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鉄道マニアが異世界で鉄道会社を起業する。  作者: 中城セイ
第2章 鉄道建設への準備
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第4話 アダマンタイト級冒険者

「あ、この件を解決したらアダマンタイト(ランク)に昇格な。」

「「「「「「「「はぁ~~~~~!!?」」」」」」」」


 王都ギルマスのとんでもない発言に、その場にいる全員が声をあげた。


「ああ、実は冒険者ギルドの内規で、オリハルコンとアダマンタイトへの昇格のためのルールがあってな、オリハルコン(ランク)は『世界を救う』って無茶なことが起こらん限り昇格できんのだが、アダマンタイト(ランク)は『()()()()()()()()()()()、または()()()()()()()()()()()()()()』となっていてな、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のだ。あとは貢献度だけになっておって、今回の件が済めばそれも満たすので、昇格させざるおえんのが実状だな。ちなみに、ミスリル(ランク)への昇格も、『どうせ、すぐアダマンタイト(ランク)になるんだから、どの(ランク)でも構わんだろう』っていうわしの諦めも入っておる。と言うことで、金級(ゴールドランク)の冒険者証は一応準備してたんだが、ミスリル(ランク)は用意するのに数日かかるから今回には間に合わん。よって、金級(ゴールドランク)の冒険者証と、ミスリル(ランク)であることの証明する書類を渡すことにする。」


 そんな規定があったのか。確かにピクシーを一族単位で配下にいるって言うのは、いつでも暗殺できる事になるからなあ。しかし、ここまで強い権力になってしまうと……。


「陛下、ちょっと……。」

「……ああ、そうだな。」


 俺は国王陛下を手招きして(不敬罪になりそう。)一旦退室する。




「陛下、確認するけど、もし()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()どうする?」


 国王陛下に耳打ちする。


「そうだな、うちの場合、娘を助けてもらった恩だから一概に言えないが、まあ話を聞いたら普通断らないな。侵略に使おうにもアダマンタイト(ランク)冒険者に目を付けられたら()()()()()()()()()()。」


 驚いた。そこまでの権力か。


「ちなみに、ミスリル(ランク)は対等、白金級(プラチナランク)は強力な協力者、金級(ゴールドランク)は国のトップクラスだな。()()()()()()、うちの娘を嫁にしないか?」

「いきなりだな!まあ、権力を理由にできなくなったしな。」


 俺は肩をすくめて答える。参ったものだ。


「まあ、うちの祖国は一夫一妻制だったんで、どうするかは保留ってことじゃダメか?」

「娘ももう12だからな、そろそろ婚約者を決めねばならん。で、俺としては筆頭候補はお前なんだが。」


 うわぁ、貴族めんどくせぇ。


「でだ、俺としても変な奴に娘はやれんので、虫除けがわりに婚約者候補にしてくれないか?」

「だから――――。」

「ああ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()という話だからな。」

「え、ええ~~~~~っ!?」


 驚いてしまった。そりゃ、普通なら王女様の婚約者候補に入る話なのに、王女様が婚約者候補に入るってことだからなぁ。それに―――――


「婚約者候補なんて……。」

「もうすでに2人から婚姻を求められたと聞いたが。」


 おう、そういえば、リンちゃんとルナに()()()()()んだっけ。


「2人もいるんだ。3人も変わらんだろ。それに、うちの娘が()()()()()()()()しな。」

「おい、国王。それでいいのか?」


 思わずツッコむ。


「娘が幸せになるなら構わないさ。それに、()()()()()()()からな。」

「そうなのか?」


 その言い回しが不思議に思えた。従兄弟でもいるのか?


「ああ、娘に()()()()()()()からな。」


 ご懐妊だったか。


「ああ、なるほど。それは、おめでとうございます。」

「ありがとう。まあ、そう言うことで、産まれてくるのが息子だった場合、その子が王位継承権の1位になる。もし産まれてくるのが娘だった場合継承順は変わらないので、娘には今のうちに自由にさせている。まあ、貴殿に貰ってもらえるなら継承権よりも優位になるがな。」

「あはは……。」


 さすがにこのおっさんは国王なだけあって、したたかだな。

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