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DARK・MAGIC ~闇夜の奇術師達~  作者: 夜猫
7章 ≪魔法学園文化祭編≫
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みんなでアルバイト!?

―――side空志

 「ねぇ、ソラ。アタシやりたいことがあるの」


 「うん?いきなりどうしたの?そんなかしこまって」


 とある晴れた日の午後。リカはボクを買い物に引っ張り、唐突にそんなことを言い始めた。別にわざわざボクに言わなくてもいいとは思うけど、一大決心なのかいつもより表情が真剣だ。


 「じゃぁ、何がしたいの?手伝えることならボクもするよ?」


 「ううん。これはアタシだけでやりたいの」


 どうやら、自立しようとしているらしい。

 まぁ、うれしい限りだ。それと同時に少しさみしく思う。

 これがアレか。娘を見送る父、あるいは妹を見送る兄の心境。

 それと同時に脳内で吸血鬼のおっさんがアンジェリカー!と言いながら涙を流して手を伸ばす光景が勝手に再生された。

 ・・・・・・うん、ボクの脳は何も再生していない。今日も平常運転だ。


 「わかったよ。頑張ってね。で、何がしたいの?」


 ボクがそう聞いても、リカは沈黙を守る。

 ここでせかすのもアレだから、ボクはリカが自分で続きを言うのを待つ。そして、リカが口を開いた。


 「・・・アタシ、バイトがしたいの」


 「・・・・・・うん、いいんじゃないかな?」


 まぁ、リカも年頃の女子だし、欲しい物の一つや二つぐらいはあるだろう。ボクはログさんの労働基準法を無視したバイトを無理やりにやらされているけど。


 「それで、アテはあるの?」


 「・・・」


 何故か、リカの表情が気まずいものになる。

 ・・・まさか、ヤバいバイトでもしようとしているんじゃないよね?

 そんなことはリカに限ってあり得ないと、頭からその考えを削除した。たぶん、うまくできるかどうか不安なだけなんだろう。


 「・・・魔窟ネストでやるの」


 それならむしろ安心だ。リカのことを知っている人はわりと多いし。

 魔窟ネストのメインストリートにはいろいろなお店がある。

 コボルトの経営する軽食堂から始まり、ラミアが経営するアクセサリーショップ、ハーピーの郵便や新聞配達、白澤はくたくの本屋さん。果てはスライムの掃除業者なんてのもある。

 まぁ、中にはハズレなものもあるけど。ボクなんかがいい例だ。ログさんはそこまで悪い人じゃないけど、ボクに対しては厳しい。

 まぁ、そんなことよりもリカだね。


 「で、リカは何のバイトをしようと思ってるの?」


 「・・・」


 リカは聞かれたくないことを聞かれたと言う表情でボクから視線を逸らす。

 ・・・本当に、どうしたんだろう?


 「・・・反対、しないでね?」


 「いや、しないよ。魔窟ネストにはごく一部を・・・・・除いて・・・そんなヤバいバイトなんてないしね」


 何故かリカの顔がどんどん険しくなっていく。

 ・・・もしかして、ガントさんみたいな門番のバイトでも選んだのかな?確かにアレは危ない。たまに森にすむ魔獣が襲ってくるし、魔物が暴れることもある。

 けど、これはリカが選んだことだ。多少のことには目を瞑ろ・・・。


 「アリアさんのお店なの」


 「悪いことは言わない、人生を諦めるのはまだ早いと思うんだ」


 「そうやって言うと思ったのー!!」






 とりあえず、ボク等の中では『関わると大変な人』リストの堂々のトップに君臨しているのがアリア・フォルス。魔窟ネストメインストリートにて服屋を経営しているエルフだ。金髪に、翡翠の瞳。そして触れれば折れてしまいそうなほどに細い体。エルフの特徴にもれず、超美人。ただし、性格や才能が既に天災。

 天は二物を与えないことを実証するために生まれてきたのかと思いたくなる。


 「とにかくダメだ。その拷問バイトだけは認められない」


 「お願い!そこじゃないとダメなの!アリアさんにしかできないの!」


 漢字が違う?いや、まったく間違ってない。むしろ完璧すぎる。

 けど、リカはどうしてもバイトをしたいようだ。

 たぶん、リカが正直に答えたのは、ログさんとこの店のすぐ近くにアリアさんのお店、その名も『アリア・クローゼット』なる残念なネーミングのお店があるからだと思う。

 ちなみにログさんとこの店の名前は『ラギス雑貨屋』。ひねりも何もない。


 「まぁ、黙っててもすぐにバレるからそう言ってくれたのいいけど、だからオッケーになるわけじゃないよ?」


 「そこを何とか、お願い!」


 リカは両手を合わせてボクに拝むようにしてお願いしてきた。

 すると、周りの人達が何かひそひそと話している気がする。・・・まぁ、天下の往来で美少女に頼みこまれる一般ピーポーなんてシュールな光景じゃね・・・。


 「・・・バイトするにしても、もっと実益のあるものがあると思うんだ」


 「たとえば?」


 ・・・いい機会だし、みんなにどんなバイトをしているのか聞いてみよう。






 「と、言うわけでまずは冬香に聞きたいんだけど?」


 「わたしに?」


 とりあえずリカと同じ女子で、気軽に話せる冬香をチョイス。

 別にスズに聞いてもいいけど、そこは彼氏に睨まれそうだしね。自重ぐらいはしよう。と言うかボクはスズがバイトをしているところを想像できない。


 「・・・いいけど、あんまりアテにはなんないわよ?」


 冬香はそう言いつつ、パソコンみたいなものを取り出す。

 いや、まんまパソコンなんだけど。これは冬香の持つ魔法機械デバイス、『数法珠』のソフトをメンテするときなんかに使うものだ。

 まぁ、冬香はボクが『数法珠』を作るときに手伝ってもらった魔物の所で数法術関係の手伝い的なことをさせてもらっているらしい。


 「まぁ、そのおかげでわたしの数法術も適度に勉強しながらやってるのよ」


 「冬香は不真面目そうだけど、意外に真面目なんだ。わかった?」


 「アンタのわたしに対するイメージについて小一時間ほど時間がほしいわね」


 ボクは冬香のその言葉をスルー。

 そして本題を切り出す。


 「で、リカがアリアさんとこにバイトしたいって言うんだ」


 「リカ、相談なら乗ってあげるから、自殺まがいなことなんかしちゃダメよ」


 「冬香までそんなこと言うー!?ちゃんと目的があるの!」


 「目的って?」


 ボクがそう尋ねると、リカは仕舞ったとでも言いたげに口を押さえる。


 「・・・まぁ、どうしてもって言うんならしょうがないんじゃない?」


 「そうかもだけど、こればかりは・・・」


 そんなボク等に冬香は生温かい視線を送ってきた。


 「じゃぁ、シュウと双子のバイトでも聞いてきたら?」


 「アレ?シュウと双子もバイトしてたの?」


 「えぇ。仕事は違うけどね」


 それはいいことを聞いた。

 ボク等はシュウの所に向かった。






 「と、言うわけでシュウ達の所にも来たんだ」


 「リカさん、私も悩みがあれば聞きますよ?」


 「そんなんじゃないの!」


 双子達もリカを生温かい目で見ている。

 まぁ、偶然にもシュウの部屋に三人ともいたのは運が良かった。

 でも、いつ来てもシュウの部屋はいろいろと怪しい。その部屋の主が爽やかな笑みを浮かべる長身で長髪な男子なんだからシュールと言うか何というか・・・。


 「シュウは何のバイトしてるの?」


 「いえ、魔法薬ポーション作成のお手伝いですよ」


 「そうですぅ。魔窟ネストの森林区には大樹の神霊ドリアードのレアフさんがいるですぅ」


 「まさか、神霊が魔窟ネストにいるとは思いませんでした」


 ボクとリカもその情報に少しだけ驚いた。

 神霊は精霊の長のようなものだ。意外にもそこらじゅうにいるらしい。そして大樹の神霊ドリアードと言えば、シュウ達樹族の祖先だし。

 まぁ、そんな神霊に魔法薬ポーションについていろいろと学んでいるんだろう。


 「レアフさんは、欲しい素材があれば私を死地に追いやります。もう、本当に大変ですよ。最近なんか、魔窟ネストの外にある薬草を取りに行くように言われたのですが、そこに巣食っている魔獣も倒して来いと無茶振りを受けましたよ」


 シュウは倒しましたけどねと苦笑しながら言う。

 ・・・うん、危険手当をもらうことをお勧めするよ。


 「双子ちゃん達は何をしてるの?」


 「柴田さんの軽食堂を手伝っているですぅ!」


 「コボルトの和食中心の食堂でシャンは料理、オレはウェイターです」


 なるほど。大体展開は読めた。


 「シャオ君、ボクは君に女装趣味があっても普段通りに接するから安心して」


 「してませんよ!?ソラさんは俺をなんだと思っているんですか!?」


 「男の娘オトコノコ?」


 「絶対に俺の知っている言葉と違います!」


 「・・・シュウ、ボクは何か間違えた?」


 「いえ、何も間違っていないと思いますけど?」


 「・・・そう言えば、シャオは最近セクハラされたらしいですぅ。しかも、女性客と男性客にですぅ」


 「シャン!」


 シャンちゃんによってシャオ君の黒歴史が暴露される。もう、ここまで来ると一種の才能じゃないかと思える。


 「何でそのバイトにしたの?」


 「花嫁修業ですぅ!おいしい料理を作れるようになって、いい奥さんになるですぅ」


 「・・・シャンの夢は、『お嫁さん』です。わりと本気で」


 うん。流石シャンちゃんだ。

 発想とかいろいろと純真無垢ピュアな小学生っぽいとは思っていたけど、ここまでとは思わなかった。


 「いい加減に、シュウも自分の嫁の為に何かしてあげたら?」


 「・・・何をですか?」


 シュウがそこでとぼける。

 こいつもリュウと同じで大概にした方がいいね。

 でも、そこで何故かシャンちゃんが胸を張って、勝ち誇った風に言う。


 「私は別にいいですぅ。たまにシュウは唇にちゅもがっ!?」


 「シャン、いきなり何を言うんですか?」


 シュウが威圧感のあるにこやかな笑みという、矛盾した表情を作りながらシャンちゃんの口を手でふさいでそう言う。

 けど、シャンちゃんはそんなシュウの態度はどこ吹く風と言った表情で体に『気』を循環させ、一時的に自分の身体能力を上昇さた。そしてそのままシュウの手を口から離す。


 「別にいいですぅ。スズさんもリュウさんもチューしてるですぅ。だから、私達がしてても問題ないですぅ!」


 そこでシャンちゃんは何故か自分の勝利を知らしめるかのように右拳を上にビシッと突き上げた。

 いや、今はそこが重要なんじゃない。


 「シュウ、見損なったぞ!こんなかわいらしい、いたいけな少女を無理やりにするなんて!!」


 「はぁっ!?私はむしろ襲われた方で・・・」


 「シュウ、今回ばかりは味方はできない」


 「シャオまで何を言うんですか!?」


 「それと、たまに一緒に寝てくれるですぅ」


 「シャーン!?」


 シャンちゃんは面白いぐらいに爆弾を投下してくれた。


 「シュウ!マジでお前は鬼畜なの!?中学生の女の子とヤルとか!?」


 「違います!言葉通りの意味です!!」


 「なお悪いわ!シャンちゃんの言葉受け身でしょ!?お前がシャンちゃんのベッドに忍び込んでるの!?」


 「違います!それは言葉のあやです!!」


 「シュウ、頼むから俺にバレないようにしてくれ。つい、カッとなってなんてコメントをテレビで言いたくない」


 「シャオ、貴方までそんなことを言うのですか!?」


 まぁ、なんやかんやで落ち着いた。

 ・・・うん。シュウがシャンちゃんのこと好きなのはわり前から言ってたけど、そこまで進んでいるとは。最近の若者は進んでる。


 「ソラさん、貴方も最近の若者ですよ?」


 シュウが突っ込んでくるけど、リア充な人の意見はボクの耳が完全にスルーした。

 そう言えば、さっきからリカが大人しいな。そう思って周りを見てみると。


 「・・・リュウとスズがして・・・シュウとシャンちゃんが・・・・・・そしてアタシとソラも・・・」


 リカはそんなことを顔を真っ赤にして言ってた。

 もう、顔からと言わず、全身から煙を噴きだしそうだ。


 「リカ、落ち着くんだ。確かに前の二人はしちゃってるけど、ボクとリカはしてないから」


 「・・・知らぬが仏とは、こういうことですか」


 「そう言えば、リカさんはソラさんともがっ!?」


 「・・・シュウ、何で急にシャンの口を塞ぐんだ?」


 三人が何かしてるけど、ここはリカを何とかしないと。

 と言うか、本来の目的からずいぶんと話がそれてしまった。


 「まぁ、そう言うわけでバイトはちゃんと選ぼうよ。シャオ君もシャンちゃんのお守目的で一緒の所で働いてるんだしさ」


 「シュウのは?」


 「・・・」


 ボクも何でシュウの薬剤師のバイトが、そんなにデンジャラスになるのかはよく分からない。と言うか、近隣の魔獣退治は警備隊のお仕事だ。


 「まぁ、とにかくわかった?」


 「それでも、アタシは自作している服屋さんじゃないとダメなの!」


 ・・・あれ?


 「・・・リカが働きたいのは、服屋じゃなくて、オーダーメイドの服作ってるお店?」


 「・・・何でわかったの!?」


 リカが驚愕の表情で聞き返してくる。・・・あの、心の声が漏れてますよ?

 アリアさんの店にある服は、基本的にアリアさん自身の手で造ったものだ。まぁ、魔窟ネストの大半が自分の所で造って、自分の店で売ってる自営業みたいなものだけど。

 確か、こういう服とかを作るには『職業魔法』と呼ばれる特殊な魔法の習得が必要なはず。ログさんやボクが使う、魔法による製品の製作もこの魔法の一種。これは属性に関係なく使える魔法で、この魔法をどれだ使いこなせるかが製品の品質を決める。それに普通の魔法と勝手がだいぶ違い、多量の魔力を使うため大量生産には向かない。確か作業工程を自分の手じゃなく、魔法で代用するから、ある程度は自分にもその腕がないとダメだったからだったかな?ボクは完全に魔法に委ねてしまっているんでよくわからない。そのせいでログさんに『職人泣かせだな』と言われてるわけだけど。

 まぁ、量産品は魔法による工作機械でいっぱい作れるから問題ないし。


 「・・・リカさんの考えていることがなんとなくわかってきたですぅ」


 唐突にシャンちゃんがそんなことを言う。

 あわててシャンちゃんの口を塞ごうとするリカをシュウが押しとどめ、その続きを促す。


 「続けてください」


 「リカさん、つい最近少女マンガで・・・」


 「ダメー!?」


 「・・・漫画の、何?」


 よく聞き取れなかったのでもう一回聞いてみる。

 ちなみに、シュウはリカの口をも塞いでしまった。これで大声を出そうにもできない。


 「少女マンガで主人公の女の子が、好きな男の子の誕生日の・・・」


 そこでリカがついに人類を軽く凌駕するそのパワーを発揮した。

 力にモノを言わせてシュウを背負い投げのように投げる。そしてシュウはシャンちゃんを巻き込みながら吹き飛んで行った。


 「「・・・」」


 あまりにショッキングな光景にボクとシャオ君は言葉が出なかった。

 まぁ、シャンちゃんが言いたかったことはなんとなくわかった。


 「・・・誰か、誕生日が近かったっけ?」


 一応みんなの誕生日の月ぐらいは覚えているけど、十月も終わりかけの今日この日に誕生日を迎える人っていたっけ?


 「・・・スズが四月一日エイプリルフールでアホの子になっちゃって、リュウが七月の終わり、冬香が・・・二月?・・・双子達は、六月。シュウが五月だっけ」


 うん。ボクが覚えているのはここぐらいだ。

 ハル君と四条さんはなんとなく聞く機会を逃してしまっている。


 「そう言えば、リカって何時?」


 「ふぇ!?ア、アタシ!?・・・ク、クリスマスの日・・・」


 「そっか。クリスマスと一緒に豪華なのプレゼントしなくちゃね」


 「ププ、プレッ、ゼン、トッ!?」


 「ソラさんの天然たらし発言ですぅ」


 早くも回復したシャンちゃんは、シュウを押しのけてボクにそう言う。

 と言うか、シュウがいまだにふらふらしているのはどうかと?だって、明らかにシャンちゃんの方がダメージ大きいよね?


 「私は『気』を巡らせたので大丈夫ですぅ」


 ボクの考えを察してか、シャンちゃんはシュウに自分の掌を当てながらそう言う。

 たぶん、シュウも自分に使ったのと同じ方法で回復させようとしているんだろう。


 「けど、それが何でバイトに繋がるの?」


 「とにかくお願い!行かせて!!」


 リカがシャンちゃんに答える暇を与えないようにボクに拝み倒した。

 それを見たシャンちゃん達は生温かい視線をリカに送りつつ、ボクに言う。


 「たぶん、大丈夫ですぅ」


 「確かに、アリアさんと言う点が気になりますけど、リカさんは目的を完遂すればやめる予定なのでは?」


 シャンちゃんがよくわからないけどリカの意見を肯定し、シャオ君はその補足説明をくれた。

 しかも、リカはシャオ君の言葉に首をぶんぶん縦に振っている。


 「・・・・・・わかった。何かあったら、すぐにログさんところに行くんだよ?」


 「わかった!ソラ大好き!!愛してる~!」


 「はいはい。大げさなんだから・・・」


 「たぶん、おおげさじゃないです」


 復活したシュウが何か言ってるけど、これのどこが大げさじゃないの?

 普通、なんでもない人に好きとか愛してるって言わないよね?






 後日、アリアさんのお店の前にウサギが出現した。


 「・・・リカ、何してんの?」


 「・・・アリアさんに看板娘しろって言われた」


 「・・・・・・」


 一言言おう。

 リカは肌は透き通るように白く、髪も銀に近い白。そして目がルビーのように赤い瞳。そんなリカが髪をツインテールにして、白い服を着れば耳の垂れたウサギにしか見えないわけで・・・。


 「・・・まぁ、頑張って」


 「お願い、助けて!」


 「へいリカちゃん、カレシといちゃついてないでお仕事お願いね~!後でマ」


 「頑張ります!だからその先を言わないで!!」


 ・・・まぁ、やりがいのありそうな仕事で何よりだよ。うん。


 というわけで、今回の短編はとてもグダッてしまいました。

 なんかごめんなさい。そのうち書き直すかも。

 まぁ、とにかくこの章のお話ですね。今回、最後になんとソラの誕生日が出てまいりました。これに関しても某情報魔ちゃんが伏線(?)を張っています。気になる人は探してみてね!

 そして謎を呼んでしまったのがリカの未知の技。魔法かな?それとも?まぁ、これに関しても某親バカさんがちょろりと口から漏らしかけています。まぁ、クライマックスでは、この親バカ怖ぇ的な感じになってしまいますが。


 では、次はどんなお話になるのかは実は決まっておりません。ボクとしては春樹君と海美ちゃんの話を書こうかなと思っています。

 只今、一章部分の改訂作業中ですので、次の章をお送りするのには少し時間がかかるかもという状況。一章部分に関しては結構変えてしまいますが、大まかな流れはだいたい一緒になるはずです。


 では、最後になりましたが、この小説に最後までお付き合いいただければ幸いです。

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