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誰が買うねん

俺も、鳴かず飛ばずの小説家の端くれとして書いてはみたが…。


世のいわゆる「トップランカー」の方々の凄さに恐れ戦いた。


「面白い話を書き続けるなんてすげぇ」


ま、というわけで俺は本業に専念することにした。そもそも、小説も「書いてみたかった」というより、「本業のスキルアップの為」という意味合いが強い。


今回は、


「誰が買うねん」



という題で日記。


俺は昔から化粧品が大好きだ。いわゆる「ブルベ夏」というやつ? らしく、父譲りの醤油顔が恐ろしく化粧映えしたからだ。


二十年前(俺の実年齢を推測しようとしたやつストップ笑)、生まれて初めて○ャネルの口紅を買った。その時でも三千五百円くらいした。「たけえな」当時も思ったが…。


最近ネットで○ャネルの口紅をググった。


すると…。


「五千五百円」


俺は、自分の目が信じられず何度もスマホ画面を見つめた。


しかし、そこには堂々と同じ値段が記されたままだった。


円安の影響で、2022年頃から急激に輸入品とかの価格があがっているのは知っていたが、ここまでとは知らなかった。


原因は、アメリカFRB(連邦準備制度理事会)が金利を引き上げる一方で、日本銀行が金利を抑えているからだという。


しかし、二十年前と比べて俺の収入は1.6倍かと聞かれると…。パトラッシュみたいなクリクリのお目めで首を傾げるしかない。悲しい現実である。


毎年一流ブランドものの口紅を買うことにしている俺だが、今年は○ャネルを見送り、ジルスチュアー○を買うことにした。ジルはバリバリの日本製で、口紅も三千円だったからだ。


しかし、今のコロナ禍がまだ残る世の中で、五千五百円。買ってるやつの顔が見てみたいと思うのは、俺だけだろうか。


今日のパトラッシュ。


睫毛が長すぎて、上の睫毛と下の睫毛が絡み合うところがチャームポイント。

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