第2話 世界の様相4 通貨の問題と冒険者への登録(通常版)
(通貨は金貨・銀貨・銅貨が主流ですね。延べ棒なども使えそうです。)
(流石に含有量云々までは調べないと思うので、問題はなさそうですね。)
探索隊として動いているミツキT達。最初に調べたのは言うまでもない、通貨の問題だ。こちらは今も金貨・銀貨・銅貨を使用しているようである。となれば、地球産の鉱物資源を持ち出しても大丈夫だろう。
ただ、ティルフィアが挙げた含有量云々の問題が出る場合は異なる。今の異世界惑星の技術体制では、地球産の鉱物資源ほど純然なものは作り出す事ができないと思われる。特殊的なものを世に放ったとしたら、それこそドエラい事になりかねない。
(うーん・・・マスターが思われるその部分を踏まえると、やはり冒険者登録からの討伐依頼などを受けるしかなさそうですね。)
(厄介な流れではありますが、その方が怪しまれないですからね。)
(現地調達と言う感じだわな。)
解決策としたら、結局こうなるのだろう。現地調達である。これは致し方がない。現状は異世界人たる俺達だけで何とかするしかないのだから。
2度目の来訪時は10人の妹達が居たため、彼女達に資金面の調達を頼んだりもしていた。当時は1度目の時の記憶が戻っていなかったため、彼女達の力量に大いに期待してしまった。当時の方が完全にチート扱いと言えるだろう。
3度目となる今回は、間違いなく自力で進める事になる。まあ俺達の存在そのものが超絶的なチートとなるため、非常に楽をして行けるのは言うまでもないが・・・。
(・・・あの、私はどうすれば・・・。)
怖ず怖ずと言った感じの発言がされる。その主はリメナで、今後をどうするかと言う内容であった。彼女は“今は”非戦闘員になるため、戦いに関しては不得意になってしまう。
(大丈夫よ、俺達と一緒に動いていれば問題はない。)
(ですね。大船に乗ったつもりで居て下さい。厳守し捲くりますので。)
俺もミツキTも今現在はそう語るしかなかった。ただ漠然と召喚されたのであれば、恐らく俺だけに留まると思われた。しかし今回は複数の一般人的な面々も参戦している。その中の人物達が、母親のリメナと双子の娘のライナとミイナだ。
今回の召喚が何を意味するのかは、今後の旅路が全てを明かしてくれるだろう。今は目の前を一歩ずつ進むしかない。手探り状態での進軍は、何時の時代でも同じ流れになるわな。
ただし、今回は前回の旅路以上に超絶的なチート性能の状態で突き進む事ができる。顕著なのが6大宇宙種族の参戦だ。デュヴィジェを筆頭とした規格外の宇宙種族組は無論、創生者たるティルネアに遂行者のティルフィアとミツキT。そして、数多くの面々である。
更には地球との行き来も可能であり、十全な状態で挑む事ができる。端から見れば完全なバランスブレイカーだが、力量の制御が成されているのであれば問題はない。前回の旅路も全く同じだったのだから。
(調停者に裁定者、そして創生者に遂行者。あまりにも役割が多過ぎる感じがします。)
(まあお前さんは元祖創生者だしな。色々と気苦労が堪えなさそうだわ。)
(生きる事とは、死ぬ事よりも難しい、と。)
(あら、分かってるじゃないですか。メッチャ賢いですよ。)
(そ・・そうですか・・・。)
数多くの役割を持つティルネア。特に創生者の役割が群を抜いており、その重役度は胃に穴が空くぐらいの重圧である。かつて彼女に召喚された時の俺も、一時的にはその重圧度に押し潰されそうにはなった。幸いにも警護者の生き様が相殺してくれた形ではあったが。
その彼女が、今回の旅路に色々な思惑を巡らせている。前回以上の気苦労がそこに発生するのを案じさせる言動だ。それに重苦しくなる感じだが、こちらも前回通りの警護者の生き様で相殺させていくしかない。
そして、今回の大規模遠征が初となるティルフィアが、過去に俺がミツキTに語った名言を呟きだした。正に言葉の通りであり、人生とはその繰り返しなのだと痛感させられる。そんな彼女に対して、茶化しを入れるミツキTであった。それに膨れるティルフィアである。
まあティルフィアの知識群や経験群は俺達から全て受け継いでいる。それをまだ発揮できていないだけであり、今後は爆発的に進化を遂げるだろう。元創生者であり現創生者でもあるティルネアも同様だ。2人とも精神体故に無限大の力量を持つのだから。
(さて、先ずは冒険者ギルドですかね。)
(別段冒険者にならずとも、魔物を討伐する事は可能みたいですけど。信用問題の点では所属していた方が良いのかと。)
(前々回と同じ流れだわな。)
今後の方針として、冒険者ギルドへの所属を挙げてくるデュヴィジェ。先にも挙がったが、異世界モノの通例事の1つである。これは必須事項的な感じだわ。
確かに俺達の今の戦闘力であれば、別段冒険者にならずとも魔物群を狩る事は可能である。超絶的な戦闘チート能力が真価を発揮してくれるからだ。それに前回も前々回も同様の流れを行っているため、別段難しい行動ではない。
むしろ、今の世界の様相が掴めない以上、冒険者として動いていた方が良いだろう。色々なイザコザへの対応として、一応のライセンスこと免許と捉えれば問題ないと思われる。何事も免許が必要な世界になったと痛感せざろう得ない。
(どうする? 俺達全員で挑むか?)
(その方が良さそうですね。思われた通り、要らぬイザコザへの対応策に特効となると思いますし。)
(免許は必要不可欠なものですしね。)
(了解した。)
念話を通して、こちらの内情を読んでいたデュヴィジェ。俺からの問いに対して、返しの会話の中にそれが込められていた。今となっては通例的な内情読みである。まあ今は補足的な感じで用いる事が多いので、黙認するのが当たり前にはなっている。
結論としては、先ずは冒険者ギルドへ赴き、冒険者登録をするのが無難と挙がった。これが今の最善の策だろう。金策問題でも十分対応ができるのが有難い所だ。
問題はリメナ達が冒険者に登録できるかどうかだが、実際に赴いて確認する以外にない。別段子持ちの冒険者がいても何らおかしくはないのだから。変なヤッカミを入れて来るなら、ありとあらゆる対抗手段で対峙するつもりである。
今も存在するかどうか分からないが、闘士都市ネーヴァレアが指針“力こそ全て”である。機会があれば、同都市がある場所に赴いてみたい所だわ。
第2話・5へ続く。
通貨の問題は、苦労人の方でも何度か挙がっていますね。今の現実世界の様な各国による固定の紙幣や硬貨ではなく、世界共通の硬貨で構築されているという。これなら細かい設定を定める必要はないとは思います@@; まあこの部分も掘り下げれば、相当詳しくできそうですが・・・(-∞-)
更に冒険者機構もしかり。こちらも苦労人や探索者でも挙がっていますが、言わば傭兵ことフリーファイターな感じでしょうか。この部分は各作品でも通例的なので問題はないと思います。後は各職業の問題かと@@; 書き綴りながらアーダコーダと定めていくのは悩ましい感じですね><; まあ楽しいので問題はありませんが@@b 何とも(=∞=)




