表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【アニメ3期決定】転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~  作者: 未来人A


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

111/308

第111話 同時攻略

 翌日、軍議が開催された。


 最近はミーシアンも冬になり、肌寒くなっていた。

 今年はどちらかというと暖冬であるようだが、六月下旬に差し掛かると雪が降る可能性もある。そうなると行軍は非常にしにくくなるので、攻略を急ぎたいところだ。


「さて、スターツ城攻略の軍議を開始する」


 バルドセン砦を攻略し、次はスターツ城の攻略へと移る。


 スターツ城はベルツド城への道に繋がる街道を守る城である。

 ここを落とさなければ、大規模な軍勢をベルツドへ通すことは難しい。

 平地に築かれている城であるが、防壁が非常に高い上に、防壁自体が魔法が効きにくい素材で作られており、さらに防御魔法の準備も万全。非常に強固な城である。落とすのは苦戦は必至であるが、今の戦力差ならばそれでも落とせる可能性は低くない。


 リューパからスターツ城を守る将の話などを聞いた。

 裏切りの可能性は非常に低いようなので、力攻めか包囲で落とさないといけない。


「バルドセン砦から直接スターツ城を侵攻することは出来るだろうが、それには問題がある。ここだ」


 クランは目の前に敷かれているベルツドの地図を指さす。


 指さす先には、ロルト城と呼ばれるスターツ城の北西にある城があった。


「この城を無視してスターツ城を攻略しに行った場合、背後を突かれる可能性がある。今回はスターツ城を落とされるわけにはいかないだろうから、ベルツドからも援軍が来るだろうから、挟み撃ちになってしまう。それはまずいからここを落とす必要がある」


 クランがそう説明をした。

 確かにちょうど無視しにくい位置にロルト城はある。

 スターツ城の重要性を考えて、援軍に行ける位置にこの城を配置したのだろう。


「ただしロルト城だけを落としに行っても、当然その時はスターツ城とベルツドの軍勢が援軍に来て、挟み撃ちにされる。そこでここは兵を二手にわけて、スターツ城とロルト城を同時に攻略するのがいいと私は思うのだが、皆はどう思う?」


 クランの意見に異論は上がらなかった。

 ここまで数で優っている場合は兵を分けるデメリットも非常に少なくなるし、良い戦略であると私は思った。


「それでスターツ城方面への軍は私が率いるとして、ロルト城方面の軍であるが、ルメイルが率いてくれ」

「私ですか?」


 よほど予想外だったのか、ルメイルが目を丸くして確認した。


「ああ、不満か?」

「いえ、クラン様が私に軍を率いよと仰せなら、力を尽くすだけでございます」


 ルメイルがロルト城を攻める軍を率いるのなら、私もロルト城を攻める軍に参加することになりそうだな。


 ルメイルが大将なのは少し意外だったな。

 立場がルメイルより上の者は何人かいるようだが、それだけクランから信頼を得ているという事だろうか。


 とにかくロルト城へはルメイルが率いて侵攻することが決定した。


 敵のロルト城には五千人ほどの兵がいるようで、ルメイルにはその倍の一万の兵が預けられることとなる。


 ロルト城からの進軍を防ぐのが目的なので、城の陥落はさせられないなら、させられなくていいようである。

 ただ敵はスターツ城への援軍に行くために、野戦を仕掛けてくるのは間違いない。

 そうなると敵の城にいる兵は、ほとんど出て来て戦ってくるだろうから、その野戦に勝てば城も取れると考えていいだろう。


「さて、倍の兵がいれば負けないとは思うが、ロルト城にいる兵は、スターツ城へと早く援軍を飛ばせるように、騎馬兵が多くいるとリューパが言っておった。練度も高い上に、地形的に平野での戦になるだろうから、数が多いからと言っても確実に勝てるとは言い切れん。そこでメイトロー傭兵団をロルト城への軍に加えようと思う。メイトロー傭兵団は野戦のスペシャリストだ」


 メイトロー傭兵団か。

 最強と名高い傭兵団だが、今のところ目立った活躍はしていない。

 まともな戦闘が起きていないから当然といえば当然なんだが。


 そう言えば、団長のクラマントを鑑定していなかったな。

 軍議の場にはいないので、後であったら鑑定してみよう。


 私たちはルメイルの軍に参加し、ロルト城攻めに参加することになった。




【読書の皆様へのお願い】


下にある星をクリックすることで評価ポイントを入れることが出来ます。


作品を見て面白いと思われた方、続きが気になると思われた方、大変お手数をおかけしますが、評価ポイントをぜひよろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 主人公との約束守るために、上司に武勲とってもらって出世させて配置変えの理由つくらんといかんもんな。
[気になる点] 不満か?と聞かれて命令なら力を尽くすだけですって返事は不満としか聞こえない 他に立場が上の者たちを差し置いてで驚いたのだから、身に余る光栄ですくらい言わないと誤解されそう
[気になる点] 一般に、城攻めには三倍以上の兵力を必要とするはず。城自体が物理的防御力増加機能あるから。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ