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あなたのことが好きだから! そうなるんじゃない!

作者: 七瀬




私の好きな人は、とってもとっても優しい!

穏やかで、彼と一緒に居ると、、、?

私まで優しくなれるような気がする、、、。



私は彼と付き合いたいのだけど、、、?

彼は女性に興味がないと言う、、、。



・・・それって? どういう事、、、?



彼は、二次元のアニメのキャラクターにしか興味がないんだって!



私の名前は 『植崎 美春』 大学生。

彼の名前は 『横井 晴馬』 私と同じ大学生。



・・・そして、晴馬クンの好きなアニメのキャラクターは、【あやめちゃん】と

言うキャラクターらしい!



もう、私のライバルがなんで! アニメのキャラクターなのよ、、、!!!


そのアニメのキャラクターのあやめちゃんは、清純で爽やかな笑顔で、明るく

元気づけてくれるような女の子らしい!



私は、そのあやめちゃんに嫉妬している!

私の大好きな晴馬クンを独り占めされている感じで、、、。




それでも私は、【人間の女の子】の中では1番晴馬クンと近い距離に

いると想っている!



そして私は晴馬クンに聞く、、、?


『ねえねえ? 晴馬クン!』

『なに? 美春ちゃん、どうしたの、、、?』

『晴馬クンは本当に、人間の女性に興味がないの、、、?』

『・・・ごめんね、僕は人間の女性に全く興味が湧かないんだ!』

『・・・・・・どうしてなの?』

『今、僕の好きなアニメのキャラクターの【あやめちゃん】は絶対に嘘もつ

かないし! 僕を傷つけたりしなよ! でも人間の女の子は嘘もつくし!

僕を傷つけるでしょ! 美春ちゃんもそうじゃない、、、?』

『私は、晴馬クンの事、、、傷つけたりしないよ!』

『それは嘘だ! 急に不機嫌になったりワガママだって言うでしょ!』

『・・・・・・それは、好きだから、なるんじゃないの?』

『・・・うーん、そうかもね! でも、あやめちゃんはならないよ!』

『・・・・・・』



晴馬クンの口から出るのは、いつも【あやめちゃん】で、、、!

あやめちゃん以外の話をしても、、、晴馬クンが興味が無いから、、、!


どうしても、晴馬クンに合わせようとすると、、、?

あやめちゃんの話しかできない、、、!



私も晴馬クンの為に、そのアニメのキャラクターの【あやめちゃん】の事を

どんどん詳しくなっていく、、、!



どうしても! 晴馬クンと仲良くなりたかったから、、、。

それだけなのに、、、!



半年経っても、、、。

晴馬クンの気持ちは、あやめちゃんだった、、、!


何時になったら、、、?

私の方に気持ちが向いてくれるのかな、、、?




私はとうとう、人間の女の子に興味を持たない晴馬クンの事を忘れる

事に決めた!!!


この人は、きっとこの先も人間の女の子に興味がないのだろうって思ったから。

その事を、私は晴馬クンに伝えた、、、!


『晴馬クン、私ね、、、? ずっと晴馬クンの事が大好きだったけど、、、?

晴馬クンはあやめちゃんの事が好きだから、私! もう晴馬クンの事、、、

諦めるよ!』

『うーん、そっか! 早く美春ちゃんにも好きな男性が出来るといいね!』

『・・・・・・ううん、』



彼は、さっぱりとした顔で私にそう言った、、、!

なんだか、勝手に涙が出てきた、、、。

今までの時間は、何だったのだろう、、、。



私は、心を入れ替えて次の新しい恋に踏み出そうと決めた、、、!!!



・・・そうすると?

まだ、この大学にこんなカッコイイ男性がいるなんて、、、!

私は素敵な男性に巡り会えた、、、!



彼の名前は 『山本 理人』 彼も同じ大学生。


私は、理人クンと少しずつ近づいていって、仲良くなる事に成功した!

そして私は、理人クンに好きな子がいるのか聞いてみた、、、?


『ねえねえ? 理人クン、理人クンは好きな女の子とかいるの、、、?』

『・・・えぇ!? 美春ちゃんに言ってなかったっけ、、、?』

『えぇ!? 何を、、、?』

『ぼくの事何も知らないの、、、?』

『・・・・・・えぇ!? どういう事なの、、、?』

『ぼくは、女の子を愛せないんだ!』

『・・・・・・えぇ!? どうして?』

『ぼくの好きになる人は、【男性】だから! てっきり知ってるのかと、、、?』

『・・・あぁ、ううん、知ってたよ! ごめんね! 変な事、聞いちゃって!』

『・・・い.いや? それはいいんだけどね、、、!』

『うん、』





【嘘でしょ!】

私の頭の中のでは、その言葉がグルグルと回っていた、、、!

やっと好きになった男性が、【男が好きだなんて!】



・・・私は、男性を見る目がないんだと思った、、、!

また私は、諦める事になるなんて、、、。





最後までお読みいただきありがとうございます。

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