★ はい、じゃあ連れて行きましょうか
「長時間、良く我慢できましたね」
「二人とも、凄く偉いわよっ!」
「あぁっ! ・・・」
ヌルの汗で、シットリと濡れた健康的な黄色がかった、白肌の身体。
美しき、この体に纏わりつく、シャリルとニウ達。
「あっ! ダメですぅ~~! 敏感な所はやぁーーーー♥」
彼女達は、ヌルを細長い手で撫回し、か細く小さな指先で臍周りの敏感な部分を、ツ~~となぞる。
「漸く解放される時が来たのよ」
「新しい、お姉ちゃんの誕生だぁ」
「ひゃああぁっ♥」
汗まみれのヴィカ。
その柔肌を、マッサージされる度に、擽ったさが全身に迸る。
シニッカとキャロル達の指先が細かく動いたからだ。
モゾモゾ・ちょこまか・サワサワスル~~リと這う、シニッカとキャロル達の指。
「やぁーー!? ダメダメッ! そこは駄目ぇーーーー♥」
嫌がりながらも、同時に嬉しそうに身をクネクネとよじる、ヴィカ。
さらに、ブルブルと寒がるように、彼女は目を強く瞑り、眉を八の字にして熱い吐息を吐く。
「うふふ♥️ さぁ、二人とも・・・一緒に堕ちなさいっ!」
「はああぁぁぁぁぁ~~~~!?」
「ひぃやゃあぁぁぁぁぁぁぁっ♥」
ミリカは、不気味な笑みを浮かべつつ、口角を吊り上げて語る。
ヌルのかなり長い艶やかな黒髪&ヴィカのヴァンダイク・ブラウン色のショートミディアムヘアの髪。
彼女は、それ等を撫でていた両手にグイッと力を入れて、強引に己へと近寄せる。
「あ~~むんっ!」
「はむっ!♥」
「んちゅっ!?」
手繰り寄せた、二人の体をミリカは無理矢理に擦ると。
か細い指を器用に動かしつつ、マッサージされて顔を真っ赤に染めながら驚く、ヌルとヴィカ達。
突然、体を撫でられた瞬間二人は驚いて震えたが、直ぐにソレを受け入れた。
その間、他の四人も手を足を摩り、早く快楽の世界へ二人を廊落させようと手を速める。
(・・・はぁ~~んっ! 幸せ♥ ・・・)
(・・・これで私達も仲間に♥ ・・・)
「さて、これで終わりよ?」
やっと、御預け状態から解放されて、これからは仲間に加えて貰える。
それに、狂おしいほどに熱望するマッサージの刺激を、死ぬほど甘受出来るのだろう。
ーーと考えていた、ヌルとヴィカ達に突如ミリカから残酷な命令が下される。
「何故ですかっ! ・・・私はもう既に快楽に身体を委ね、この身を激しい情欲で焦がし切っておりますっ!?」
「私もですっ! 貴女様への反抗心も既に無く、最早自ら下僕に成り下がりたいと願っておりますのに何故?」
唐突に告げられた、お預け宣告。
自分達は、何故まだ悪堕ちさせて頂く事が許されないのだろうか。
ーーと、必死で訴える、ヌルとヴィカ達であったが。
「うぅーーん? それは、まぁ・・・アレかな? 当初は貴女達を確りと悪堕ちさせて、吸血鬼とかゾンビにして上げようかと思ってたけどぉーー?」
惚けるような喋り方で腕を組み、首と体を右に傾げ、視線を同じく右に剃らす、ミリカ。
二人の訴えに対して、彼女は小馬鹿にしたように答えた。
そして、何故に既に自らの手に堕ちた二人の虜囚を、まだアンデッド化させないのかを彼女は語る。
「やっぱり、私達には搾血用の血液袋が居てくれると助かるし、だから、二人が悪堕ちアンデッド化するのはまだまだ前かなぁ?」
自分達の飲食を満たすため、血液を保存する樽として、この二人はまだ必要なのだ。
だから、アンデッド化するのは時期尚早だと、ミリカは語った。
そうして、意地悪そうな笑みを浮かべつつ目を細めて、ミリカは二人を見つめる。
「そんなっ! 私達をアンデッド化させるって言ってましたじゃないですか」
「はいっ! 私も確かに、この耳で聞きましたアンデッド化しましょうって」
「だ・か・ら・それは仲間に加えて上げようって事で、誰もアンデッド化させる何て、一言も言って無いわよ?」
さらに抗議する、ヌルとヴィカ達であったが。
それを、ミリカは平然と否定してしまい、その言葉を聞いた、二人は愕然とするしか無かった。
今週は毎日投稿できるんで。
出きるだけ・・・。
朝6~~7時。
昼12時《自動投稿》。
夕5~~7時。
・・・にしますので。
(;゜∇゜)




