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★ 焦らされたままの三人は


「あんっ♥ あっあ? あ~~んっ! はぁ~~♥ ひゃっ♥♥️!? ああっあっあ♥ あ♥ あ♥ ・・・あっああ♥♥️」


 仲間から遊ばれ続ける、ニウは細く小柄な体を激しく揺らして悶えていた。



(・・・あっ? 良いなぁ~~羨まし♥ ・・・)


(・・・もう我慢したくないよぉーー♥️ ・・・)


 その姿を後ろから見ていた、ヌルは腰を揺らして足をくねらせる。

 ヴィカは、赤くなった頬から汗を垂らし、ゴクリと唾を飲む。



「さっきから五月蝿いんだよっ! 牝犬みたいに騒ぎやがって」


 再び、薬香の濃密な甘い香りに負けた、二人が焦らされている最中だが。

 ただ一人、ファビアンだけは息が荒くなりながらも必死で抵抗していた。



「はぁーー! はぁー! あんたら、覚えてなさいっ!! アタシ達をこんな目に合わせて後でどうなるかっ!」


「さっきから、貴女は五月蝿いわねーー?」


 ニウが体中を撫でられ、くすぐられ、優しく抱き着かれて、取り付かれている。

 その様子を見ていた、ファビアンは怒鳴り散らして、ミリカ達に反抗する。


 ミリカは身動き出来ない、ニウの首筋に指を這わせながら責め続ける。

 そして、お腹を撫で撫でしながら擦りまくって温めていたが。

 ファビアンが騒いだので、面倒臭そうに彼女に向き直ると。

 何?なんか文句有るのと言いたげな顔を、ゆっくりと向けた。



「てめえこそ、五月蝿いってぇんだよっ! 誰か助けが来た・・・」


「来ないわよっ?」


「あら、お姉様に対してそんな口をきくなんて♥」


「貴女も構って欲しいのかしら?」


 振り替えった、ミリカに口喧嘩を吹っ掛ける、ファビアンだったが。

 即座に救援が来る事を、ミリカに否定され、逆に、シャリルとシニッカ達に煽られる。



「ぐっ! お前達こそ、アタシが動ければこてんぱんにしてやるからな」


「あらら? 生意気な態度だこと・・・良いわ、そこまで言うなら貴女の未来を見せて上げるわ♥」


「ああぁぁんっ!?♥️♥」


「時期に、貴女もニウお姉ちゃん見たいに、私のお姉ちゃんにして上げるねっ♥」


 赤黒いミミズが拘束する、ニウをくるっと回転させた、ミリカ。

 彼女は、両肩を揉みながら、ファビアンへと自分達を見せつける。


 そして、回転させられた、ニウは未だにマッサージされて喘いでは、身体をビクビクと震わせる。


 ミリカ同様に、キャロルは目を輝かせながら、新しい姉となるので有ろうファビアンに声を掛けた。



「誰が、てめえの姉になるかってんだよっ!!」


 そんな彼女等に対して、ファビアンは猛抗議するが。

 当然だが、美しきアンデッドと化した邪悪なる魔女達は。




「酷~~い♥ でも許して上げるぅーー? どうせ、後で無理矢理心変わりさせるしぃ♥」


「アハハっ♥ キャロルちゃんの言う通りだわっ!」


「クスクス、今から貴女の運命の行方を御覧あれ♥」


「キャハハっ♥ 今にこうなるから安心なさいっ♥」


「はにゃあああぁぁぁぁぁーーーー!? 皆ぁぁーーーーー!! お姉様ああぁーーーーー!?♥♥」


 ニウの両脇にある、ツボを人差し指で突っつきながら、キャロルは擽り刑を執行する

 ミリカは、両肩から腕~~そして手の指先までを強く揉みほぐす。


 シャリルは、ニウの左腕をスルスルリと両手を使って、撫で上げる。

 更に、シニッカは腰から足先までを何度も撫で擦る。


 始まった一斉攻撃に、ニウは耐えきれる筈はなく、ひたすら悶え喘ぎ声を叫びまくった。

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