第四十七話 類は友を呼ぶのだ
タイトルにある既視感
二日目の戦いを終えた俺は、明日の対戦相手と対戦開始時間を見て、武器の耐久値を回復させて現実へ復帰。
「明日は………どうしますかねぇ………」
俺は台所へ行き冷蔵庫を開けて言う。
今日は翔真くんのリクエストに応えてカレーを作りました。
無論食べきることはなく………明日はカレーを使った料理にしましょうか。本当、そういう料理のレパートリーや応用の利くところ、カレーの尊敬できるところです。美味いし。
一部の物を除くほぼ全ての食材を入れて作っても美味い。
俺にとってカレーは万能料理に格付けされているくらいです。
「………花月ちゃんはピーマンが苦手でしたっけ」
それに朝からカレーは重い。
やはりここは──
「そうめん、ですかねぇ………」
俺は冷蔵庫を閉めて戸棚からそうめんの袋を取り出す。
「………朝はパンで、お昼にそうめんにしましょうか」
こんな感じで明日の朝食と昼食が決まった。
俺は自室に戻りベッドに寝転がる。たまに、本当にたまになのですが、眠れない日というものがある。
何故か意識が冴え渡り、無駄に瞳孔は開いて、真っ暗な部屋を見えやすくする。
こういう時、俺はいつも『WF』の仲間達とチャットをしていた。
「今は『VWO』の世界で会えますしね」
俺はここ一ヶ月の事を思い出す。
月の頭に『WF』からヘッドセットと『VWO』のソフトが来て。
実はシロさんが白峰さんで。そのシロさんと二人で『VWO』で遊んで。
ゲンテさんはおじさんで。
俺の周りに来た人、全員が規格外な人たちで………。
「本当に、色々ありましたねぇ」
俺は目を閉じる。
心地いい微睡みに身を委ねた。
今日も短かった…いや日常回ってどれくらい書くか迷うことありますな。
まあこれから──第一章は日常回があと片手の指で数えられるくらいしかないはずですが。
あ、今日も午後七時にもう一話投稿です




