第三十三話 ニケ神殿
神殿までの通りは大賑わいだった。
主に屋台が並んでいて。
色々な屋台に目移りしてしまうのは、仕方ないし、良いことだと思う。
祭りは楽しむものですしね。
まあ、日本の祭りと外国の祭りって違うのかな? って疑問もあるにはあるんですけど、そこは後でwi○i様に頼ろうかと。または○恵袋。
そんな思考に耽っていると、いつの間にか神殿に着いていた。
さて、日本人らしくお参りでもしましょうか。
祭りですしね。
「コラッ! ここで一体何をしておる!」
突然、俺がお祈りをしていると、後ろから声がかかった。
誰だろう? そんな事を思いながら振り向く。
そこには、法衣を纏った小さい老人がいた。
「………今、変な事考えたじゃろ」
「いいえ、まったく。そんな事ございません」
あはは、勘が鋭い人ですねぇ。
俺が愛想笑いをしていると、急にゴホンッと、咳をした。
あれ? 怒らせちゃいました?
「………まあいい、それより、何でここに居るのじゃ?」
「あ、はい。今日はお祭りなので、少し拝もうかと」
事実です。嘘ではありません。
一応安全を願いましたけど。都市の。
「ほう……お主。ここで祀られている神をご存知なのか?」
老人が目を細め、僕を検分するような目で見る。
「多分、わかります」
「ほほう、言ってみよ」
「はい。多分ですが、ここで祀られているのは『アテーナー』様でしょう」
俺は自分の意見を言う。
少し反応を伺っていると、老人はニヤリと笑った。
「何故、そう思った?」
「まず、この街の名前です」
「ほう、名前か」
「はい。『アテネ』──ギリシャの首都です。様々な神々を祀っているかもですが………やはりこの地で代表的な神様と言えば、アテーナー様かと」
まあ、ちょっとは予感がしていたんですよ。この世界が『ギリシャ神話』モチーフだって事は。
モンスターや地形など、おかしなところは多くありますが………芸術に秀でているのも、きっとギリシャを再現するためなのでしょう。
ですが海のあるはずの場所が草原なのは少し気になるですけど。
「なかなか面白い想像のしかたじゃった」
老人は拍手をしながら言う。
その顔は笑っている。
まるで悪戯に成功した子供みたいに。
「で、答えはどうなのですか?」
「………お主の後ろにいる者に聞きなさい」
え? 俺はそう思って後ろを向く。
「──眩しっ」
凄い光。視界が真っ白になるくらいに。
一瞬目がおかしくなったかと思うほどに。
『サイアム。参拝者への悪戯は止めなさい』
「失礼しました。『アテーナー』様」
光の中から人が出てきたと思ったら何? あの方が女神様………もといアテーナー様?
スッゴい美人さんですねぇ。
光に反射して輝く長い金髪。
目の色は赤く、それも綺麗に思える。
顔の造形は言わずもかな。絶世の美女ってこのような方のことを言うんだろうなーって。
そして騎士甲冑 (女性用)みたいなものを着ている。
『突然ごめんなさいね? 私はアテーナー。人によっては『アテナ』って呼ぶ人もいるから、好きな方で呼んで?』
「は、はい。それでは『アテナ』様でいいですか? それとも『パラス・アテーナー』?」
『あら、私の名前を知っているのね。驚いたわ』
いや、声が驚いていませんよ。とは、口には出さなかった。
きっと「そうね、ウフフ」とか言われますよ。
そして、さっき『サイアム』と呼ばれた老人は、立ったまま呆然としていた。
「あ、アテーナー様………先ほどのお名前は………」
『ああ、いいのよ。過去との決別は済んでるから………』
あ、触れてはいけない部分だった気がする………時すでにお寿司。気にしてないならオールオーケということには………出来ませんね。すいませんでした。
「それで『アテナ』様。一体どのようなご用件で」
『あら? 不思議な『旅人』──ようは貴方が私の神殿に来たから、様子を見に来ただけよ? 何か問題かしら?』
「いえ、そういう訳では御座いません」
いや、そう簡単に人前に出てきていいのですか? って疑問なんですが………。
俺は少し困惑しながら、アテナ様と会話を続ける。
『はぁ、ねぇ貴方。名前を教えてくれない?』
「名前ですか? ショウって言います」
『ショウね………ショウ、貴方に『加護』を授けます………あと、どこで私の『名前』を知ったのかしらねぇ?』
………ふむ、話が繋がらないです。
まずは疑問に答えたほうがいいのですかね?
「アテナ様の名前は有名ですよ。どこかの書物で読みました」
『どこかの書物………ねぇ…………』
パラス・アテーナーの話は比較的有名ですよねぇ。アテーナー様の幼少期、親友をパラスを間違って殺してから、名前にパラスをいれるようになったとかは特に。
『まあいいわ。貴方へ勝利の道標を』
じゃあね~。と、お気楽そうな言葉を最後に、アテナ様は消えていった。
「………もしも~し、サイアムさん?」
「……………」
「…………帰りますか」
俺は呆然としているサイアムさんを放置して、屋台に戻る事に。いえ時間の猶予はあるのですが呼ばれたので………大丈夫ですよね?
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名前:ショウ
Lv34
職業:刀使い
サブ職業:調理師
ステータス
HP:590/590 (+708)
MP:540/540
EP:100%
STR:50 (+185)
VIT:18 (+41)
INT:27 (+27)
DEF:10 (+35)
MIND:10 (+10)
DEX:40 (+140)
AGI:42 (+133)
LUK:10 (+15)
残り『BP』:0
スキル
戦闘系 (メイン)5/5
《刀Lv6》《短刀Lv5》《体術Lv5》《隠密Lv5》《索敵Lv5》
(サブ)
《無属性魔法Lv3》《支援魔法Lv5》
生産系 (メイン)5/5
《料理Lv8》《裁縫Lv8》《育成Lv2》《調薬Lv5》《鍛冶Lv5》
その他 (メイン)5/5
《歌Lv5》《採取Lv5》《採掘Lv5》《伐採Lv3》《楽器Lv3》
(サブ)
《魔力操作》
Uスキル
《陰陽師Lv5》
EXスキル
《狩人Lv5》《解体Lv3》
残り『SP』:50
称号
『初心の心得』『狩人の心得 (DEX補正(大))』『女神:アテナの寵愛 (STR・DEF補正 (中))』『英雄:アタランテの加護 (AGI補正 (小))』
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装備
頭:狐の仮面 (白) (名前・顔の偽装)
首:鉄のネックレス (DEX+5)
胴:紅玉衣 (『契約者全ステータス上昇(中)』『状態異常耐久上昇(小)』『HP増加(小)』専用アーツ『緋紅 (全ステータス中強化)』)
腕:紅玉衣
指1:白虎のお守り (MIND・DEF増加(中))
指2:
腰:紅玉衣
脚:紅玉衣
靴:瞬風の下駄 (移動速度上昇(大))
装備
メイン:鋼鉄刀【神楽】(STR+35・AGI+20・DEF-10・MIND-20)
サブ1:万華刀Lv5
サブ2:ソードブレイカー
サブ3:素手
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使用可能アーツ
刀
・鏡花 (熟練度58.6)
・桜花 (熟練度25.8)
・一閃 (熟練度100.0)MAX 進化可能
・鋭斬 (熟練度100.0)MAX 進化可能
・居合い斬り (熟練度78.4)
・螺旋 (熟練度54.8)
短刀
・水平切り (熟練度28.5)
・縦切り (熟練度24.6)
・首切り (熟練度10.0)
・脚切り (熟練度5.6)
・腕切り (熟練度6.8)
体術
・回し蹴り (熟練度89.9)
・殴打 (熟練度56.5)
・打拳 (熟練度2.6)
歌
・悲恋歌 (熟練度33.3)
・悲劇歌 (熟練度12.8)
・歌唱効果範囲上昇
陰陽師
・お守り作成 (熟練度78.5)
・呪符作成 (熟練度45.6)
共通
剣
・切断 (熟練度56.9)
使用可能魔法
支援魔法
・STRサポート (熟練度57.6)
・AGIサポート (熟練度76.1)
・DEXサポート (熟練度12.8)
無属性魔法
・身体強化 (熟練度41.8)
・一点集中強化 (熟練度69.2)
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久しぶりにギリシャっぽい方ご光臨……え? エウリュアレーとかゴルゴーンのほうがギリシャ神話感ある? ……FG○のやり過ぎですね。または○ズドラ? とか。
まあ個人的にはアポローンやアルテミスのほうがギリシャ神話感あるかなーと思うのですが……後ゼウス神とかね。
今回も仕事する気ねぇなぁ伏せ字。(後書き限定)




