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DARK・MAGIC ~闇夜の奇術師達~  作者: 夜猫
2章 ≪学園編≫
47/170

Ex・もしもこいつらが灰かぶりの物語をしたら!?

初のパロディです!


後悔していますでも、反省はしてません!






できれば感想のほうをよろしくお願いします。

 ここはとあるお屋敷。

 ここには、シンデレラというとても綺麗な女性がいました。

 町に行けば十人の男が十五人振りかえるほどのビックリな容姿です。

 ですが、シンデレラの母親は幼いころに無くなり、父親が再婚した継母やその連れ子の姉たちにいじめられるという日々を送っていました。

 ・・・・・え?何で父親がそのことを再婚相手に言わないかって?

 相手の権力が強すぎるんですよ。・・・・・たぶん。


 「シンデレラ!掃除はすんだの!」


 「・・・・・冬香、アタシの名前は「空気を読みなさい!」・・・・・すみません。」


 「で、どうなの!」


 「まだ、3秒ほど前に言われたばかりだからやってすらいないよ?」


 「空気を「シンデレラ~!!わたしの衣装は~!?」・・・・・。」


 「え?鈴音?衣装って何?」


 「う~ん。わかんな~い。なんかよくわからないけどこう言えって言われた~。」


 「ふ~ん。」


 「だから空気を「シンデレラ!アタシの部屋は掃除したの!?」何なのよ~!!!」


 「・・・・・茜、冬香がどこかに走って行っちゃったけどいいの?」


 「・・・・・いいんじゃない?」


 「で、部屋の掃除って?」


 「言えって言われた。」


 「二人とも大変だね。」






 ある日、掃除をしていたシンデレラ。

 そこに継母と姉たちがやってきました。


 「シンデレラ!」


 「・・・・・。」


 「シンデレラ!」


 「・・・・・。」


 「リカ!」


 「ん?冬香?どうしたの?」


 「・・・・・疲れたわ。」


 「じゃ、寝てきたら?」


 「アンタのせいなんだけど!?」


 「アタシ何かした?」


 「まぁ、いいわ。シンデレラ。今日はお城で舞踏会があるの。だから、あなたはここで留守番をしてなさい。」


 「わかった。じゃ、いってらっしゃ~い。」


 「・・・・・わかってるの?」


 そして、継母達はお城に行きました。






 時刻は夜。

 今頃お城では舞踏会が開かれ、継母達はダンスを踊っているころでしょう。

 シンデレラはお城のほうを見て舞踏会とはどんなものだろうと・・・・・。


 「・・・・・ソラとデートしたいな~。」


 ・・・・・特に思っていませんでした。


 「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン!!」


 「・・・・・不審者?」


 違います!いや、あってるけど違います!

 こんなネタを言いながら人の家に現れる人は100%不審者ですが今回だけは違います!!


 「・・・・・で、何で美未がこんなところにいるの?」


 「ふっふっふっふ~。ワタシは魔法使いなのだ~☆」


 「・・・・・。」


 ちょ!?

 電話で110番をプッシュしちゃダメ!!


 「で、何か用?」


 「時に君!舞踏会に行きたくないかね!?」


 「別にいい。」


 「そんな即答しちゃダメ!もっとここは空気読んでよ!」


 アンタもな。自称魔法使い。


 「というわけでこのワタシがかわいそうなシンデレラの願いを叶えてあげよう!!」


 「・・・・・別にいいんだけど?」


 「・・・・・お城には三谷君もいるよ?」


 「すぐに行きたい!!」


 「よろしい!じゃ、コレに着替えて。」


 魔法使いが取り出したのは黒いボディースーツ。

 インカムのようなもの。その他もろもろの装備。


 「・・・・・何でコレを着るの?」


 「今からミッションを伝える!」


 いつの間にか軍服を着ている魔法使い。


 「ミッションは簡単だ!お城に潜入しパーティー会場に紛れ込む。そして、王子さ・・・・・三谷君とダンスを踊ってくる!以上だ!侵入経路はコレ!よく読んでおけ!」


 そこにはお城の見取り図。

 赤い線で侵入経路が書かれてあり、細かいことが書かれている。


 「では、行くぞ、ス○ーク!!」


 「・・・・・。」






 ここはお城の裏門。

 そこには二人の兵士がいた。


 「はぁ、何で俺はこんなことをしてんだ?」


 「ま、がんばりましょう。田中さん。」


 門番である。

 こんな日もガンバってます。お疲れ様です。


 「いえいえ。」


 突然、二人の兵士は首筋に衝撃を感じ、次の瞬間には意識を手放した。

 そして、変わりにそこにはさっきまでいなかった人物がいた。


 「できたよ。」


 『わかった。では、中に入れ。』


 シンデレラだった。てか、シンデレラ強っ!?

 ちなみに話し相手は魔法使いである。

 そして、なんやかんやして衣裳部屋のようなところに到着。


 「着いたよ?」


 『では、そこで適当にドレスに着替えろ。簡単に言うと盗むパクって。あ、バックパックの中にあるガラス製の靴も履いてね。』


 「わかった。」




 ~着替え中~




 「終わったよ。」


 『では、コレにてミッションはクリア!後は王子さ・・・・・三谷君と踊ればおっけ~☆』


 「わかった。じゃ、行ってくる。」


 『あ、それと十二時までには帰ってきてね。』


 「何で?」


 『そうしないと逃走経路が無くなる。とにかく、十二時になったら帰ってきてね。』


 「よくわからないけど、わかった。」


 『じゃ、がんばってね~☆』


 シンデレラは舞踏会の開かれている会場に向かった。






 会場。

 ここにはドレスで着飾った人たちがたくさんいた。

 そして、中央にはイケメンな人がいました。


 「メンドイ。」


 「リュ、じゃ無くて王子様。そんなこと言ってるから誰も踊りに誘ってくれないんだよ。」


 そこにはぐうたらな王子とその従者でした。


 「別に踊りたくねぇし。」


 「・・・・・ハァ、後で優子さんに言うよ?」


 「マジで踊りたい!さぁ、そこのお嬢さん!オレと踊りませんか!?」


 「ほぇ?わたし?いいよ~。」


 そこには両腕に抱えきれないほどの量の料理を抱えた姉①(鈴)がいた。


 「「「ちょい待てや!!」」」


 近くにいた継母と姉②(茜)、従者が突っ込む。


 「シンデレラだよアンタの相手は!!」


 「そうよ!アンタバカなの!?」


 「空気を読みなさい!」


 「「アンタもだよ!!」」


 そこにシンデレラが通りかかる。


 「あ、ソラ!」


 「あ、シンデレラ。いいところにぃぃぃぃいいいいいい!?」


 従者はシンデレラにタックルされた。

 てか、押し倒されました。


 「ソラ!踊ろ!」


 「「「三谷ぃぃぃぃいいいいいい!!!」」」


 「ここでも!?」


 従者の周りには暴徒鎮圧用ゴム弾を詰めた突撃銃アサルトライフル短機関銃サブマシンガン、木刀に西洋剣、メリケンに特殊警棒等を武装した人々が。

 何だか赤い点が従者を狙っているのは気のせいだといいですね。


 「「「シネェェェェエエエエエエ!!!!!」」」


 「だ、誰か助けてぇぇぇぇええええええ!?≪風火車輪フウカシャリン≫!!!」


 何だかよくわからないけど従者は思わず全力でログアウトしました。


 「ソラ~!」


 「リュウ、さっさとダンスを申し込みなさい。」


 「・・・・・メンド「優子さん。」お嬢さん、私めと踊っていただけませんか?」


 「無理。」


 「そうですか。大変、失礼しました。」


 「コラァァァァアアアアアア!!??」


 何故か継母に説教をされ、王子とシンデレラはしぶしぶダンスをする。

 そして、時間はあっという間に過ぎ去り、十二時になる。


 「「・・・・・疲れた。」」


 「シンデレラ、時間よ。さっさと帰りなさい。」


 「え~。さっきから冬香は命令ばっかじゃん!アタシはソラと踊りたかったのに!!」


 「・・・・・一日ソラを自由にしていいわ。」


 「帰ります!ソッコーで帰ります!」


 「って、ガラスの靴!!片方だけ落としていきなさい!!」


 だが、既にシンデレラの姿はない。

 「・・・・・ピンチね。」






 舞踏会の翌日。


 「あ~・・・・・眠ぃ。」


 「いや、そろそろシンデレラを探しに行こうよ。」


 「・・・・・どうでもいいことかも知れんが、ソラ。その格好はどうした?ボロボロだぞ?」


 「まぁ・・・・・うん、いろいろあったんだよ。そんなことよりさっさとガラスの靴を持ってシンデレラを探しに行くよ。」


 「あ?靴なんかねぇぞ。」


 「いや、何を言ってるの。片方だけのガラスの靴があるでしょ。」


 「いや、マジでない。」


 「・・・・・マジ?」


 「マジ。」


 「コレからどうすんの!?」


 「・・・・・ガラスの靴を持ってるやつを探せばいいんじゃね?」


 「・・・・・それしかないね。ま、とにかく行こう。」


 「ハァ・・・・・かったりー。」






 城下。

 シンデレラの家。


 「王子様が来るそうよ。」


 「「ふ~ん。」」


 「二人とも!ちゃんとやってよ!」


 「・・・・・お腹すいた。」


 「・・・・・ソラとデート行きたい。」


 「・・・・・おかーさま、この二人をシメ上げてもよろしくて?」


 「わたしも手伝うわ。」


 「「すみませんでしたー!!」」


 「でも、平地さん。靴がここにあるのにどうするの?」


 「ここではお母様と呼びなさい。とにかく、こっそりソラにでも渡せば何とかなるわよ。」


 「なるほど。それであのシーンに持っていって、ハッピーエンド。」


 「そういうことね。」


 何だか策略めいたハッピーエンドですね。






 「で、ここにきたわけだ。」


 王子様御一行はシンデレラの住む家の近くに到着。


 「でも、ホントにガラスの靴無しでどうすんの?」


 そこへ継母がささーっとさりげなくソラにガラスの靴の片方を渡す。


 〔ナイスだ!ありがとう!〕


 〔後でなんかおごんなさい。〕


 〔了解。〕


 「では、ここにここの靴のサイズとあう人はいませんか?」


 「はいは~い!わたしそれ履いてみたい!」


 まずは姉①(鈴)が挑戦。

 どうやらサイズは合わないようですね。


 「では、次の方は?」


 そして、継母と姉②(茜)も履いてみるがサイズは合わない。


 「他にはいませんか?」


 そこに鼻歌を歌いながら買い物帰りのシンデレラが通りかかる。

 って、何で買い物してんの!?こんなのあったっけ!?

 そして、シンデレラは何かに気づき、ふとこちらを見る。


 「ソラだ~!!」


 「あ、シンデレラ。この靴をぉぉぉぉおおおおおお!?」


 またまた従者はシンデレラにタックルをかまされ、押し倒されました。

 殺気が上昇。


 「シ、シンデレラ。とりあえず、靴を・・・・・。」


 「履けばいいの?」


 「そうそう。」


 「わかった。」


 そして、シンデレラが靴を履く。なんと、それはシンデレラのために作られたかのようにぴったりとサイズがはまった。


 「・・・・・。」


 「・・・・・リュウ、セリフ。」


 「あ、あぁ。・・・・・お前があのときの者であったか~。オレはお前を探していた~。よければオレと一緒に城に来てくれないか~。」


 「最低ね。棒読みよ。じゃ、シンデレラ空気を読みなさい。」


 「どっちも無理。」


 「リカ!?何で!?」


 「だって、ソラがいい。」


 「「「三谷ぃぃぃぃいいいいいい!!!???」」」


 「もういやぁぁぁぁああああああ!!!!!」


 そこにはテロ集団のような人々が従者を追いかけていました。


 「・・・・・何でソラを王子様役にしなかったの?」


 「普通にキャラじゃねえからじゃねぇの?」


 「お腹減った~。」


 「三谷君も大変だね。」


 「ソラ~。待って~。デート行こ~!」


 「「「殺す!!」」」


 「助けて~!!!」


 そんなこんなでシンデレラは毎日楽しくにぎやかに過ごしましたとさ。

 めでたしめでたし。


 「めでたくないよ!!」



隆 「おい、なんかやっちまったな。」

作 「後悔している、でも反省はしていない!!」

空 「ダメだこの人。」

作 「でも、個人的にはナイスキャスティングだと思ったんだけど?」

冬 「それはわたし達にはわからないわ。」

鈴 「いっぱいおいしい物が食べれたから満足だよ~。」

樹 「私と田中さんはとてもチョイ役でしたね。」

作 「ま、今回はガチで感想が欲しいです。」

隆 「いつになく作者がマジだ!?」

空 「ホントだね!?」

作 「いや、初めての試みだったし・・・・・これで終わろうかどうか悩む。」

鈴 「要するに自信がないんだね~。」

作 「ゴファ!?」

冬 「・・・・・シュウ、作者が吐血したわ。」

樹 「どうぞ。薬です。」

作 「・・・・・地球をも砕く一撃だった。」

空 「ドンだけすごいんだよ!?」

作 「とにかく!軽い気持ちでいいので感想をお願いします。というわけで次回予告!!」

隆 「あ~・・・・・次も学園だな。」

作 「そう!でも、一応章は変えるけどね。さて、次はいったいどうなる!?」

冬 「ものすごくトラブル臭がするわね。」

樹 「そうですね。主にソラさんの。」

空 「それは決定事項!?」

鈴 「ソラ君だからしょうがないよ。」

作 「ま、次回もよろしくお願いします。」


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