは大変な事だよ!アイツが邪竜王を名乗ってるって事は、まだ隷属魔法が効いてるって事だからね!」
「――??」
ザップとフローラはやっぱり訳が分からないようなので、15年前の聖サーラ王国最高司祭のオズワルドが邪竜であろう竜に隷属魔法を掛けた事、そして邪竜を操って周辺の国々を焼いていっていた事を説明しておいた。
やはり二竜ともこれは初耳だったらしい。同じ竜族を操っているオズワルドに激しい憤りを感じていた。
「プピーッ!!」
「どうしたんだ突然、そんなに裾を引っ張るな!」
黒ちゃんも何かを感じ取っていたのか、ルイスを力づくで引っ張ってきたみたいだ。
「ん?ローズとイフまで居るのか。かなり慌てた様子だが…どうしたんだ?」
「トマトじゃないか、どうしたんだい?」
ここで俺とローズで彼女にオズワルドと聖サーラ王国、そして邪竜について説明をするんだけど、その説明の最中にルイスも思い当たることがあるのか話を遮ってきた。
「待てアル…私の故郷、リンカネート皇国を滅ぼしたのもその黒竜…いや、邪竜そのものだったぞ!」
「何だって!?まさか直接邪竜を見たっていうのかい?」
「直接といってもかなり遠目だったがな」
ひとまず状況を整理してみようか。15年前にオズワルドの命令でローズが邪竜王を召喚して、12年前に(ルイス曰く12年前らしい)リンカネート皇国を滅ぼしたと同時期にオズワルドも大人しくなった。5年前からは竜神ですらその動向が掴めなくなった――って事だな。
そんな中今になってオズワルドが邪竜王を名乗り聖サーラ王国のトップである教皇に就く事を大々的に報じるんだ、何かがあっち側であったとしか思えない。こんな時は…[先行調査]先生、お願いします!
【邪竜王オズワルド:ローズが召喚した邪竜であり、聖サーラ王国の教皇。竜族の魔力については5年前まで竜神が感知していたが、それ以降は感知できていない。
オズワルド最高司祭が隷属魔法で操っている間も魔力の感知自体はされていたので、その魔力の放出を抑える何らかの術が出来たものと推測される。
また教皇に就任すると大々的に報じられいるので情報ソースは邪竜王自身と考えられるが、その邪竜王自身がオズワルドの名を出しているので
すでに15年前ローズが見たような単純な操られ方では無くなっているものと考えられる】
相変わらずネタバレが上手な先生、流石です!とりあえず調査の結果をローズとイフにだけ伝えておく。先生情報でも確証は一切無いからな、迂闊に広めるわけにもいかない。俺の話を聞いていたローズはかなり不安そうに考え込んでしまった。
「とりあえずリバース新興国に向けて早めに出発するわよ、もたもたしてたら取り返しのつかないことになりそうだわ!」
アルカンの街での用事もそこそこに、俺達はホワイトティンバー伯の直轄地に向けてすぐさま飛び発つ。意気込んだ割に意外と距離は遠くなく、ほんの30分程で目視出来る程にまで接近できた。
ルイス曰く「すでに私が竜に襲われたという報告が入っているはずだ、なるべく目立たずに頼む」とのこと。そりゃこんなデカブツが3匹も並んで飛んできたら誰でも身構えてしまうからな、ひとまず低空飛行に切り替えよう。こうやって高度を下げて飛ぶと体感速度が凄い。流れる景色もハイスピードで目で追うのも正直しんどい程だ。
さて、直轄地の関所が見えてきたので俺達は手ごろな遮蔽物に身を隠し、ルイスとリザードマン兄妹だけで行ってもらう事になる。二人にはそれぞれ連絡役のムートン達を抱えてもらおう。
「では行って来る。なるべく上手く話を纏めるように努めるつもりだ」
「頼んだぞトマトちゃん。たとえ何かあったとしても白ちゃんや黒ちゃんが守ってくれるし、俺達も様子は見ているから安心して行って来い!」
軽く礼をしてルイス達が先行した後、遮蔽物にさっきやったように[光魔法]でムートン達の様子を近くの壁に投影する。さて、これで何か異変があればこっち側にも分かるようになった。あとはルイスが上手くやってくれる事を祈っておこう。
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☆超合金竜王マギアル・フレッド【ランクSS】 Lv1/80
名前:アルフレッド
状態:通常
HP:13825/13825(+10325)
MP:10395/10395(+7695)
ATK:9265(+7565)
DEF:9570(+7370)
MAT:5550(+4050)
MDF:9315(+7015)
AGI:4200(+2700)
パッシブスキル:[☆痛覚無効][HP自動回復Lv8][ダメージヘイトLv9]
[ラッキーショットLv5]
スキル:[ステータス閲覧][発声][悪魔の取引][先行調査][変形合体]
[魔動エンジンMk.Ⅰ][被服補正Lv9][被服吸収Lv9]
[火魔法Lv8][水魔法Lv5][氷魔法Lv8][雷魔法Lv4]
[風魔法Lv5][土魔法Lv4][光魔法Lv4][闇魔法Lv4][転移魔法Lv4]
[多連装ミサイルランチャーLv7]
[ロングダッシュLv6][ホーミングLv5][MPチャージLv4][ブースターLv3]
称号:[転生者][クレーマー][ホラー人形][燃えるゴミ][放火犯][害虫駆除業者][雑巾]
[二束三文の安物][パワードスーツ][人見知り][ミイラ取りのミイラ][対リア充決戦兵器]
[神の依代][空調服][効率重視][叩かれ屋][クラスチェンジャー][怠け者][上司の靴磨き]
[キャンディー工場][ただのカカシ][夜間警備員][ホラーカカシ][固定砲台]
[火炎放射器][高性能カカシ][解体業者][戦車][怪獣][送迎バス][事故車][道路清掃車]
[軍団長][一城の主][火竜王の鎧][パワードアーマー][転生者www][ハイブリッド車]
[エアコン][漬物石][周回飛ばし][拘束具][拷問器械][処刑台][不発弾][背番号1]
[大根役者][地元の英雄][司令官][袋の鼠][背水の陣][逆転の貴公子][伝説の賭博師]
[ルームライト][8月31日の悪夢][レトロフューチャー][見習い賢者]
[トランスポーター][称号バーゲンセール][マジックアイテム][堅実派][レンタル業者]
[契約者][限界突破][竜王を斃した者][☆火竜王の大親友][ただの置物][新手の詐欺師]
[ただの鎧][ハリボテ][科学の申し子][メンタルカウンセラー][たらし予備軍][近代戦車]
[私立探偵][雷竜王の具足][LCC][不時着機][V.I.P.][竜王候補][ファンタジスタ]
[水竜王のマスカレード][名優][バイプレイヤー][竜王キラー][☆水竜王の初恋]
[魔物たらし][ジャイアントキリング][傷害致死][竜王の天敵][超合金ロボ][更なる高み]
[☆金竜王]*[プロジェクター]*[盗撮犯]
補正:[HP+295%] [MP+285%] [ATK+445%] [DEF+335%]
[MAT+270%] [MDF+305%] [AGI+180%]
[火攻撃+305%] [☆火属性攻撃無効] [水攻撃+205%] [☆水属性攻撃無効]
[氷攻撃+75%] [氷耐性+50%] [雷攻撃+120%] [雷耐性+70%]
[風攻撃+55%] [風耐性+45%] [土攻撃+50%] [土耐性+45%]
[光攻撃+65%]↑ [光耐性+45%] [闇攻撃+125%] [闇耐性+75%]
[対虫系+10%] [対鳥系+40%] [対獣系+40%] [対構築物系+90%]
[対人間+50%] [対竜系+170%] [対高Lv系+80%] [対低Lv系+80%]
[取得経験値+80%] [進化必要レベル-20%] [HPMP吸収率+50%]
[遠距離射程+120%]↑ [状態異常付与率+30%] [状態異常継続率+30%]
[MP消費量-40%] [被発見距離-30%]↑
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称号詳細――
[プロジェクター]:(ペケペケペケーン!)立体映像投射機~(テッテレッテッテッt――)…ちょっと、折角いい所なんですから途中でファンファーレ切らないでください![光攻撃+10%]
[盗撮犯]:アルさん、その言い訳はまさしく盗撮犯のものですよ。無自覚な盗撮犯ほど面倒な相手はいません!盗撮、ダメ、ゼッタイ。[被発見距離-30%][遠距離射程+30%]




