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Various World Online  作者: 束白心吏
第二章第一節 ディオニュソスの獣
86/149

第八十六話 チュートリアル リターンズ

 さて、ついにきましたチュートリアル。


『では再び、ステータスを確認してください』


 俺はステータスを開いた。


────────────────────

名前:ショウ

年齢:16(4/21)

種族:妖狐

職業:陰陽剣師


Lv1

HP:150/150 (+10)

MP:150/150 (+30)


STR:15 (+1)

VIT:15 (+1)

INT:15 (+3)

DEF:10 (+1)

MIND:10 (+1)

DEX:20 (+3)

AGI:50 (+8)

LUK:15 (+1)


残り『BP』:0


スキル 3/5

《剣Lv1》《感知Lv1》《料理Lv1》

種族スキル

《獣の本能【妖狐】Lv1》《仙術Lv1》《変化(へんげ)Lv1》《妖術Lv1》《逢魔丑三つの宴Lv1》《【封】》

ユニークスキル

《陰陽師Lv1》


残り『SP』:0


称号


────────────────────


 おー、先ほどより増えましたね。

 そしてやはり気になる《【封】》。


『これがゲーム内での正式なステータス表示となります』

「へぇ………」


 どうやらβと変わりないようで。

 しかし『職業』を決めた記憶がないんですが………まさか若年性アルツハイマー!? いや、まだそんな歳じゃないですけど。


『職業はセットしているスキルによって変わっていきます。種族スキルの影響はごく一部の例外を除いてありません。

 また、ユニークスキルをお持ちの方は職業欄にユニークスキルの名前の一部が掲載されます』

「他人のステータスを覗き見ることはできますか?」

「街中は無理ですが、圏外でしたらできます」


 ………へぇ。やはりですか。

 とはいえ、何か戻って来た感がありますねぇ。


『では、チュートリアルを開始します。どちらのチュートリアルを行いますか?』


 俺の目の前に一つの窓が開かれる。

 そこには青と赤の二つのボタンがあり、青のボタンには『戦闘』、赤のボタンには『生産』と書かれている。

 俺は『戦闘』のボタンを押す。


『では、『戦闘』チュートリアルを開始します。なお、選択になられなかった『生産』チュートリアルは、『戦闘』チュートリアル終了後行うことが可能です』


 おお、やはりユーザーに優しい。

 この優しさが信頼を勝ち得た理由なんでしょうね………まあ『WF』はその異常性で今の地位に至ったわけですが。


『『戦闘チュートリアル』は『直接戦闘チュートリアル』と『魔法戦闘チュートリアル』がございます。どちらを行いますか?』

「どうします?」

『私は………まあショウさんにお任せします』

「じゃあ『直接戦闘チュートリアル』からお願いします」

『承りました。これより『直接戦闘チュートリアル』を開始します。

 なお、オープニングが迫っています。時間加速十倍の空間でやらせていただきます』


 おお、最近のゲームは進んでますねぇ。

 とはいえありがたいことです。


『まずは『初心者セット』をお受け取りください』


 視界の端にあるプレゼントアイコンが点滅する。

 開いて『初心者セット『剣』』を受け取った。


『では、実際に装備してみましょう』


 俺は音声に従って操作する。

 どうやらここもβとは変わりないようで。

 装備を決定すると、俺の腰に少し重み。

 確認すると、木剣が装備されていた。


『では、ここからは武器別のチュートリアルとなります』

『あ、ショウさん。ここからは一対一でのチュートリアルとなります。頑張ってくださいね』

※若干の補足

【職業】

 βテストでは職業を始めに一つに決めて開始という形でしたが、正式サービス版では遊び心を重視し『メインスキルによって職業が変わる』というおかしな仕様にしました。

 例えばショウ君は現在『陰陽剣師』という職業ですが、メインスキルから《剣》スキルを取ると『陰陽師』になる。とかですね。

 ちなみに《剣》スキルをメインのまま《魔法》スキルをメインに設定しても職業は『陰陽剣師』です。しかし《剣》スキルがなく、《魔法》スキルだけメインである場合はまた少し名前の異なる職業となります。


 以上、蛇足説明でした。

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