表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
笹村叶の憂鬱な日常  作者: イチゴミルクボーイ
2/2

オンナとワタシ

2、オンナとワタシ


「叶?どした?聞いてる?」

この人は都さん、あの後、いじめに合ってた。

私を助けてくれた。1年上の先輩だ

「…なえ、叶!」

都は叫んだ

「わぁ!えっ?…なんですか?」

都は私をジーッと見てニコッと笑って見せた

「…やっぱり、聞いてない」

慌てながら言った

「わっ!私、なにか変なこと言ってました?」

都は首を横にふった

「なんも…何も言ってない!何も言ってないから心配したの!何?悩み事?ボーっとしてたよ?」

都は叶の顔を覗いて言った

「えっ!いや、私…男の人に襲われたことがあって…それでいじめにあって、襲われたことよりも友達だと思ってた人にいじめられた事の方が辛くて…そんな時に都さんに出会って…嬉しくて~だから、いじめ?られて良かったかなって」

叶は照れながら言った

「でも、あの時に私が居たから良かっただけで次は助けられないかもよ」

と笑って言った

「ですね。でも、助けてくれる都さんですもん」

と笑った。昔からの笹村叶を知っている人からは感情を出すようになったと言う


次の日


「…ナエ、叶!」

昨日の寝不足のせいで叶は目をこすりながら言った

「何?何!」

葵が言った言葉をめんどくさそうに答える

「どこで知り合ったんですか?どこで!」

前のめりになる葵に少し驚きながら言った

「葵は知ってるでしょ?」

葵は首を傾げて言った

「はい?」

話がかみ合わないことに気がつき言った

「修也でしょ?」

首を横に『ブンブン』振った

「違う!五十嵐君じゃない!」

笹村叶は首を傾げた

「都先輩だよ!都先輩!み・や・こ!せ・ん・ぱ・い!」


そう言うと葵は人差し指を私につきたたてて言った!!

「先輩を紹介させろ!」

私は呆れた

「わかった!!わかったよ!紹介すればいいんでしょ」

葵は笑顔になって喜んだ

「ホント?やったー!ありがとう!」



クラスの隅っこで男の声が

『都先輩?』

と言った


……の放課後


「で!葵たっら、先輩を紹介しろって言うんだよ?」

と五十嵐修也に言ったら

「俺のことは先輩扱いしないよな」

と頭悪そうに頭を掻きながら言われて

「当たり前でしょ?修也は幼なじみでどっちかって言うとお兄ちゃんだもん」

と笑いながら言った

小声で『男として見ろよ』と言うも聞こえなかった

「えっ?なんか、言った?」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ