インスタ詐欺
勇者ありたまの趣味はカフェ巡りである。おしゃれなカフェで、ゆったり読書。スイーツや、ご飯が美味しければ、店員の「帰れ」圧に負けず長居しちゃう…。笑
読書は、趣味と実益を兼ね備えまくっているので、読書をするためにカフェ難民になっているだけである。笑
ちなみに一番行くカフェは、○ック。「それは、カフェじゃねぇ。ファーストフードだ!」という批判は、承知の上。何事も先立つものが必要で、安い早いそこそこ旨い。一番お気に入りポイントは、「店員が帰れた圧」をしてこないところである。まぁでも、カフェは、最長三時間。大抵二時間では帰るので、一日二つ梯子は常識。
最近、いきなり「平日休み取れよ! 会社の為に」ということがあり。(法律が関係しているらしいが、何事も仕事>他の事なので、詳しくは不明)泣く泣く休むことに。しかし会社は行った。W
「どうせなら、平日しか空いていないカフェで読書しよう」と、意気揚々とカフェM店に行く。
私の家は観光地から近く、職場もバスで十五分くらい。家と職場の中間地点ほどの位置にある。カフェM店。朝は七時から営業しており、「コーヒー注文したら朝メニューが付いてくる」名古屋式のカフェである。
朝七時半。お腹を空かして意気揚々と入店。既に店内は満員に近く、一席しか空いていない。
コーヒーにプラス料金を払うと、朝ごはんが豪華になるので、折角だからと+200円セットを頼む。
半分に切られたトースト三枚。(一枚はピザトーストにしてもらった)に、小さいサラダなども付いてくる。これで650円。味も悪くない。本場のカフェ王国である名古屋にも行ったことがある。しかし、コーヒーは噴くほど不味かった。恐る恐るコーヒーを口にする。
至って普通。(ただし、○ックのコーヒーで満足できる舌なので、本当に美味しいかは謎)飲める。噴かないという意味で合格。
一時間くらい粘る。回転が速く、客が次々入っては帰っていく。
カウンターは、常連専用らしく、コーヒーチケットも売っていた。万が一客が入らない日は、常連をサクラにするのである。良く考えられている。
店員が笑顔だけれど、いかにも腹黒そうである。そう思った時。
「すいません!」
私の足元にあった椅子を力一杯引かれた。
目があった店員は、「してやったり」とほくそ笑むと、「椅子お借りします」とそそくさと別の場所へ行った。
俺は早々にカフェを後にした。「二度と行かねぇ」という決意と共に。常連には手厚く、一見さんには意地悪をして楽しむ(隣の家族連れは、三十分は、料理提供を待たされていた)店のようである。
二軒目。カフェT。とにかく口コミが良かったので(ネット上)どんなもんかと行ってみてびっくり。
店が汚く小さい。店員は、やたらおしゃれなお兄さんだった。店に「一人でやっているので、料理提供に時間がかかります」と堂々と張り紙されていた。長居する気満々の私は、構わないが、とにかく店内が汚い。トイレも汚かった。長居できる空間ではないのである。
メニュー表には拘りが長々と書かれており、とにかく高い。コーヒーと料理を頼もうものなら、千五百円くらいか。びっくりした私は、「チーズトーストください」(五百円)と、絞り出すだけで精一杯だった。
店員は、「こんなに他の人が良いと評判で、俺も自信があるのに、チーズトースト単品?」だと言いたげな表情だった。しかし私は、めげない。「ええ」とだけ返答すると、「それにしても高すぎるし、店が汚なすぎる」という批判を込めた目で見返した。
注文を取る+料理提供で三十分たっぷり待たされたので、その間しっかり読書した。
手のひらよりふた回りくらい小さいパンが二つ。チーズがかかって出てきた。
「え? こんだけ?」声に出さなかった俺は偉いと思う。凄くお腹が空いていたので、質より量を求めていたのだ。
「ここも二度と行かねぇ」決意と共に、チーズトースト(雑穀が入っていて旨かった)を貪ると、早々に店を後にした。
インスタ良く見てるが、上記のように当たり外れが凄い。当たりはまた今度書く。
今日のマリア。マリアは、本物も髪が腰まである。そのウェーブがかったチョコレートブラウンの髪をバサバサと揺らして、私の家に抜け毛を散らしてマーキングするのが、マリアのチャームポイント。笑。