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鉄道マニアが異世界で鉄道会社を起業する。  作者: 中城セイ
第1章 鉄道開業の許可を取ろう
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第22話 side:盗賊団

「な、何が起こってやがる……。」


 冒険者どもが来たとしてもこの人数、どうにもならないはず。騎士が来たなら、やつらは隠密行動ができないはずだし……。

 一陣の風と共に盗賊が倒されていく、と、同時に高速で蔦に拘束されていく。


「に、逃げろっ」

「逃がさないよ。」


 高速で回り込まれる。


「ちっ、こっちはダメだ、反対側に……。」


 逃げようとした先に、でかい狼がいた。その狼も尻尾を振りながら盗賊たちも吹っ飛ばしていく。


「なんだよ~。俺たちが何をしたって言うんだよ~。」


 泣き言を言いながら逃げる盗賊たち。

 次々に叩き潰され、捕縛されていく盗賊たち。武器も当たらず、矢すら回避して向かってくる人物、

いや、人形(ヒトガタ)をした何かが蹂躙していった。



「おい、なに騒いでやがる。」


 村一番の大きな家から柄の悪い男が出てくる。


「お頭、なんか変なやつが来て、次々に部下どもを捕まえていってるんでさぁ。」

「…………は?」


 目の前で起こってる蹂躙劇にしばらくフリーズする頭目。


「おい、騎士団のやつらか?」

「いえ、違うと……。」

「じゃあ冒険者か。こんな化物級の冒険者が来ているって聞いてないぞ。」

「どうしやす?お頭。」

「取り敢えず逃げるべきだな。あんなの相手になんかしてられるか!」

「分かりやした。」


 頭目の指示に逃げ出すことになった盗賊団だったが……。

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