第三十二話 類は友を呼ぶ…?
現実時間16時半過ぎ。俺と花月ちゃんは『VWO』の世界から抜けて、夕食を食べようとしていた。
「あれ? 翔真くんはどうしました?」
「………たぶん、家」
う~ん。まあ一応見てきて、いなかったら先に夕食を食べちゃいましょう。
俺は外に出て、お隣さんを確認………あれ? これ花月ちゃんが行っほうが──深く考えないようにしましょう。
呼び鈴を数回鳴らしましたが、お隣さんには誰もいない様子。翔真くんには悪いですが………とりあえず置き手紙を書いて置かなきゃですね。
「花月ちゃん、机拭きお願いしてもいいですか?」
「ん」
俺は夕食の盛り付けを。
花月ちゃんは机拭きを。
翔真くんは………勉強か自主トレ (野球)ですか?
ちなみに今日の夕食は冷やし中華。
盛り付けに細切りの胡瓜に半分に切ったミニトマトを数個。
そして薄焼き卵を細く切って乗せる。
最後に麺と一緒に入っていた。汁をかけて完成。
市販の冷やし中華の汁なので、味は保証できます。
薬味が少し余ったので、お好みで追加していい事を伝え、三人分の夕食を作りきった。
翔真くんの分は、冷蔵庫に入れて置く。
後はテーブルに置き手紙を置いておけばいいですよね。
「「いただきます」」
午後四時四十二分。俺と花月ちゃんは、『VWO』の話をしながら夕食を食べる。
「……今日の、美味しい」
「良かったです。お口に合って何よりです」
本当に。「美味しい」って言葉は作る側にとっては嬉しい言葉です。
俺は麦茶を飲みながら思う。
「花月ちゃん、麦茶のお代わりいります?」
「うん」
俺は冷蔵庫から麦茶を取りだし、花月ちゃんのコップに入れる。
あ、余談ですけど、家は夏に麦茶。冬は緑茶です。
あまりジュースは飲まないです。
お祝いとかのイベントの時は別ですけどね。
「そういえば、スキルはどのくらい上がりました?」
「………『裁縫』が7、『付与魔法』が3、『水魔法』が6」
おぉ、そこまで上がっているのですか。
ちなみに俺は現在Lv35でレベルが上がったスキルは『裁縫』で8、『料理』が9、そして『付与魔法』が6なんですよ。
それに未だに使っていない『BP』が5、『SP』がけっこうあります。
はぁ、何かスキルを取らねば。
■■■■
はい、現在現実時間17時。
そして『VWO』内では朝10時をお知らせします。
あと少しでお祭り本番なので、屋台を設置したりしていた。
あと、神社があればお参りに行ったんですけどねぇ………。
あ、ここでは神殿ですか。
よし、お参りに行きましょう。
俺は神殿がある南へ行く。
屋台の設置は終わってますし、そこそこ時間もあります。
のんびり行きましょう。
チートはチートを呼ぶんだよ




