女アンデッド達の甘美な遊戯の時間
「・・・ひっ! ・・・ふぅ? ・・・ひゃっ・・・?」
「ヌルちゃん? 貴女の肌はとってもキレイだわよっ!」
「うんうんっ! ヌルちゃんの体は凄く美しいよぉ~~」
後頭部の後ろ手に両手を、ミミズに縛られた、ヌル。
彼女の脇腹から胸元まで両手で強く掴みながら撫でる、シニッカ。
その反対側から、ヌルの太股と脹ら脛、そして足の爪先までを、スルル~~と撫で回す、キャロル。
「ヴィカちゃんも、可愛くて良い体つきしているわよね~~♥」
「ふふっ細くしなやかな手足と、括れた胴に、出るとこは出た胸とお尻、まさに完璧な肉体美♥」
「貴様らアンデッド風情が調子にぃっ!」
ミミズに拘束された、ヴィカの体から衣服を剥ぎ取る、ニウとシャリル達。
二人は彼女の体から一枚ずつ丁寧に衣類を脱がせる。
上着は、ニウが。
下の衣類は、シャリルが両手でスルリと脱がせる。
勿論、彼女が暴れ出さない様に衣類を剥ぎ取る間はミミズに手足を拘束させてから行った。
そして、ヌル同様に、ヴィカは頭の後ろ手に両手をミミズに拘束される。
両側から、彼女はニウとシャリル達に体を見つめられる彼女。
当然、彼女の恥ずかしそうに顔を赤面させる。
レドグレイの瞳を細めて、キッと鋭く尖らせて左右に立つ、アンデッド達を睨み付ける。
「そんな口を言う子は・・・こ~~うしちゃうぞっ♥」
「アタシは前からーー! やっちゃうぞ♥」
「くひぁっ!?」
左右に居た、ニウとシャリル達は、ヴィカの体の前と後ろに移動する。
背後に立つ、シャリルは、ヴィカの両腕から肩。
脇下。
脇腹。
お尻。
股下。
太股。
~~脹ら脛へと、スローペースでマッサージしつつ撫でていく。
正面からは、ニウが子供のような笑顔を向ける。
それから、ヴィカの両頬から胸元。
胸。
脇腹。
お腹。
お尻。
股下。
脹ら脛、
爪先。
と、ゆ~~たりと肌を撫でる。
「ど~~う、気持ち良いっ?」
「感想を聞かせて頂戴なっ!」
「はっ! 誰が貴様ら何かに触られたくらいでぇっ! 大体そこのリッチ、貴様は元聖十字架教会の者だろう・・・」
ヴィカの正面に立ち、ニヤニヤと笑う、ニウ。
後ろから両手を交差させて、ヴィカの体を抱き着く、シャリル。
そんな彼女等に、ぶちギレる、ヴィカ。
「それが、今ではアンデッドの僕へと堕ちたかっ! これだから聖十字架教会の者はっ!」
「貴女の所属は東欧聖教会ね、ふふっ? 確かに一昔前の私なら貴女と所属した教会や信仰の方針を廻って言い争いになっていたでしょうねぇ?」
背後に立つ、アンデッドの僧侶デスプリーステスを鋭い目付きで睨む、ヴィカ。
だが、背後から身元で囁く様に話す、シャリルは彼女の暴言を気にも止めなかった。
「しかし・・・今の私は闇と死を信仰し、吸血鬼の女神たるミリカお姉さまを崇拝するデスプリーステスッ!! 真の女神の信徒となった今・・・かつて信仰していた穢らわしい偽りの神等どうでも良い存在、いえ? 腹の底から怨む程の憎たらしい敵でしか有りませんっ!!」
「は・・・・・・・・・・・・」
真剣な眼差しと真顔で、ミリカへの忠誠と、天上に住まう神への侮辱を語る、シャリル。
そんな彼女の横顔を見た、ヴィカは驚きの瞳で、彼女を見つめ余りの言葉に絶句する。
『パチッ! パチッ! パチッ! パチッ!』
「はぁいっ! 良く出来ました~~シャリルちゃん、貴女の頬には御褒美にミリカ様、直々に口付けしちゃうぞっ♥ 『ちゅ』」
「はふぅ!? ・・・ふぅ?」
「はぁ・・・・・・・・・!?」
先程から楽しそうに四人が、ヌルとヴィカをマッサージする姿を堪能していた、ミリカ。
彼女は、自分への忠誠心を見せた、シャリルに感動した。
そして、上機嫌になり、彼女に飛び付いて、頬にキスをした。
それを受け入れた、シャリルも恍惚の表情を浮かべながら絡み合う。
彼女は長い間、ミリカから肩のツボを圧されてマッサージされた。
その様子をヴィカは目を見開き見ていた。
そして、自分もやがては神への信仰を捨て、あの様な背信行為を重ねる様になるのかと思う。
その恐怖で背筋に悪寒が走り、体がブルブルと震えた。
「それじゃあ~~朝まで、一晩中あっそぼーー♥」
『おおぉーーーーーーーー!!!!』
ミリカが宣言すると、女性アンデッド達は元気よく返事をした。
それから長く長く長い時間を、ヌルとヴィカ達の体を朝まで玩具の様に弄って遊んだ。