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★ 引き摺られて行った彼女は再び♥


「いやぁーーーー話してぇ~~~~!?」


「全く、油断も隙もあったもんじゃないんだから?」


「はいはい、もう少しでさっきの部屋に入りますからねぇ~~♥」


 女アンデッド達は御輿を担ぐように、オラフィアを持ち上げると。

 そのまま、拘束具が置いてある部屋にまで彼女を連行して行く。


 女アンデッド達の上で泣き叫ぶ、オラフィア。


 彼女の右腕を担ぐ、シャリル。

 左腕を担ぐ、ヌル達。

 二人は、不安を掻き立てるような台詞で彼女を脅かす。



「ダメよ? 泣いても泣いても誰も助けに来ないからねっ!」


「さっきのマグヌスだっけ? アイツも動けないし、どの道、あんたも奴も私達の仲間になるしか無いのさ」


「なるわけ無いでしょっ!!」


 後ろから右足を担いでいた、ニウとファビアン達。

 彼女達も不安がる、オラフィアの様子を面白がり、更なる恐怖を掻き立てようと、笑いながら呟く。



「まあまあ、落ち着いて・・・今の貴女も彼も既に私達の血液を飲ませたのよ・・・」


「そう・・・始めは私も嫌だったわ、でも、お姉さまや皆に意地悪されている内に、仲良く交わるのが好きになっちゃった♥」


「それって、まさかっ!?」


 オラフィアの太股を担ぐ、ヴィカとシニッカ達。


 二人は、彼女が絶望するだろうと思いら妖しい笑みを浮かべて、血液を飲ませた事をサラリと告げる。



「そう、貴女が息を吹き返したのは、私達と同じ血液を飲ませて術を掛けたからなのよっ♥」


「アンデッドの血液を飲んだ者はアンデッドに・・・アンデッドに呪われた者はアンデッドになるわ・・・」


「よく、お話の中で吸血鬼に噛まれた女が吸血鬼の下僕になる話があるでしょーー?」


「喜びなさい、もう少しでオラフィアちゃんも私達と同じアンデッド仲間に? いえ、家族の一員になるの♥」


「そうなれば、オラフィアちゃんも私達の事が、好きで好きで堪らなくなるわよ~~♥」


「あ、ああ? いやぁーーーー殺してぇ~~~~~~~~~~!!!!!?」


 オラフィアの体の脇腹を左右から支える、ミリカとキャロル達。


 二人が、怖がらせるような言葉を吐くと。

 シニッカとヴィカ達も、彼女の恐怖を倍増させようと喋る。


 もちろん、アンデッドから仲間にされると聞いた、オラフィアだが。

 それを聞いても、落ち着いていられる程の気丈さが彼女には無い。


 なので、彼女は必死で奴隷にされる位ならば、殺してくれと懇願する。



「はあーー? 何言ってるの? もう既に一回死んでるでしょっ!」


「それに、せっかく私達が生き返らせたんだから、殺してって言われても殺すわけ無いじゃない?」


「ううっ! いやぁぁ~~・・・」


 ミリカとシャリル達の言葉を聞いた、オラフィア。

 彼女は、下に俯いて悲しげな声を漏らすしかなかった。


 やがて、彼女は拘束具が設置された部屋にまで戻される。


 今度こそ、オラフィアは力強く押さえつけられてしまう。

 それから、拘束具に掛けられつつ女アンデッド達から悪戯イタズラされてしまった。



「ひいぃーー!?」


「あらあら? 恥ずかしがちゃってっ♥」


「そのぶるった姿も可愛いなぁーー♥」


 悪戯イタズラされる間も。

 悪戯イタズラされた後も。


 女アンデッド達による手つきのくすぐったさを、オラフィアは嫌がり、顔を剃らして喘ぐが。


 彼女が見せるうぶな恥じらいと真っ赤に染めた頬に、八の字にした細い眉と瞑った目。


 それ等もまた女アンデッド達の気をそそらせる。


 彼女の左側から、ミリカは抱きつく。

 そして、脇下から伸ばした左手で頬を優しく撫で、右手は首の右側を軽くツンツンと突っつく。


 その右側からは、キャロルが背後から右手で首筋を撫でる。

 また、左脇下から脇腹と、太ももへと、人差し指でつぅ~~となぞる。


 こうして、本格的なオラフィアを悪堕ちさせる、アンデッド化調教が始まったのだった。

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