男連中は集まれ~~会議だっ! 会議・・・ 女の子達は皿洗いが終わりましたぁ~~♥ さぁっ? 後はきゃっきゃ! うふふな? ♥♥♥
「あのキス魔め・・・」
大きな傷の付いた、ゾンビ顔を紅潮させていた、ジョージ。
彼は、そう一言呟くと、アンデッドの男性陣を集める。
「男連中~~皆集まれぇ~~! ブリーフィングの開始だぁ~~」
「リーダー? ブリーフィングって何ですか・・・」
ジョージの一声に、アレリオを始めとする仲間達は首を傾げ。
ブリーフィングって何だろうと言う顔をする。
「あっ? あれだ・・・アレリオ、会議だっ! 会議・・・」
「会議ですか?」
ジョージが会議の開催を告げると。
アレリオは、ブリーフィングが会議の事だと理解し。
そして、他の男アンデッド連中が集まる。
「さて? 皆集まってくれたな、それじゃあ今から説明するんだが・・・先ずは俺、その次にアレリオ、リュージン、ビョルン、カブラル、って順番で交代であの柱に見張りに着く・・・質問は無いな?」
ジョージは、集まった面々にそう説明する。
それから、辺りを見回したが誰も反対しなかった。
「あの・・・リーダー殿、洞窟内の牢屋について報告が有るのですが・・・」
「何だ? リュージン、何か発見したのか?」
リュージンの報告を聞こうとするジョージは、そう彼に問うが彼は気まずそうに。
「え、ええ・・・凄い発見を見付けたのですが・・・それは?」
「それは・・・何だよ早く言ってくれよ」
勿体ぶるリュージンに、再びジョージがそう問うと。
他の仲間達も、早く教えろと騒ぎだした。
「リュージンさん、俺も早く知りたいぜ」
「本当ですよっ! リュージンさん早く教えて下さいよ」
「いったい何だってんだ?、その発見した物は・・・」
アレリオ、ビョルン、カブラル達の三人も早く教えろとリュージンにせがむ。
「皆様・・・その言いにくいのですが、発見した物は触手型の生体兵器でして・・・その兵器と言うか拷問様に造られたミミズは? 肉体を傷つけるだけでは無く・・・その?」
「あっ! ミミズって事は・・・あれだな? リュージンもう言わなくても良いぞ、ミミズってのは? つまりはそう言う為用に造られた奴って事だろう・・・」
何と表現して言えば良いのか戸惑うリュージンの説明。
それに、牢屋で何が見付かったのか理解して気まずく成ったジョージ。
彼は、ミミズと聞いただけでもう言わなくても良いとリュージンに言った。
「ミミズって? そう言う事か!」
「もしかして・・・やらしいアレですか?」
「性的な拷問用って事かよ・・・」
カブラル、ビョルン、アレリオ達はミミズの目的に気がつき。
非常に気まずい雰囲気に包まれる・・・。
一方、その頃・・・ミリカ達は川での皿洗いを終わらせて、早速温泉へ向かう。
「面倒な皿洗いも終わったしぃ~~! 皆でまた今夜も楽しく、あっそびーーましょぉ~~~~♥」
「温泉でお姉さまとっ! うふふ♥」
温泉での湯遊びがとても待ちきれないミリカとシャリル達。
二人は、ルンルンと気分良く歩く。
「今夜も遅くまでお姉さまと・・・♥」
「私達の夢の時間ね♥」
「早く、ミリカお姉ちゃんに可愛がって欲しいっ♥」
ニウ、シニッカ、キャロル達。
この三人は、温泉まで浮き立ちながら、満面の笑みを浮かべてのんびりと歩いて行く。
「温泉っ! 温泉♥ さあっ着いたわ、それじゃあ皆で体の洗いっこをしましょうっ?」
ミリカは、そう言うと吹き出している温泉のお湯で体を洗い。
他の仲間達にもお湯を掛け。
キャッキャッウフフ♥と湯遊びを始める。
「ちょっ! お姉さまっ? あ♥ そこは・・・ああんっ♥」
ミリカは、ニウの体に背中から、お湯を肩から掛け。
その後は、急に抱き着き、お腹をつ~~と指でなぞったり。
お湯で、スベスベになった背中を撫でたりして、彼女にイタズラする。
「あら? ニウちゃんだけ狡いは? 私もお姉さまに苛めて頂きたいのに・・・」
「ウフフ♥ シニッカさん忘れましたか? 私との約束を・・・夜に成ったら二人であんな事やそんな事をして・・・」
ミリカに後ろから優しく抱かれるニウを見て、嫉妬するシニッカに対し。
シャリルは、後ろから耳元に優しく、そお~~と吐息を吹き掛ける様に囁く。
「お互いにイタズラし合うんでしょう? 勿論覚えて居ますよ♥ ですから私達も早速、女同士の愛し合い始めましょうかっ!?」
「ふっ!? ・・・んっ!! んん♥ んむっ? ちょっ!?」
耳元で囁くシャリルに、シニッカは後ろに振り向き。
お互いに、甘く良い香りの吐息が掛かるくらいに顔を近付く。
シニッカは、赤く光る瞳を。
シャリルは、深い蒼色の瞳を。
こうして、二人は視線を合わせたが、シニッカがシャリルの脇を擽りを始める。
「ふむぅ? ・・・んっ! あっ! ・・・」
「んんっ! あっ! いっ! ・・・」
「四人とも・・・私を除け者にして・・・」
シャリルとシニッカ達が、イタズラ試合を続けて遊ぶ中。
一人残されたキャロルは、そう言って不満を漏らす。
「ふふっ! キャロルちゃんは悪堕ちした時見たいに、また私達に苛めて貰いたいのかな? それと~~もぉ~~・・・」
「それと~~もぉ?」
急変したミリカの態度に、キャロルは不思議がり、急に不安を感じるのだが。
「えーーいっ♥」
「ひぃっ!? あっ♥ あはははははっ! ちょっと、ミリカッ!! お姉!? ちゃん止めてぇーー♥」
ミリカは一気に、キャロルの体をこちょばす。
すると、彼女は体を擽られて苦しく成る位に悶える。
「ちょっ! ちょっと? お姉ちゃん止めてーーーー♥」
「止めなぁ~~い♥ 皆ぁっ♥ キャロルちゃんは皆に苛めて貰いたい、そうだからーー♥ みんなで苛め抜いて可愛がって上げましょーー♥」
脇責めに悶え続けて、悲鳴にも似た絶叫声を上げるキャロル。
そんな彼女に、ミリカは意地悪そうに言って、みんなに苛める様に命令を下した。
すると、獲物を追い詰めた様な視線を向けながら口元を大きく歪ませ。
妖しい微笑を浮かべた、シャリル、ニウ、シニッカ達。
この三人は、キャロルを取り囲む様にゆっくりと歩き近付いて来た。