激突一回目 中二病の女の子登場
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よし、まず状況を把握しよう。
まずはじめに俺は下校してた。
そしたら車に引かれて死にかけた。しかし、それは女の子だった。可愛いが相当頭のいかれた。
そしてその子は言った。
奴隷にしてあげると。
……。え。何このシチュエーション。
俺の人生どうなってんの?
ま、まずこの子に奴隷になるとはどういう事か聞いてみよう。
「ねえ君?奴隷になるて、ぐほ!」
蹴られた。
腹蹴られた。
いくら小学生の女の子だといっても痛い…
腹は痛い…
だか、小学生に蹴られたぐらいではキレねぇぜ。
なんたって俺は高校生だからな。
よし、もう一度トライだ。
「ねえ「あんた、人の話聞いてる?」どう言う事?」
こ、こいつ俺の質問をさえぎりやがった。
さらに、人の話聞いてるかだって?まず俺の質問に答えろ。
だが、見るからにツインテールちゃんは不機嫌だ。
しょうがない、ここは俺が大人になって話を聞いてやるか。
「もちろん聞いてるが。」
「だったら私の質問に答えなさいよ。奴隷になるんでしょ?」
よし奴隷か。なってみる……
わけねぇだろ。馬鹿か?この子?
でもあれか。小学生にある病気かな。
アニメやドラマのキャラになりきるやつ。
て、小学生の見るアニメやドラマで奴隷なんかでてくるのか?
まったく最近の小学生は…
ま、何を言ってもわからない子には話し合いなど無用だな。
悪いがお兄ちゃんは帰らせてもらおう。
「お嬢ちゃんごめんね。お兄さん暇じゃないのだからごっこ遊びなら他の人とやってね。
それじゃあ気をつけて帰りなよ」
そう言って俺は全力で走って逃げた。
なぜ全力で走るかって?
野生の感が全力で逃げろ!といっていたからだ。
と、かっこいい事をいいたいところだが…
…んなわけあるか。
ただ女子恐怖症がで始めたからだ。
体の奥底からやばいよ!やばいよ!逃げなければやばいよ!と何かが叫んでいる。
いつも小学4年生ぐらいまでの小さい女の子は女子として認識していないため恐怖は感じない。
このこの見た目は小学3〜5年ぐらい。
ギリギリ範囲内ってとこか…
う…血が騒いでやがるぜ…
しかし、逃げるとしても相手は男子高校生を吹き飛ばすほどのあり得ないスピードで走る小学生。
そう簡単に逃げ切れる事は不可能だ。
だから大人げないがここは頭を使って…
スッ⇦俺は屈んでロー○ンのビニール袋を置いた。
ズル⇦女の子が思いっきりビニール袋を踏んで転んだ。
「ギャー!」
バタ
ゴチーン!
よし、このまま帰ろう。
そして、僕は全力で走り出した。
「いった…
あ、こら!待たないと風穴!」
小学生がフラフラと立ち上がり、わけのわからない事を叫んでるがそんな事知るもんか。
そして俺は家に帰り着いたのであった。
よし。本編では説明がなかった俺の女性恐怖について少し説明しよう。
少しぐらいなら一緒にいても大丈夫なのだが、じっと見られたり体に触れられるとアウトだ。
しかも、体に触れられる事がなくても女子が俺に向かって肩より上に腕をあげた瞬間俺は発狂する。
理由は簡単だ。
殴られると本能的に感じてしまうからだ。
とにかく小さい頃のトラウマのせいだ。
大分マシになったがまだまだ。
ま、頑張って克服して彼女を作って見たいものだ。
え?なぜそこまでして彼女が欲しいかって?
俺も一応男だエロ本に興味なくても少しぐらいなら男としての欲求はある