表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

240/645

 男連中は集まれ~~会議だっ! 会議・・・  女の子達は皿洗いが終わりましたぁ~~♥ さぁっ? 後はきゃっきゃ! うふふな? ♥♥♥


「あのキス魔め・・・」


 大きな傷の付いた、ゾンビ顔を紅潮させていた、ジョージ。

 彼は、そう一言呟くと、アンデッドの男性陣を集める。



「男連中~~皆集まれぇ~~! ブリーフィングの開始だぁ~~」


「リーダー? ブリーフィングって何ですか・・・」


 ジョージの一声に、アレリオを始めとする仲間達は首を傾げ。

 ブリーフィングって何だろうと言う顔をする。



「あっ? あれだ・・・アレリオ、会議だっ! 会議・・・」


「会議ですか?」


 ジョージが会議の開催を告げると。

 アレリオは、ブリーフィングが会議の事だと理解し。

 そして、他の男アンデッド連中が集まる。



「さて? 皆集まってくれたな、それじゃあ今から説明するんだが・・・先ずは俺、その次にアレリオ、リュージン、ビョルン、カブラル、って順番で交代であの柱に見張りに着く・・・質問は無いな?」


 ジョージは、集まった面々にそう説明する。

 それから、辺りを見回したが誰も反対しなかった。



「あの・・・リーダー殿、洞窟内の牢屋について報告が有るのですが・・・」


「何だ? リュージン、何か発見したのか?」


 リュージンの報告を聞こうとするジョージは、そう彼に問うが彼は気まずそうに。



「え、ええ・・・凄い発見を見付けたのですが・・・それは?」


「それは・・・何だよ早く言ってくれよ」


 勿体ぶるリュージンに、再びジョージがそう問うと。

 他の仲間達も、早く教えろと騒ぎだした。



「リュージンさん、俺も早く知りたいぜ」


「本当ですよっ! リュージンさん早く教えて下さいよ」


「いったい何だってんだ?、その発見した物は・・・」


 アレリオ、ビョルン、カブラル達の三人も早く教えろとリュージンにせがむ。



「皆様・・・その言いにくいのですが、発見した物は触手型の生体兵器でして・・・その兵器と言うか拷問様に造られたミミズは? 肉体を傷つけるだけでは無く・・・その?」


「あっ! ミミズって事は・・・あれだな? リュージンもう言わなくても良いぞ、ミミズってのは? つまりはそう言う為用に造られた奴って事だろう・・・」


 何と表現して言えば良いのか戸惑うリュージンの説明。

 それに、牢屋で何が見付かったのか理解して気まずく成ったジョージ。


 彼は、ミミズと聞いただけでもう言わなくても良いとリュージンに言った。



「ミミズって? そう言う事か!」


「もしかして・・・やらしいアレですか?」


「性的な拷問用って事かよ・・・」


 カブラル、ビョルン、アレリオ達はミミズの目的に気がつき。

 非常に気まずい雰囲気に包まれる・・・。



 一方、その頃・・・ミリカ達は川での皿洗いを終わらせて、早速温泉へ向かう。



「面倒な皿洗いも終わったしぃ~~! 皆でまた今夜も楽しく、あっそびーーましょぉ~~~~♥」


「温泉でお姉さまとっ! うふふ♥」


 温泉での湯遊びがとても待ちきれないミリカとシャリル達。

 二人は、ルンルンと気分良く歩く。



「今夜も遅くまでお姉さまと・・・♥」


「私達の夢の時間ね♥」


「早く、ミリカお姉ちゃんに可愛がって欲しいっ♥」



 ニウ、シニッカ、キャロル達。

 この三人は、温泉まで浮き立ちながら、満面の笑みを浮かべてのんびりと歩いて行く。



「温泉っ! 温泉♥ さあっ着いたわ、それじゃあ皆で体の洗いっこをしましょうっ?」


 ミリカは、そう言うと吹き出している温泉のお湯で体を洗い。

 他の仲間達にもお湯を掛け。

 キャッキャッウフフ♥と湯遊びを始める。



「ちょっ! お姉さまっ? あ♥ そこは・・・ああんっ♥」


 ミリカは、ニウの体に背中から、お湯を肩から掛け。

 その後は、急に抱き着き、お腹をつ~~と指でなぞったり。

 お湯で、スベスベになった背中を撫でたりして、彼女にイタズラする。



「あら? ニウちゃんだけ狡いは? 私もお姉さまに苛めて頂きたいのに・・・」


「ウフフ♥ シニッカさん忘れましたか? 私との約束を・・・夜に成ったら二人であんな事やそんな事をして・・・」


 ミリカに後ろから優しく抱かれるニウを見て、嫉妬するシニッカに対し。

 シャリルは、後ろから耳元に優しく、そお~~と吐息を吹き掛ける様に囁く。



「お互いにイタズラし合うんでしょう? 勿論覚えて居ますよ♥ ですから私達も早速、女同士の愛し合い始めましょうかっ!?」


「ふっ!? ・・・んっ!! んん♥ んむっ? ちょっ!?」


 耳元で囁くシャリルに、シニッカは後ろに振り向き。

 お互いに、甘く良い香りの吐息が掛かるくらいに顔を近付く。


 シニッカは、赤く光る瞳を。

 シャリルは、深い蒼色の瞳を。


 こうして、二人は視線を合わせたが、シニッカがシャリルの脇を擽りを始める。



「ふむぅ? ・・・んっ! あっ! ・・・」


「んんっ! あっ! いっ! ・・・」


「四人とも・・・私を除け者にして・・・」


 シャリルとシニッカ達が、イタズラ試合を続けて遊ぶ中。

 一人残されたキャロルは、そう言って不満を漏らす。



「ふふっ! キャロルちゃんは悪堕ちした時見たいに、また私達に苛めて貰いたいのかな? それと~~もぉ~~・・・」


「それと~~もぉ?」


 急変したミリカの態度に、キャロルは不思議がり、急に不安を感じるのだが。



「えーーいっ♥」


「ひぃっ!? あっ♥ あはははははっ! ちょっと、ミリカッ!! お姉!? ちゃん止めてぇーー♥」



 ミリカは一気に、キャロルの体をこちょばす。

 すると、彼女は体を擽られて苦しく成る位に悶える。



「ちょっ! ちょっと? お姉ちゃん止めてーーーー♥」


「止めなぁ~~い♥ 皆ぁっ♥ キャロルちゃんは皆に苛めて貰いたい、そうだからーー♥ みんなで苛め抜いて可愛がって上げましょーー♥」


 脇責めに悶え続けて、悲鳴にも似た絶叫声を上げるキャロル。

 そんな彼女に、ミリカは意地悪そうに言って、みんなに苛める様に命令を下した。


 すると、獲物を追い詰めた様な視線を向けながら口元を大きく歪ませ。

 妖しい微笑を浮かべた、シャリル、ニウ、シニッカ達。

 この三人は、キャロルを取り囲む様にゆっくりと歩き近付いて来た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ