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鉄道マニアが異世界で鉄道会社を起業する。  作者: 中城セイ
第1章 鉄道開業の許可を取ろう
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第3話 この世界

 オルガさんによると、この世界は大きな二つの大陸からできているらしい。それぞれ西大陸と東大陸という。昔は別の名前があったらしいが、勇者と魔王が手を結び人と魔族が交流した結果、人種の分布の境目がなくなってシンプルな西大陸、東大陸になったそうだ。国は統一されたわけでなく、それぞれの大陸に複数あるらしい。ここはドリュフェス王国の外れにあるセルウォリスという町だそう。


「では、異世界転移者は全くいないわけではないんですね。」

「そうですね。歴代の勇者様にも異世界の方がおられました。ただ、テツドウとかいうものを作ろうとしたヒトはいないですね。」


 鉄道を作ろうとした人いないんだ……。


「なら、作ってもいいですね。」

「まあ、いいんじゃないでしょうか」

「なら、必要なのは、人とコネと金ですね。」

「お金なら一番稼げるのは冒険者ですね。うまくすればコネも手に入りますし。」


 なるほどな。コネはうまくすればってことなら、まあいいかな。


「冒険者か~。できるかなぁ。」

「そうですね、ステータスを見てから考えてもいいですね。」

「へっ?ステータス?」


 そんなん見れるんだ……。


「ええ、ステータスは冒険者ギルド等にあるステータス確認装置で調べられますよ。」

「まあ、ステータスって言われても、わからんが。」

「確かにそうですね。じゃあ、実際に見ながら教えましょう。あ、一応ギルド職員には守秘義務があるのでステータスは他に漏らすことはありません。」

「じゃあ、教えてもらおうかな。」


 俺たちはステータス確認装置のある部屋に向かった。


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