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DARK・MAGIC ~闇夜の奇術師達~  作者: 夜猫
5章 ≪サマー・バケーション編≫
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3話・BEGINNING

―――side冬香

 とある部屋の一室、ここにはわたしと一人の青年がいた。

 この青年の名前はラズ・フィーレ。

 わたしの所属するギルドのリーダーだ。


 「で、何?わたしも暇じゃないのよ?」


 「何を言ってやがんだ?ただ紙に何か書いてるだけじゃねぇか。・・・あれか?新しいコードでも考えたのか?」


 「違うわよ。これ、高校の宿題」


 「は?・・・お前ならそんなもん数秒で・・・」


 「これ、読書感想文なの」


 「・・・・・・・・・・相変わらず文型はカスなんだな・・・」


 「黙りなさい。数学はもう終わったわよ!」


 「英語は?」


 「・・・」


 「そんなことはどうでもいい。お前がいないおかげで、今の俺達は金欠だ」


 「は?ちゃんと使っていいお金のメモは渡したでしょ?」


 「まぁ・・・その・・・なんだ・・・豪遊しすぎた」


 「・・・馬鹿ね。で、いくら?」


 「・・・ん」


 そういうとラズは一枚の紙を渡す。


 「・・・何よこれ!?赤字じゃない!?」


 「すまん。立て続けに二件の依頼が失敗してるからな。収入が少なかったんだ」


 「もっと早くにいいなさいよ!このクソリーダー!!」


 「うるさい。・・・それで、だ。金が無い」


 「ふって沸いてきたら苦労はしないわ」


 「背に腹は変えられん。というわけで今回はギルドの大会に出る。そこで賞金を貰ってついでに知名度を上げる」


 「・・・あんたバカ?知名度はどうでもいいわ。さっさと金を作ってきなさい。そうしないと全員餓え死ぬわよ?」


 ま、こいつの実力なら簡単に優勝できるだろう。

 この男はかなり強い。こいつを倒せるのはわたしの中にもあいつらぐらいしかない。

 いや、ひょっとするとこいつのほうが強いかもしれない。


 「何を言ってるんだ?お前も出るんだよ」


 「は?何でよ?約束が違うわ」


 わたしは表舞台に出なくてもいいはずだ。

 それにこいつはそれを許さなかった。


 「拒否権が無いことはお前が一番よくわかっているはずだ」


 「・・・・・・・・・・わかったわよ」


 最悪だ。

 何でこんなところにわたしはいるんだろう・・・。



―――side空志

 「暑い・・・溶ける・・・焼け死ぬ・・・」


 「何で兄貴はこうも夏に弱いかね」


 「ソラは夏が嫌いなの?」


 「そうなんですよ。もうホントに」


 夏なんか世界中から消えてしまえばいいと思う。

 別に寒いのは重ね着すれば何とかなるじゃん。

 でも、夏はそうはいかない。てか、やったら変態の仲間入りができる。ボクはそんな事はしたくないしするつもりもない。


 「でも、何でクーラーが壊れるの!?」


 「ま、確かに暑いね~」


 今、我が家のクーラーは壊れてる。

 だから扇風機で何とかこの暑さをしのごうとしているんだけど・・・。


 「でも、何でアイスとかジュース飲まないの?」


 「無理。ボクはアイスとかジュースとか冷たいものを連続して取るとお腹壊す」


 デリケートなんだよ。

 だから、ついさっきボクはジュース飲んだばっかだからここでアイスとかジュースに手を出したら確実に死ねる。


 「・・・ザコ」


 「うるさい」


 「でも、アタシも暑いと思う」


 ボクは何となくテレビを付けてみる。

 ちょうど、チャンネルがニュース番組になっていた。


 『今年は三十度と例年より暑くなっています。これからにかけて・・・』


 ボクは続きを聞かずにテレビを消した。

 ちなみに、リカのパパ襲来事件から一週間がたって既に八月の初め。

 これから暑くなる?


 「いっそのこと魔法で!!」


 「ダメだよ!?ここには海美がいるから!」


 ボク等は小声で話してたからか海美には聞こえなかったようだ。

 でも、マジで使いたい。

 だって、ボクは『天空』属性。つまり、天候操作!ここらを少し涼しくすれば!!


 「ダメ!ソラ!?何だか目が逝っちゃってるよ!?」


 「え?ボクはいたって冷静だよ?大丈夫大丈夫。天候操作で少しここら辺に雪を降らせるだけだから」


 「絶対ダメだよ!?」


 「・・・何しとるんだ?」


 そこにいたのは三谷隼人。つまりはボクのじいちゃんがいた。

 そういえば言ってなかったけど、我が家の家族構成は祖父に父、母、娘、ボクの五人家族。でも、父さんは単身赴任で実質今は四人だ。あ、リカがいるから今は五人か。


 「いや、あまりに暑いから少し魔法で・・・」


 「アホか。少し落ち着かんか」


 「あ、おじいちゃん。お帰り~」


 「おう」


 じいちゃんはそういうと台所に行って冷蔵庫から麦茶を出す。

 コップを四つ取り出すと麦茶を注いで、ボク等に渡してくる。


 「ほれ」


 「あ、ありがとう」


 「いただきます」


 「・・・ま、大丈夫だよね」


 ボク等はありがたくコップを受け取るとお茶を飲む。

 あ~・・・。冷たい。生き返る・・・。


 「そうじゃ・・・。空志、あのアホが呼んどったぞ?」


 「アホ?・・・龍造さん?」


 「あぁ。何でも学校に来いだと。いつものメンバーでだ」


 なるほど。

 何か魔法関係かな?

 でも、なんだろう?


 「わかった。じゃ、リカ、行こう」


 「あ、うん」


 ボクはこのクソ暑い中を行くのか~と思いつつ簡単に用意を済ませると学校に向かった。






 「お~い!ソラ君!リカちゃん!」


 「あ、鈴音。久しぶり~」


 「お久~」


 ボク等はスズと学校の最寄り駅で出会った。


 「夏休みどう~?」


 「暑さで死にそう。たぶん、ここら辺で水溜りがあったらたぶんそれはボクだね。溶けた・・・」


 「え!?ソラ君溶けるの!?」


 この天然少女はマジボケした。

 溶けちゃダメだよ~とか言うのが面白かったのでボクはそのまま否定せずに学校に向かった。

 学校に着くと、部活をしてるのか中からボールをバットで打つ音や掛け声が聞こえる。

 ボク等は取り留めのない話をしながら理事長室に向かう。


 「「「こんにちは~」」」


 「おう」


 「来たの」


 「こんにちは」


 理事長室の中には既にリュウと龍造さん、そして優子さんがいた。そして、何故かレオも龍造さんの机の上で幸せそうにお腹を出して昼寝してる。

 ボク等は理事長室のソファに適当に座る。


 「冬香にシュウは?」


 「あぁ・・・冬香は用事でダメ。シュウは生きてるかどうか・・・」


 「・・・ゴメン。アタシ、耳が遠くなったかも」


 「お~奇遇だね~わたしも~」


 リュウは無言でケータイを取り出すとシュウに電話する。

 それをボク等に渡す。


 「・・・もしもし?」


 『リュウさんですか?』


 「あれ?シャオ君?」


 『あ、ソラさんですか?お久しぶりです』


 「でも、これってシュウ君の番号だよね~?」


 「・・・うん。間違いない」


 『あ~・・・ま、よく聞いてみてください』


 ボクはシャオ君の言葉に首をかしげながら耳を澄ましてみる。


 『・・・し・・・ダ・・・ぎゃぁぁぁぁああああああ!?』


 『まだまだぁぁぁぁああああああ!!!』


 「何これ!?さっきの悲鳴ってシュウだよね!?」


 『それが・・・里帰りしてから師匠に毎日しごかれてます』


 『師しょ・・・っ!・・・む・・・』


 『薬ばっか作ってっからナマってんだよぉ!!!』


 「・・・確認するけどさ、さっきのって女の人の声だよね?」


 「ボクもそう思った」


 『俺達の師匠は女性です。ですがそれ以上にあれはもはや鬼神です』


 『シャオ!』


 『ちょ!?師匠!?待ってぎゃぁぁぁぁああああああ!?』


 新たな犠牲者が出たようだ。

 何故だろう。夏でさっきまで暑い暑い言ってたのに今は背筋が寒く感じる。


 『あ~・・・どちらさん?』


 「あ、シュウとシャオ君、シャンちゃんの友達です」


 『あ~・・・シュウが言ってた・・・リュウかソラのどっちかか?』


 「ボクはソラです」


 『そうかそうか。で、何かウチの不肖の弟子に用か?』


 「あ~。・・・まぁ」


 『スマンな。今は稽古中だ。また今度な』


 そういうとシュウ達の師匠さんは一方的に電話を切ってしまった。

 ボクはリュウに電話を返すと言う。


 「・・・生きて新学期に会えるといいね」


 「・・・そうだな」


 「ま、そんなことよりじゃ。おぬし等に話がある」


 そういうと龍造さんは話を切り出す。

 てか、シュウの安否は『そんなこと』で片付けるんですね・・・。


 「ちょっとな、手伝って欲しいことがあるのじゃ」


 「手伝って欲しいこと?」


 「今回は他の領地の魔王からの依頼よ」


 そういいながら優子さんは向こうの世界の地図をボク等の前の机に広げる。

 そして、優子さんは一転を指差す。

 そこは魔窟からかなり離れたところにある・・・海だった。


 「・・・いやいやいや。ここ、海のど真ん中ですよ?」


 「当たり前だ。今回は人魚やケルピーといった水棲系の魔物だからな」


 「ホント!?一回、海に行ってみたかったの!」


 「水着が要るね~」


 「確かにいるが・・・観光じゃないぞ?」


 「話を進めてもよいかの?」


 龍造さんが脱線した話を戻す。


 「今回はできれば人数をそろえて欲しいとのことじゃ。それ以外はよく聞いておらん。どうも向こうで話すようじゃな」


 「なるほど」


 「まぁ、お前の家族には既に話はつけてある」


 「ボクは家でのんびり・・・退路が!?」


 どうやらボクに拒否権はないようだった。

 女子二人はう~み!う~み!とか言ってきゃいきゃいしてる。


 「ま、そんなわけでレオ。お前の主人のところに戻ってけ」


 そういうとリュウは龍造さんの机の上のレオの首根っこをつかむとボクに寄こす。

 レオはまだ寝ぼけているのか視線が定まっていない。


 「今回は四人だけだが行くぞ。出発はあさってだ」


 こうしてボク等は海のど真ん中に行くことになった。






~二日後~

 「で、準備はいいか?」


 「まぁね」


 「みゃ」


 「おっけ~だよ~」


 「大丈夫」


 またまた理事長室。

 その中央にボク等はいた。

 ここから龍造さんが目的地まで転移させてくれるらしい。


 「では、はじめるぞ?」


 「おう」


 そういうと視界が一瞬だけぐにゃりと曲がる。

 景色が元に戻ると、そこは神殿を思わせるような造りのところだった。

 ここはこの魔王の領地の転移門らしかった。

 魔窟みたいに近くに受付みたいなところがある。

 リュウは受付に行くと、中の人に言う。・・・中の人はごく普通の人間型だね。


 「魔窟の間龍造から依頼を聞いてきたものだ。ここの魔王に会いたい」


 「ん?・・・お前みたいなガキがか?」


 「オレは一応、間龍造の孫なんだがな?」


 「身分を証明するものは?」


 「ほれ」


 そういうとリュウは何か書類を見せる。

 その人は書類を読み終えると、何だかしぶしぶといった感じでどこかに連絡を入れるとボク等に道を教えてくれた。


 「・・・なんか感じわる」


 「まぁ、見た目確かに未成年の集団だしね」


 「リュウ君、でも、ここってどこなの?」


 「あ?ここは海の底だ。魔法で特殊な結界を展開して水棲の魔物意外も住めるようになってる」


 確かに周りを見てみると周りが水族館のようになっていて、すぐ外が海であることがわかる。

 てか、これってそこらの水族館よりすごい。


 「ここの魔王は女性で人魚だ。つっても、擬人化して普通に二足歩行だがな。まぁ、人魚は大抵頭に珊瑚の髪飾り的なものしてるからすぐにわかると思うぞ」


 リュウにいろいろとレクチャーを受けていると魔王城に到着。

 槍を構えた兵隊さん達に頭を下げつつ入城。

 中も神殿っぽい造り。

 ・・・ここの魔王は神殿がすきなのかな?


 「お待ちしておりました」


 「!?」


 いきなり何の気配も無く気難しい顔をした執事服の老紳士が現れた。

 ・・・はじめてみたよ、執事さん。


 「失礼ですが、お名前は?」


 「・・・セバスチャンです」


 「うわ~・・・」


 「すみません。冗談です」


 「冗談かい!?」


 中々に茶目っ気のある人だった。

 てか、冗談ならそのしかめっ面をやめてください。


 「わたしは執事長のシャニア・ランパスと申します」


 「間隆介だ」


 「あ、三谷空志です」


 「みゃ「こいつはレオです」」


 「アンジェリカ・シェルス」


 「坂崎鈴音で~す」


 「お話は伺っております。どうぞ、こちらへ」


 そういうとシャニアさんはボク等の前に立って歩いていく。

 ボク等はそれについていくと、程なくして大きな扉の部屋に着いた。

 上のプレートに執政室と書かれている。


 「主はここで話を伺いますとのことです」


 そう言ってシャニアさんは扉を開けてボク等に入るように促す。




 「むふふふふ・・・。あの子可愛い・・・。持ち帰りたい・・・」




 シャニアさんは何事もなかったかのように扉をすっと閉めた。


 「失礼しました」


 「・・・さっきのは?」


 「見間違いじゃなければ双眼鏡で何か見てたような気がする」


 「すみません少々お待ちください」


 そういうとシャニアさんは部屋にさっと入っていく。


 「あら?セバスチャン?・・・何?今いいとこ・・・ちょっと!?待っ!?きゃぁぁぁぁああああああ!!??」


 悲鳴の後に沈黙が降りる。

 そして、扉が内側から開く。


 「大変失礼いたしました。どうぞ」


 中に入ると何故かぐったりとした人が。

 見た目がすごく若い、水色の長髪の18ぐらいの人がいた。


 「相変わらずだな」


 「・・・あれぇ?リュウちゃん?久しぶり~」


 ぐったりした人がいきなり元気になった。


 「こいつはここ、『海底神殿サブマリン・テンプル』の魔王ロリコン。派閥は平和。七海舞ななみまいだ」


 「ちょ!?ロリコン違う!わたしはただ小さくて可愛い女の子が好きなだけ!」


 世間一般ではそれをロリコンというのでは?

 てか、ホントに魔王にはまともな人がいない。

 アホにチャラけた人、放浪癖にスキンヘッド・・・ダメだ。


 「つい最近まではこ~んな小さくて可愛かったのにね~。いつも『舞おねえちゃ~ん』って来たのに・・・」


 「黙れ変態。勝手に過去を捏造するな」


 「ぶ~・・・。で、リュウちゃんはその子達と依頼を?」


 「あぁ」


 「・・・ホントに強いの?」


 「それは保障する。つか、今回はそんな荒事か?」


 「まー・・・荒事っちゃ、荒事?」


 「曖昧だな」


 「・・・でも、腕に自信が無かったら別のところに頼む。じゃ、セバスチャン」


 「私はシャニアです」


 「いいじゃん。執事と言えばセバスチャン!」


 「偏見です。全世界のセバスチャン様にお謝りください」


 「はいはい・・・。じゃ、シャニア。この子達の腕を見てあげて」


 「かしこまりました」


 「って、ちょっと待ってください!何勝手にぽんぽん話し進めてるんですか!?」


 「一定以上の腕が欲しいの」


 「・・・一定以上の腕って?わたしの腕細いけど大丈夫かな~?」


 「腕違う!?」


 「ま、ここで適当にやって」


 「室内ですよ!?」


 「大丈夫大丈夫。貴方人間でしょ?その程度じゃ無理無理」


 「・・・ソラを馬鹿にした」


 「だ・か・ら!鎌出さないで!」


 「では、参ります」


 そういうとシャニアさんは魔法をつむぐ。

 ボクはとっさに≪月詠ツクヨミ≫を発動。


 「スズ!シャニアさんの前を囲むように!」


 「わかったよ~≪相殺殻アンチ・シェル≫!」


 「≪水の鞭ウォーター・ウィップ≫」


 スズが一瞬だけ早く魔法を展開。

 それに続くようにしてシャニアさんが水の魔法を発動させる。

 でも、スズの魔法によってすぐに無効化されてしまった。


 「・・・へぇ~。面白いじゃない。どうやったの?シャニアはほとんど詠唱しなくても魔法発動できるのに」


 「これがボクの属性です」


 「ふ~ん。そっちの女の子は?」


 リカを示して聞いてくる。

 ボク等がどうしようか考えたとき、以外にも最初にアクションを起こしたのはリカだった。


 「アタシは吸血鬼ヴァンパイア


 「・・・マジ?・・・ホントに面白い」


 「で、合格か?」


 「ま、いいでしょう。でも、数が少ないわ」


 「・・・おい。そろそろ頼みってのを聞かせろよ」


 ハァとため息をつく。

 そして、ボク等を見据えて言う。


 「はいはい。貴方たちに頼むことは・・・この大会で優勝して欲しいの」


 そういうとボク等に一枚のチラシを見せた。


 「・・・マリネシア祭?・・・何これ?」



作 「と言うわけで寒い冬なのに季節が夏の話を書いてる作者です」

空 「ちょ!?魔王にはまともな人いないの!?」

作 「もち!」

空 「いやいやいや!?もちって!?」

作 「そんな細かいことは気にしないで次回予告だ!」

空 「細かくは無いと思うんだけど!?」

作 「次回、ソラ達は大会に出場!」

空 「マジでスルーした!?」

作 「そしてフラグの嵐!!」

空 「それ言っちゃうの!?」

作 「次回もよろしく」

空 「・・・そろそろマジで精神的にやばい」

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