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第2話 世界の様相3 同郷の仲間と行動の開始(通常版)

「・・・本当に警護者だったのですね・・・。」


 粗方の情報収集を終えて、近場の公園で休む事にした。幸いにも、こうした娯楽施設があるのは有難い限りである。それすらなくなってしまっては、最早この国の行く末は明るくない。


 今し方の俺達の会話を聞いていたようで、リメナがこちらを警護者だと挙げてきた。先の大広間事変でも何度か挙げたには挙げたが、そこでは確証を掴めなかったようである。


「改めて伺うが、お前さんは孤児院の出身か?」

「あ、はい。ヴァルシェヴラームさんの場所ですね。」

「同郷出身だったか。」


 リメナの素性を先読みし、彼女の出身先を挙げてみた。見窄らしい姿からして、孤児院の出身であると読めたからだ。その問いに対して直ぐに返してくれたのだが、何と彼女は俺と同じ孤児院の出身だったようだ。


 ヴァルシェヴラームの孤児院には、幼少の頃にお世話になっている。身内の中ではシュームも同郷出身になる。その彼女も警護者に至っている事から、この職業には縁があるとしか言い様がない。


「・・・貴方も同じだったとは。」

「世間は狭いと言う感じですかねぇ。」

「本当だわな。」


 実にそう思う。孤児院の出身者は非常に少ないが、こうして2人の同郷出身者と出逢っているのだから。シュームとリメナは言わば家族のようなものだ。となると義理ではあるが、胸の中の幼子達は俺の娘達になる訳だな。


「振り返りになるが、お前さんのパートナーは?」

「この子達が誕生した直後に事故で・・・。」

「そうか・・・すまんな。」


 伺っておきたかった事を挙げる。双子の娘の父親に関してだ。すると、双子が誕生した直後に事故で死去しているとの事。それを伺いつつ心から詫びた。


 相方の死去は思い出したくないのが実状だろう。事実、彼女の傍らに居るデュヴィジェも同様に相方を失っている。だからこそ今があるのは、本当に皮肉と言うしかない。


「それでも、この子達のために精一杯生きねばと決意しています。」

「そうだな。俺も可能な限り補佐をするわ。」

「立派な小父ですからね。」

「だな。」


 未来への道は既に定まっていると挙げてきた。双子の娘達のために生き抜くのだと。リメナの今の生き様は、間違いなく母親を突き進んでいると言えた。そんな彼女だからこそ、今回の召喚に抜擢されたのかも知れない。


 その彼女は同郷出身なのだから、俺の大切な妹になる。双子の娘は義理の娘とも言えた。ならば、可能な限り補佐するのが俺の新たな使命だ。奮起せねばな。



 何にせよ、今後をどうするかを考えるべきか。表向きの現状は何の支援もない状態で今に至る。手持ちの資金群も地球は日本の通貨であり、異世界惑星には全く以て通用しない。


 ただ、小店の様相をチラ見する限り、ここは今も金貨や銀貨が通貨として使われている。となれば、貴金属類を売却すれば当座の資金を確保できるだろう。それか、ファンタジーモノで有名な冒険者ギルドにお世話になるか、だな。


 身内達が言うには、登録する際の資金は立て替えが可能とも言われている。冒険者にさえなれれば、後は討伐依頼などを受け続ければ問題なく資金は稼げるだろう。


 まあこれは“通常通りの行動”である。“チート的行動”を取るのであれば、地球から物資の移送を行えば直ぐに解決ができる。完全なる反則技だが、今後の流れ次第では行う必要が出てくるだろうな。


 ともあれ、今は有限実行あるのみだ。街並みの雰囲気に慣れた所で、先ずは情報収集などに走ってみるか。3度目となる異世界惑星の旅路だ、大いに満喫するとしよう。




 公園から移動を開始した俺達。先ずは今いる面々を分ける事にした。ほぼ無尽蔵に動けるとあるミツキT・ティルフィア・ティルネアを筆頭に、フィーテとサーテュを護衛に着けた。この2人はサタンハーピー族となるため、いざとなったら空を飛ぶ事ができる。


 俺はデュヴィジェと共にリメナとライナとミイナを守る形で動く事にした。護衛はセレイスとレティアになる。デビルサキュバス族を選んだのは、先の2人より戦闘力が強いからだ。


 まあこの異世界惑星が本家となる4人にとっては、ホームグラウンドと言える。特に魔力と魔法の概念が存在するここなら、彼女達は本気を出して動けるというものだ。俺達地球人や宇宙種族組は、今も魔力や魔法の概念は全く存在しないしな。


 ちなみに、デュヴィジェの力量でリメナ・ライナ・ミイナの生命力を測ってみた。これはティルネアも得意な業物だったので、彼女も動員しての測定となる。その理由は、3人に魔力や魔法の概念が根付いているかどうか、である。


 案の定だったが、生粋の地球人故にその概念は全く存在しなかった。むしろ、警護者ですらないため、基本戦闘力は皆無に等しい。一応リメナが護身術は学んでいると挙げてきたが、俺達の力量には程遠いものとしか言えない。こうなると、更なる護衛者を呼ぶ必要があるかも知れないわ。


 そんな一念を抱くと、念話を通して遠方の身内達から参戦したいという声が挙がりだした。即座に挙がったと言っていい。先の王城事変の様相は全て念話で窺い知っているため、こちらに来たくてウズウズしているのが実状だ・・・。


 今回も前回の様に大規模パーティーで動いた方が良いのか、小規模パーティーで動いた方が良いのか悩み所でもある。今の異世界惑星を全て探索するのであれば、大規模パーティーの方が無難だろう。


 念話経由で先発隊の人選は任せると挙げると、とてつもない雄叫びを挙げながら狂喜乱舞するのが窺えた・・・。まあ今回も身内達の力量に厄介になるしかない。何ともまあ・・・。


    第2話・4へ続く。

 文字的に少ないですがご了承を><; 今回もギリギリ間に合った感じでした@@;


 今後の展開で思い悩んでいるのが、どの様にして外部側に出て行くかという感じでして。王道は開始時の場所で一定期間暴れてから、他の大陸などに赴く流れとなるのかと。先の探索者でも同じ手法を取り入れていますし。


 今回は展開的には苦労人と探索者が織り交ざった感じになるので、詳細描写なども含めるとかなりの長さになりそうです><; まあそれが本来の当たり前の小説的な展開なのですがね(-∞-) 警護者と探索者の終盤近くまでは微温湯に浸かり切っていましたので@@; 何とも><;


 ともあれ、今後はアーダコーダと悩みながらのカキカキが続きそうです><; 創生者道は一筋縄ではいきませんわ(>∞<)

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