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竜に気に入られた乙女  作者: 相衣 律
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隠棲2

スウリは、友と遊び、チッタや家族に愛され、素直なのびのびとした子に成長していく。


語学の先生ではなく、商人を先生にしたことで、良かったことがある。どこまで役に立つかはわからないが、商才も付きはじめたのだ。町で買い物をする際だけではなく、人を怒らせず、交渉するのが上手になっていった。体術や剣術を覚えたが、力で押さえつけるより、協力関係にもっていく方が良いのだと体術や剣術を使うことは無かった。しかし、幼子のときのようにふわふわとした印象よりは、はつらつとした明るい雰囲気をまとっていて、親の心配をよそに、老若男女問わず知り合いは増えていった。

もちろん、人に知られてはいけない秘密が自分にはあることはわかっている。

しかし、根っからの性格か、幼いときに竜舎で竜や竜騎士に囲まれてまくって育った為か、スウリは人や動物と関わるのがとてもすきで安心するのだ。

隠棲が隠棲のようでなくなっていきつつ、スウリは16歳になったとき、変化が起こった。




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