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竜に気に入られた乙女  作者: 相衣 律
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隠棲3

チッタがここひと月ほど頻繁に一人で出かけるようになった。

竜舎にいたときも、自分で食糧調達に行くときもあったが大半は王宮が用意する食糧を食べていた。

森にきてからは、ウールの苦労を鑑み、森の中で果実や猪肉を食べたりして、自分で食糧調達することが増えたが、留守にするのは朝と晩の2回1時間ずつくらいのことであった。

そして、その留守に関して、チッタとウールは「男同士の秘密だ」とスウリがいくら聞いても教えてくれなかった。

3ヶ月経った頃チッタが昼に戻ってきたが、夕方ウールとスウリを連れていきたいところがあると誘った。

父は何か知っているようで、「ついにか!」と喜び、珍しく、感情を見せた。

父とともにチッタに乗せてもらったスウリは、町の方ではなく、森の奥の方へ飛んで行った。

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