第四十話 テンプレ?
ゲリライベント『Iris』の翌日。疲れきり眩い朝日と、何かに目覚めさせられた。
俺は目を開ける。
うん。何故か花月ちゃんが横で寝ている。
あれ? なんで花月ちゃんがここにいるのでしょうか?
「花月ちゃん、朝ですよ」
疑問に思いながらも、花月ちゃんを起こす。
まずはそこからです。
「ん………ぅん……後……五分」
「はいはい、それで時間かせぎをしなきていいから起きてください」
俺は優しく背中を叩く。
それが悪いんですかね? なんか呼吸が一定のリズムを――
「はい、寝ないで起きてください。そしてなんで俺の部屋にいるのか説明してください」
「………おはよ。おにぃ」
「おはようございます。花月ちゃん」
俺はまた寝ようとする花月ちゃんから掛け布団を取り上げる。
今日天気が良かったら少し干しますかね。ついでに翔真くん達の家の布団も。
俺は掛け布団を丁寧に折り畳む。
こういうのは婆ちゃんからみっちり教わったなあ。
「………どうしたの? 花月ちゃん」
「………なんでもない」
花月はちゃん俺のベッドから降り、部屋を出ようとする──が、俺はそんな花月ちゃんの肩をつかむ。
「花月ちゃん、なんで俺の部屋にいたんですか?」
「……………」
「……………」
「…………話します」
花月ちゃんが折れた。
端的に言うと、花月ちゃんは間違って入ったと主張。
俺はまあ間違ったんじゃあしょうがないと、一緒に布団を干す作業をやらせる事にしました。
一応罰みたいなものとしてです。
まあ今日が始めてだし、以後こういう事がまたあれば、次は一人で風呂掃除をやらせましょう。
俺は時刻を確認。
午前七時半を回ったところでした。
さて、朝御飯を作りますか。
夕方にも更新します




