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鉄道マニアが異世界で鉄道会社を起業する。  作者: 中城セイ
第1章 鉄道開業の許可を取ろう
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第25話 はーれむ?

 町に近くに頭目を隠し、ミューとリーフを見張り兼護衛に置いて町に帰る。時間は……まだ5時前だった。

 まず、冒険者ギルドのオルガさんのところに向かった。


「オルガさん、ちょっといいですか?」

「はい、どうしましたか?」

「ちょっと聞きたいことがあって、時間も時間ですし、食事を兼ねてどうですか?」

「ええ、では終業後で構いませんか?」

「それでいいです。後で迎えに来ます。」

「わかりました。6時半に来てください。」


 その後、ウリアさん達と、リンちゃんに声をかける。内密で緊急の話だからだ。そして、個室のあるレストランをウリアさんに取ってもらい、オルガさんを迎えにいく。

 オルガさんとレストランの個室に行くと、そこには先に来ていたウリアさん達『青薔薇』とリンちゃんがいた。


「……なんと言うか、ハーレムですか?」

「えっ?」


 女性三人組の『青薔薇』、女性鍛冶師のリンちゃん、それに受付嬢のオルガさん――――。


「ホンマや!」

「気づかなかったんですか?」

「ああ、今気づいた。」


 それに、ルナ(フェンリル・()())と、ミュー(ピクシー・()())に、リーフ(アルラウネ・()()()型)までいるから、言い訳ができない!


「あはっははっは……。」

「うわー。」

「ヤマトはモテモテやなぁ。」

「ハーレムならオレも嫁にしろ。」


 息も絶え絶えに笑われたり、引かれたり、ツッコまれたり、求婚――――リンちゃんぶれないな。


「そういえば、この世界って重婚できるんですか?」


 ちょっと気になったので、「嫁にしてくれるのか!」と言ってるリンちゃん事は置いといて聞いてみる。


「ええと、これといった決まりはないです。王公貴族とか大商人とかは第2夫人、第3夫人を娶っている方もおられますよ。まあ、基本それだけ裕福な家じゃないとできませんね。」

「宗教的にはどうなんですか?」


 オルガさんは少し考えてから答えてくれた。


「宗教だと、『聖グラシアス教会』が知られていますが、婚姻の制限はありませんね。まあ、エルフやドワーフ、獣人や魔族は独自の宗教だったりするので、わかりません。」

「リンちゃん、ドワーフはどうなんだ?」

「おう、オレ達ドワーフは火之神を崇めている。婚姻の規則はねえ。」


 胸を張って答えるリンちゃん。「だから嫁にしろ。」は余計だが。


「じゃあ、ドワーフは重婚の人は多いの?」

「ほとんどいねぇ。」


 意外な返答はが来た。


「どういう事?」

「頑固だから。」


 一瞬、全員の頭の中にハテナが並ぶ。


「ああ、ドワーフは頑固者が多いから一人としか結婚しない事が多い。そのため宗教的に規則を作る必要がなかったということじゃないかな。」

「そ。」

「よ、よくわかるな……。」


 俺もなんとなくでしかわからん。


「それはともかく、ちょっとマズイことがわかったんで、集まってもらったんだ。」

「へー、なんなんだい?」

「まー詳しくは食べ終わってからってことで。」


 と言いながら、空いてる席に座る。と言っても、6人掛けの席で1面を青薔薇の面々が陣取ってるので必然的に反対側に座ることになる。左側の席にリンちゃんが座ってるので……、呼び出した張本人の俺が真ん中か……。()()()()()がさらに増したな。


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