~究極のスローライフのその果てに~
俺は、森 木林現在43歳
未婚で独身で、しかも彼女いない歴=年齢なので、30代の魔法使い通り越して賢者になって早3年…しかも勤務してる職場は、絶賛パワハラ祭り開催中の、残業200時間オーバーの超ブラック企業…トイレに行った時に鏡見たら寝不足過ぎて眼輪筋が真っ黒だ…と、確認してーーーー
「あぁ…こんなクソ喰らえな人生終わって、異世界でも行けね~かな?そして、究極のスローライフしてぇな…」
…と口走ってる手を洗ってる最中に、どうやら会社のトイレでぶっ倒れたらしいーーーー
どのくらい経過しただろうか、気がついたら いつの間にか白い空間に居てーーーー
「目が覚めた様ですね♡」
Σ(゜д゜;)
…と驚きつつ振り向いた先に、タレ目で優しそうな神々しいオーラをまとった女性と目があった
「はい♡私は時の女神♡ーーーーの分体10,000,000,000号です♡
そして、おめでとうございます♡( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
見事あなたは、分体10,000,000,000号目のキリ番踏んだので、何かしら転生特典を付けたいと思います」
「マジかよwwwwwって、話に付いていけて無いのですが、分体?キリ番?転生特典?」
「はい♡分体とは、私、運命の女神ヴァルキリーが、今、この様に一人一人の死者のその後の運命の審判をするにあたり、女神一柱で裁ける訳がありませんので、この様に分体を生成して対応しております♡
キリ番とは、私が分体カウンター10,000,000,000号ですからですね♡
あと、転生特典の話をする前に、あなたは過労で亡くなられました♡しかし、あなたは奴隷の様に社畜として、馬車馬の如く心を無にして働いた事で、徳を積んで居られますので、今世には戻れませんが、異世界であれば記憶残したまま転生して、第二の人生やり直しが出来る権利を得ました♡
そして、その際の転生特典に何かしら異世界チート能力をつけたいと思います♡
長々話しましたが、所謂異世界転生モノのテンプレです♡」
…と女神は一息に言ってきたのでーーーー
「はい?」
と返事しながら、マジかよ!コレって、今流行りのラノベの異世界転生ものの話なのか?話だよな?と考えてるうちに更に女神様♡の話は続きーーーー
「あなたには、異世界転生する際に、できる限り御要望に沿った転生ライフを送って欲しいので、転生先の生活環境や身分等で何かお望みはありますか?」
と問われたのだが、うーん…生活環境か~前世は社畜過労死だからな~( ̄▽ ̄;)
どうせなら、前世は過労で死んだし、もう働くのに疲れたから、引き籠もり同然の全く働かずにめっちゃダラダラする究極のスローライフおくりたいよなー!
要求るのはタダだし頼んでみようかな?
「では、前世は過労で死んだし、もう働くのに疲れたから、引き籠もり同然の、全く働かずにめっちゃダラダラする、究極のスローライフおくりたいです!」
「分かりました♡ではその要望に沿った種族に転生特典付きで転生させてあげますね♡
では、転生特典として、永遠に等しく長らくスローライフをおくるために、不老不死と、スローライフ中限定での年一個のランダムスキル付与と、スキル自動ソートと、メニュー表示スキルと、初回ボーナスで言語理解を付与致しますね♡」
「マジかよwwwwスゲー頼んでみるもんだな!ありがとうございます!」
「転生するにあたりこの様な形で転生致しますが良いでしょうか?」
「はい!ありがとうございましす!」