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友人に絶交宣言をされたので、本来の自分が戻ってきました  作者: 葵


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お茶会衣装

私の元にも王妃様から招待状が届きました。

女性との間ではお茶会での衣装について情報交換がされています。


「アメリアはとても人気ですね」

「流行に敏感だからね。定期的に王妃様とも話しているそうよ」

「未来の衣装係ですものね。そういえば、カミラはグレイに贈られたものを着られるそうよ」

「婚約者からの贈り物だなんて素敵だわ」

「そうですね」


実際はお買い物をした際に共に選び、贈られたそうです。リリーはグレイがカミラの好みのものを適格について贈られたと思っているようです。夢を壊すのはやめて起きましょう。


「でも、私まで招待されるとは思わなかったわ」

「大規模なものですから、マナーがきちんとある令嬢は基本的にご招待されているようです」

「緊張しちゃうわ。衣装もそうだけどその、」

「いつも通りのリリーで問題ありませんわ」


王妃様もそこまでお堅いお茶会にする予定は無いと仰っていましたが、招かれる側は緊張してしまいますよね。


「アレックスはどのような衣装にするの?」

「あまり華美でなくてシンプルなものにしようと思っていますわ。パーティー用のドレスでは動きづらいでしょうし」


最近アメリアと盛り上がった花の刺繍を入れて明るい雰囲気にする予定です。色は淡いものを使います。デザインはどうしても可愛らしいものとなってしまいましたが、似合うと言われましたのでそれを着ることにしました。


「私も早く決めないとだわ」


お茶会まではひと月ほどあるのですが、衣装を発注するのであれば早めに用意しなければなりません。

特に大規模なお茶会ですのでブティックによっては予約注文を早めに締め切ることもあるでしょうから。


「あら、リリーも衣装に悩んでるの?」

「アメリア、そうなの。色やデザインをどうしようかと、」

「うーん、リリーの好きな色でいいと思うけど…アレックスはどう思う?」

「そうですね。好きな色を身につけると楽しい気分になりますから」

「そうかしら?それじゃあ、あ、青色にしようかしら」

「リリーに似合うわ。デザインは、」

「シンプルな方がいいのかしら?」

「そうね、私もその予定なの。その代わりアクセサリーにこだわろうと思って」

「私もそのようにしてみようかしら?アレックスに貰った髪飾りも付けたいし」

「良いわね!私も付けるわ」

「では、私も」


御守りの効果もありますし、身につけていた方が安心でしょう。

話題は次第にそれ、振る舞われるであろうお茶やお菓子の話で盛り上がりました。


「まあ、もう決められたのですね」

「ええ、アウロラ様はどうされますか?」

「私はジャクソン様が贈ってくださったものを身につける予定です」

「素敵ですね」

「私のことを思って選んでくださったと考えると嬉しいですわ」


アウロラ様はとても幸せそうに微笑んでいます。カミラもこのように喜ばれていたのでしょうか。


「アレクサンドラ様は、いえ、なんでもありません」

「どうかされましたか?」

「この質問はきっと困らせてしまいますわ。いずれ聞ける時がありましたらお聞きしますわ」

「そうですか」


最近どうも、余計な考え事をしてしまうことが増えたように感じられます。

アウロラ様が私に聞きたそうにしていたことは気になりますが、言いづらそうですし、今追求するのはやめましょう。


「お茶会、楽しみですね」

「そうですわね」


私達は曖昧に笑い合いながら来るお茶会までの日々を過ごしました。

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