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DARK・MAGIC ~闇夜の奇術師達~  作者: 夜猫
5章 ≪サマー・バケーション編≫
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19話・MISSION IMPOSSIBLE

―――sideリカ

 いきなり苦しそうなレオの咆哮が聞こえたかと思うと、レオはソラに攻撃を始めた。


 「レオ!?何で!?」


 「ッ!?アンジェリカさん!!前!!」


 「危ないですぅ!!」


 アタシとシャンは前衛で相手を攻撃、茜が後方でアタシ達の支援をするっていう戦闘陣形フォーメーションをとっていた。


 「邪魔しないで!!」


 「ぐっ!?」


 向こうはアタシの大鎌の一閃を波打つ大剣、フランベルジュで防ぐと距離をとる。

 向こうの武器は武器を破壊するための武器だけどアタシ達の武器はそれぐらいじゃ壊れない。さすが、ソラの武器!


 「は!?今はそんな場合じゃなかった・・・!」


 「いいから真面目にしてくださいですぅ!?」


 「もう!アンジェリカさんは三谷君の応援にどうぞ!あたしが何とかします!!」


 茜はそういうとエリアを呼んで、相手を攻撃するように言った。

 ・・・でも、ソラにノルマ付けられちゃってるしな~。


 「・・・ソラ、ゴメン」


 アタシは距離をとってこっそりと魔法を使う。


 「・・・吸血呪ヴァンパイア・スペル夢幻ムゲン魔眼マガン≫・・・!」


 アタシはその目の状態で相手に向かって全力でダッシュ。そしてその目で相手を睨みつける。

 魔法抵抗が高かったら意味が無いけど、やらないよりはマシ!

 幸いにも相手は催眠術に掛かったみたいだった。

 相手は急に眠気が襲ってきているはず。

 シャンの近くに行って耳打ちする。


 「今のうちに!」


 「・・・こっそり使ったですぅ?」


 「バレてないから問題ないよ!」


 「それもそうですぅ!」


 一気に相手に肉薄してアタシは鎌をフルスイング。

 シャンは『気』を込めた拳で相手に凶悪な一撃を加える。

 敵二人はアタシ達の攻撃で一気に壁に吹き飛ばされた。


 「おっけですぅ!」


 「アタシはソラとレオを何とかする!」


 「私はラズとか言う人にするですぅ!」


 「・・・じゃ、平地さんで!」


 そういうとバッと分かれる。

 ソラはなんとかレオの咆哮覇を避けたらしく、今はレオをなだめにかかっている。


 「レオ!落ち着いて!」


 でも、レオはただ苦しそうにソラに攻撃をしている。

 何で?


 「ソラ!」


 「リカ?レオが何か変なんだ!!」


 ソラにしては珍しく、ものすごく取り乱して今にも泣きそうな表情だ。

 ・・・よっぽど、レオに攻撃されたのが、そして苦しんでいるのが堪えたんだろう。


 「何があったの!?」


 「いや、あいつが何か仮契約とかで主人だからって・・・」


 「・・・嘘」


 契約、それは自分と魔物や動物と魔力的な繋がりを作る魔法。

 これをすれば言うことを理解できない魔物でもその意思を理解できるし、言うことを聞かなかったら命令して無理矢理に実行させることができる。


 「でも、レオはソラと契約してたんじゃ?」


 「いや、ボクは契約なんて初めて聞いた」


 「ッ!?」


 うかつだった。

 ソラは普段から驚異的な魔法を使ってるけど、魔法に関わったのはここ数ヶ月。つまりは素人同然。普通なら知ってるようなことでも知らないことのほうが多い。


 「・・・でも、アタシにもどうすればいいかわからない。でも、このままだと、レオはあの人にとられちゃう」


 アタシがそういうと、ソラははっと目を見開き、そして決意の篭った目をアタシに向けた。


 「・・・ボクがレオを何とかする」


 「でも・・・」


 「あれは『仮』って言ってた。それに、まだ自我を保つかって・・・」


 「・・・そういえば、普段のレオならもっと速い」


 でも、レオはところどころで今の動きを拒絶するみたいに一時的に停止している。

 ・・・『仮』だから完全に支配下に置けていない?


 「なら、チャンスかも!?」


 「・・・よし、じゃぁ・・・リカは冬香のところに行って。それでインチョーをこっちに。相手は火の魔法使いだから水の属性で何とかなる」


 「わかった!」


 そういうと、ソラはレオに向き直った。

 ・・・がんばって、ソラ。



―――side樹

 「何だ!?どうした!?」


 廊下に声が漏れてしまったのか、慌てるような声が聞こえました。


 「まずいです。シャオ・・・!」


 「メイド服よりもこっちの方がらくだから俺的にはむしろラッキーだ!!」


 シャオはメイド服を脱ぎ捨てると、下からは中華風の戦闘衣が現れました。

 ・・・シャオは、こういう風に武器とかを隠すのが得意ですからね。

 しかも、いつの間にかトンファーを出してます。


 「ここまでの恨みッ!!」


 「おい!?さっきのメイドがいきなりチャイナな服を着たぞ!?」


 「サービスか!?」


 「俺はオトコです!!」


 「「「ぎゃぁぁぁぁああああああ!!??」」」


 ・・・深くは突っ込まないでおきましょう。

 今のシャオは軽く狂戦士バーサーカーとなってますし・・・。

 それよりも春樹さんです。


 「う、あぁ・・・!!」


 私は脈や瞳孔を確認し、容態を確かめます。

 ・・・おそらく、禁薬を打ち消そうと薬が働いているからだとは思うのですが・・・。シャンならなんとかできたかもしれません・・・。

 自然に治るのを待つしかないです。

 その時、扉を蹴破るようにしてシャオが入ってきました。


 「シュウ!こいつは手ごわい!」


 「・・・では、私が行きます。シャオは春樹さんを頼みます」


 そして、私はシャオと交代スイッチ

 目の前の甲冑姿の方の前に出ます。


 「・・・ずいぶんと重そうですね」


 「どうやら、お前達に武器はないようだ。それに魔法も使えない。まぁ、魔法が使えたとしてもこの甲冑の前には意味が無いがな」


 そういうと目の前の男性はニヤリと(たぶんですけど)笑いました。

 ・・・なるほど、前衛系職、戦士ファイターの中でも防御に重点を置いた守護士ガーディアンですか。確かに、私達のように拳打士グップラーにとっては不利です。

 拳を痛めますから。


 「・・・油断してると痛い目を見ますよ?」


 「ハッ!お前のようなガキが何をできる!!」


 「・・・いえ、私は確かにこの少年と一緒で拳打士グップラーですが、薬剤師でもあります」


 「だからなんだ?」


 「薬は、用法用量を守って正しくお使いください」


 そういうと私は薬ビンを相手に投げつけます。

 敵はそれをただ見ているだけで何もしませんでした。

 ・・・お気の毒様です。


 「何だ?それがどうし・・・た?」


 「気づきました?それは気化しやすく、多くの量を吸えばちょっとした麻痺薬になります。ちなみに、本来の用途は気付け薬です」


 「な・・・あ・・・!!」


 私は立ち上がり、悠然と相手の目の前に立ちます。

 相手は目だけで私を追い、体をブルブルと震わせて少しでも体を動かそうとしています。


 「最も、私はそんなものでは負ける気もありませんでしたが」


 「ガァ!?」


 『鎧通し』。ゲームとかである防御を無視して攻撃できる技です。

 現実では鎧などを着けていても衝撃を貫通させて相手にダメージを与える技です。


 「さすがシュウ、俺はできないからな」


 「ですが、シャオは武器ですればいいじゃないですか?」


 私は貴方が相手の甲冑の間を攻撃して相手にダメージを与えられる武器を見たことがある気がするんですけど?


 「いや、シャンに爪楊枝代わりにされてどっかに行った」


 「はぁ・・・」


 後でシャンにはよく言っておきましょう。

 ・・・気配を探っても特に人はいないようです。


 「気づかれる前に逃げましょう」


 「だが、どうする?」


 日時は昼間。

 隠れられるような場所もありません。まぁ、考えてありますが。

 私は今の服を脱ぎ捨て、シャオと似たような服になります。

 そして、ソラさんにいただいたポケットの魔術符カードから大きなトランクケースを取り出します。

 ・・・少し辛いかもしれませんが我慢してください。


 「今から旅行者のフリをして逃げます。更に、陽動のためここで火事騒ぎを起こします」


 既に宇佐野さんに頼んで警報機の位置は把握していますそこを避けて火をできるだけ大きくしておきます。

 後は、火を起こして避難してる人たちにまぎれて外に出ます。


 「では、ここに発火用の薬を置いておきます。・・・後、三分ほどで火の手が上がります」


 「で、どうするんだ?」


 「ここのロビーに移動しましょう。そして野次馬にまぎれましょう。そうすればまさか春樹さんを奪った人が逃げていないなんて思わないでしょう」


 そして、私達は窓から裏に飛び降りました。

 もちろん、トランクには細心の注意を払って。

 私達が着地してロビーに回りこんだとき、ちょうど警報機がなり始めました。

 そして、私達のいた階の辺りがバタバタします。

 それを私達は不適な笑みをこらえて野次馬に混じってみていました。



―――side空志

 「・・・レオ」


 「~~~~~!!!!!」


 「何をしている!!さっさと殺せ!!」


 「三谷君の邪魔はさせない!!」


 「レオちゃんを返すですぅ!!」


 インチョーやシャンちゃんがレオのために戦う音が聞こえる。

 そして、レオは声にならない叫び声をあげている。

 まるでボクにこれ以上近づくなとでも言ってるように。


 「なぁ、ボク等さ。初めて会った時は、すごかったよね」


 誰にも見えない猫。

 それがボクの認識。

 後になって考えてみれば、当時のボク等みたいに魔法に携わっていない人には見えない系統の魔法を使ってたんだろうと思う。

 そして、その時の疲弊してたレオは・・・まるで人は信じられないとでもいうように、ボクの弁当の残り物を食べず、挙句は鋭い爪で思い切り引っかいてくる始末だった。


 「で、全然食べないレオの首根っこ引っつかんで無理矢理食べさせたよね」


 その時、本当に捕まえるのが大変で、更には捕まえたら捕まえたで爪で引っかいて逃げようとするもんだからボクの腕にかなりの傷ができた。


 「・・・でも、それはあいつに・・・ラズにボコボコにされたからだよね?」


 だから、レオは人間を怖がり、そして自分とかかわりを持って、またラズが襲いに来られたときに巻き込まないようにしてくれたんだと思う。

 レオは、とても賢い。それぐらいはする。


 「でも、ボクやリュウには心を開いてくれた」


 春休み、ちょっとづつではあるけど懐いてくれて・・・。

 そして、今ではボクの最高の相棒パートナー


 「ボクは、今までレオをいて、すごく楽しかった・・・レオは?」


 レオはいやいやをするように頭を振り乱し、その強靭な前足をボクに向けたり、おろしたりを繰り返す。


 「でも、まだ・・・これから・・・楽しいことはいっぱいある」


 「ッチ!完全に支配下に置けていないのが原因か!!」


 ボクの脳裏にレオの姿が移る。

 子猫のときに、イタズラをしてはみんなに怒られたり。

 やたらといっぱいゴハンを食べたり。

 何故かいろいろなものを見つけてきたり。

 それで、ボクに甘えてきたり。

 ライオンの時ではいつもボクの前に立って手助けしてくれて。

 そしてたまに大きな背中に乗せて飛んでくれたりする。

 そんな、日常。


 「だから・・・これからも、おいしいものいっぱい食べて、遊んでよう・・・。ボクと・・・いや、ボクと、そしてみんなと」


 「―――契約の行使!!そのガキを殺せ!!」


 ラズが力を込めてその一言を言う。

 レオは口をあけ、咆哮覇の構えを取る。

 でも、こんな至近距離じゃ避けるのが無理だ。

 ボクは思い切ってレオの顔のまん前に走る。

 そして、鬣を掴み、目の前で怒鳴る。


 「レオ!!お前はあんなヤツのいいなりになるのか!?お前は、ボクの相棒パートナーじゃなかったのか!!!」


 そして、ボクはレオの頭の一振りで思い切り吹き飛ばされた。

 これで、レオがボクに咆哮覇を撃ってもレオのほうにダメージは行かない。

 ・・・終わった、のか?

 ボクは絶望的な気持ちで、目を閉じた。

 そして、レオの大気を震わせるような咆哮が響く。

 ・・・。

 ・・・・・・。

 ・・・・・・・・・。

 ・・・・・・・・・・・・。

 ・・・・・・・・・・・・・・・。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


 「・・・・・・あれ?」


 なんともない。

 ボクは目を開ける。

 そこには、ドアップのレオの顔。


 「うぉわ!?」


 「がう」


 いや、驚くなよって言われても。

 いくらレオでも・・・顔が猛獣だよ?ビックリするよ。


 「って、何で!?」


 レオが顔でさっきまでラズとインチョーとシャンちゃんが戦っていたあたりをさす。

 そこを見ると、二人とラズを分断するように咆哮覇で造ったらしい溝があった。


 「いや、咆哮覇じゃないよ?仮契約は?」


 「な、繋がりリンクが、切れた、だと!?」


 「・・・どういうこと?」


 「がう?」


 ・・・わかんないって。

 仮にもレオに起きたことでしょ?

 まぁ、一つだけわかったことは・・・。


 「レオ、行ける?」


 レオはその言葉に、誰にモノを言っているとでも言うかのように鼻を鳴らす。

 そっか、やっぱり、お前は最高の相棒パートナーだよ。


 「レオ、前に考えた戦術フォーメーションで!」


 「がう!」


 その言葉でレオが先行。

 翼を広げて低空飛行をする。


 「≪風火車輪フウカシャリン≫!!」


 ボクは魔法で自分のスピードをあげ。

 レオの後についていく。

 先行したレオはその大きな体に似合わない俊敏さで前足を振るい、鋭利な爪でラズを切り刻もうとする。

 そして、向こうはそれを回避。

 でも、今のボクはレオの巨体に隠れる形になっている。


 「油断大敵!!」


 「しまっ!?」


 ボクは引き金を引きまくって銃を乱射。

 まぁ、こんなもんでしょ。

 その攻撃で相手は気絶した。


 「こっちは片付けた!」


 「わかった!」


 リュウはそういうと冬香に拘束系の魔法を連発。

 でも、やっぱり割と長くいたからか先を読まれてる。

 それにリカを弾幕で近づけさせてない。

 ・・・なら、こっちも人数増やして何とかするしかないか。


 「インチョーは後方で弾幕系の魔法、シャンちゃんはボクと前衛!」


 「おっけ!」


 「わかったですぅ!」


 そういうとインチョーはコップを構え、ボクとシャンちゃんは冬香に攻撃。

 でも、こっちに気づいて冬香は弾幕の数を更に増やしてくる。


 「なんてヤツだよ!!」


 「さすがだ、ね!・・・冬香!!」


 「・・・何よ?」


 冬香はイライラとした感じの声でボクに聞いてくる。

 ボクは冬香に大声で言う。


 「そっちのリーダーはやられた!いい加減にあきらめろ!」


 「あんた、交渉術ネゴシエーションはヘタクソね!」


 「いや、ボク等の交渉のカードがまだ来てないんでね」


 「遅れてすみません!!」


 その時、声と共に三つの影がボク等と冬香の間に出現した。


 「は、ハル!?何で!?ダメじゃない!さっさと・・・」


 「大丈夫です。既に魔力発散薬、通称『OD薬オーバードライブポーション』は解呪してあります」


 「・・・う・・・そ・・・」


 「姉さん・・・僕は・・・もう、大丈夫だ」


 「・・・シュウ、なんでハル君は苦しそうなの?しかもしゃべりづらそうだし」


 「・・・少し長くなります」



―――side樹

~数分前~

 「シュウ。これはどうにかならないのか?」


 「・・・私ではなんとも」


 ここは私達の宿。

 目の前には苦しそうに喉を押さえる春樹さんがいます。

 ・・・自然に治るのを待つしかないのですが。

 そこで、春樹さんがいきなり私に手を伸ばして何かを言いました。

 ですが、声がかすれてよくわかりません。

 私は耳を春樹さんに近づけてたずねます。


 「・・・・・・み・・・ず・・・」


 「水、ですか?」


 「とってくる」


 そういうとシャオはすぐに水をコップに入れてとりに来ました。

 そして、水を春樹さんの目の前に持っていくと、春樹さんは目にもとまらない速さでコップを引ったくり、水を一息で飲み干しました。


 「・・・ぜぇー・・・ぜぇー・・・」


 「・・・シュウ」


 「・・・私は薬の味見は今回に限っては何もチェックしてません」


 私は少し余った解呪薬を取り出し、ほんの少しだけ舐めてみます。

 ・・・口が熱い・・・って、辛いです!!??

 私はダッシュで水をコップに入れ、水を何杯も飲みます。


 「・・・まさか、そういうことですか?」


 「・・・だろうな」


 私達は、いまだ苦しむ春樹さんに水を飲ませ続けました。



―――side空志

 「と、言うわけです」


 「アホか!?何でそんな激辛な薬ができるの!?」


 「いえ、偶然にもそういう薬草ばかり使ってしまいまして」


 シュウはハッハッハとか言いながら適当にごまかした。

 ・・・ごまかせてないけど。


 「僕は、もう大丈夫・・・。だから、姉さんは・・・無理しなくていいんだ」


 「ハル・・・」


 「ハッ・・・いい、のか?」


 ボク等がその声に振り向くと、そこにはいつの間に回復したのか、ラズが膝立ちになりながらもボク等を睨みつけていた。


 「・・・どういうことだ?」


 「俺が、『魔氷狼フェンリル』を縛るのにたった一本の鎖・・・・・・・だけでやったと思うのか?」


 「ちょっと、それ、どういうことよ?」


 冬香がその言葉に驚いている。

 ・・・冬香にも隠していた切り札ジョーカーか。


 「・・・こっちに戻って来い。・・・孤児院がどうなってもよければな」



作 「やつがついにカードをきってきた!!」

空 「いやぁ、ホントだね」

作 「つーワケでどうなる!?」

空 「まぁ、何とかしてはおいたから大丈夫だと思うけど」

作 「・・・面白くない」

空 「いや、どういう面白さを求めてるの?」

作 「と言うわけで次回予告」

空 「・・・聞いてない」

作 「相手の出してきたカードに空志はどう答える?」

空 「まぁ、コネをいろいろと」

作 「そして勝負の行方は!」

空 「なんかそれっぽい」

作 「次回もよろしく!」

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