表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハルフェン  作者: 殆ど小説を読まないやつ
新天地
96/114

ペチャクチャ8

コメント欲しいよー、読者様のお考えが知りたいよー。


もうここまでピースをばらまけばわかりますよね?後書きも大ヒントですね。ううー怖い怖い。




第76回、今回のあらすじ。


レイズ君のスペック紹介と、シルバレットの秘密に迫るピースだけです。



今回は5000文字程度です。

突然な87話 -影に生きるもの-




神崎「突然なんだけどさレイズ君、君に重要な確認事項があるんだ。」


と、突然な神崎さん。僕は今日1日この2人を抑えるのに大変苦労した。


貴族達は殴って回るし、その結果脅されたこの国の兵士達に命を狙われるし、そもそもレイズ君があそこにいるだけでもうメチャクチャなのに……その上同じところに居る人が暴力奮ってて、挙げ句の果てに発砲までしてしまった。

他の部隊もスィーバンがやらかす事はわかっていたから何とかなったけど、少しは反省して欲しいよ全く……


神崎「君さ、初めて会ったとき、生き残ってたのって、ただの偶然じゃないよね?」


僕にはこの質問の意図が理解できなかった。それはレイズ君も同じみたいだ。


神崎「あのとき君の存在に気づけなかったのは、クリップアイから連絡がなかったからなんだ。送られてくるデータにも付近には何も映っていなかった。と、なるとさ。君はさ、クリップアイの索敵範囲外からワープしたか、何らかの方法でクリップアイの索敵を欺いて、潜伏していたか、になるよね?」

デ「言われてみれば確かにそうですよね。地中にでも潜ってなければ見つかっちゃいますもんね。」

神崎「別に結果がどうであれ俺は構わないんだ。君に対する俺の信頼はちっと特別だからね。少なくとも俺には教えてよ。君、何したの?」


まあサブサブサブタイトルを見れば解ることではあるんだけどね。


レ「じゃあ隊長だけに話すよ。」

神崎「ふむ、じゃあヘリで話そうか。あそこならほぼ完全に秘密を守れるハズだから。」


恐らくこれはクリップアイも知りたい秘密。もしかしたら今の会話も盗聴されているかもしれない。マイクロ波とかで口の動きを見ているかもしれない。

だが、シルバレットなら。




エリア28北方、上空5000m。


神崎「電波妨害はかけてないが、ちょいと特別なことをした。これならクリップアイにもバレないだろう。」

レ「わかった、じゃあ話そう。実は、俺。今まで誰にも知られてないんだけど、生まれたときから不思議な力が使えたんだ。」

神崎「バレたら致命傷か。」

レ「実は、俺。影の中に入れるんだ。」

神崎「おっ、おう……なるほどね、なるほどね……詳しくお願い。どこまでできて、何ができない?」

レ「知ってると思うけど、悪魔にはそれぞれ生まれつき2つ以上の能力があるんだ。」


読者様は知らないハズだ、何故ならそんなのはここで初めて書かれるのだから……


神崎「まあ、そういう情報は聞いたな。」

レ「1つは親から受け継がれるもの、もう1つは個人特有の能力だ。」

神崎「ワープは数えるまでもないと?」

レ「ま、まあ、悪魔には皆備わってるからな。だが、使えないやつも居るには居るぞ。それに、子供の頃から使ってないとな、連度がが違う。」

神崎「まあそこはいいとしてさ、お願い。」

レ「で、俺が親から引き継いだのは、読心術だ。」

神崎「それも初耳だね。」

レ「そうだよな。これは相手の考えていることが解るんだが、アンドロイド達の考えはさっぱりなんだ。」

神崎「まあ超高速並列単純計算だからね。基本的には電気の流れだし。」

レ「この能力は何を考えているかまではわからないんだ。解るやつも居るとは聞くが、俺は大体のイメージでしか捉えられない。」

神崎「じゃあ俺は?」

レ「ああ、驚いたよ。さっぱりわからない。イメージは伝わるんだが、それが何なのかさっぱり理解できないんだ。それに、あんたが言った、ちっと特別なことのせいか、今は何も感じない。」

神崎「そうだよね、特殊な事したからね。実は、この空間自体を異常なものとしてるから。シルバレットだからね。」

レ「まあこれも隠すようなことじゃなかったな。」

神崎「まあ戦闘面ではあんまり関係ないしね。最も……いや、何でもない。続けてくれ。」

レ「ああ、それで本題だが、俺の固有の能力だ。実は俺には運良く2つの固有能力があったんだ。1つが影の中に入る能力。もう1つは地味なもんだが、炎を操る事ができるんだ。」

神崎「クリップじゃん、って何でもない。クリップアイとは無関係だ。」

レ「ああ。運良く2つも能力だがあったお陰で、もう1つの能力を今まで誰にも知られずにいることができたんだ。」

神崎「ふーん……なーるほどね。そっちの能力はどんなもんなの?」

レ「炎の魔法の上位版ってところかな?火をつけられて、消せて、動かせる。」

神崎「なかなかエグいじゃん。それ使えばあのとき俺達に勝てたんじゃない?」

レ「いや、このヘリを壊すほどの灼熱は俺には出せないし、出せたとしても制御できない。」

神崎「それって自分にかかってくる熱まで制御できるの?」

レ「まあ、ある程度は。」

神崎「そこも訓練次第ってところか。」

レ「生まれつきの品質も大きく影響するけどな。」

神崎「大丈夫、秘密の訓練方があるんだ。明日から早速実験してみよっか。」

レ「ありがたい。」

神崎「気になさんなって。ひどいこと言うと、君も俺の駒なんだから。」

レ「そうだな、隊長。」

神崎「で、ゴメンね、何度も話を脱線させちゃって。」

レ「いや、今まで話してなかった俺にも責任はある。」

神崎「なかなか人間らしい思考だね。」

レ「……それで、影の中に入る能力だが、これはそのまんま、影の中に潜伏する事ができるんだ。今まで何回も使ってきたが、誰にもバレたことはない。例え相手が何者であってもだ。」

神崎「魂や魔力、一切の気配も感じなくなるんだ。」

レ「どうやらその様だな。俺が奴隷にならなくてすんだのもこの能力のお陰なんだ。」

神崎「奴隷か、それは初耳だな。後でデータベースを探ってみるよ。」

レ「悪魔の社会は弱肉強食だからな。正確な数はわからないが、かなりの数の奴隷が居るんだ。」

神崎「まあ人間の社会も以外と変わんないもんだよ?ってまあ、そこはいいか。じゃあ君の両親は?」

レ「いわゆる、中流階級ってやつだな。」

神崎「で、その能力は、自分の服にも適応されるの?」

レ「ああ、その影に入る大きさなら、自分の好きなものを入れられる。だが、出るときは、少なくとも俺の体のどこかが出ていなければ他のものは無理みたいだ。」

神崎「影の中はどうなってるの?」

レ「海の中みたいだ。中どこまでも広い。影が動くと、見える背景が動いても、俺は動かないが、影が変形すると背景も変形する。夜になると大体どんなところにでも出入りできるんだ。」

神崎「表面が一定の光度以下がゲートの条件か。ああ、今のは少し難しい話で、君のその能力に対する仮説だ。」

レ「ああ、後で詳しくいいか?」

神崎「勿論。じゃあ、その影の世界はどこまで続いてるの?」

レ「どこまでも、どこまでもだ。ただ、物を遠くに投げてみたりもしたが、俺から離れすぎることはできないみたいだ。」

神崎「じゃあ、生物の場合はどうなるの?」

レ「それがこの能力の良いところで、俺以外の生き物は、ある程度俺が支配できるみたいだ。」

神崎「激ヤバじゃん。」

レ「といっても、行動の制限位なんだけどな。」

神崎「なるほどね。じゃあ自分より強いやつでもフルボッコにできるの?」

レ「何度かやったことがある。生命活動でさえ、制限できるから、中に引き込むだけで殺せるんだ。」

神崎「じゃあレイズ君って夜の帝王だね。」

レ「ああ、沢山盗みも働いたし、殺したいやつも殺してきた。だが、俺では悪魔の社会で上に立つことはできなかったんだ。」

神崎「能力バレたら不利になるもんね。」

レ「まあ、それも1つの原因だな。」

神崎「じゃあ、呼吸はどうなん?影のなかでは呼吸はできるの?」

レ「ああ、あんたの仲間になって、色々学ぶまで、そんなこと考えてもいなかったよ。だから詳しいことはわからない。」

神崎「じゃあ、影の世界に物を残したまま自分だけ出るってのは?」

レ「ああ、それが、できるんだ。」

神崎「できるんだ。」

レ「実は影の世界の中にもう1つ、別の空間が存在して、そこには影の世界の中からか、もしくは自分の影からそこにアクセスすることができる。」

神崎「白いポケットみたいだな……ってそうか、わかったぞ。多元宇宙論みたいなもんなんだな。いや、それ自体は我々の装置でも再現可能か。しかし……わかったぞ。じゃあ、そのもう1つの部屋からは、何が見える?」

レ「その空間だけが見える。」

神崎「無光源か。なら自己発光か?」

レ「そこも気にしてなかったから良くわかんないけど、どこにあっても中のものは見えるみたいだ。」

神崎「じゃあ重力は?」

レ「無重力だ。自分の行きたい方向に行くことができる。」

神崎「それは、影の世界でも同じ?」

レ「ああ、同じことだ。」

神崎「じゃあ、さっき影がゲートになってるって言ってたけど、その反対側には回り込めないの?」

レ「ああ、見えない壁がある。」

神崎「じゃあ、その世界、どこまで移動できるの?」

レ「どこまでもだ。」

神崎「はんはんはんはん。座標だけ同期した別世界。まあ半多重空間の1種だな。」

レ「その通りだと俺も思う。」

神崎「じゃあ、どのくらいの時間、そこに滞在できるの?」

レ「魔力の消費は存在しない、いつまでも入れる。腹も空かない。」

神崎「なーるほど、理解できた。じゃあ、何故あのとき俺たちの前に姿を表したの?夜を待てば好き放題じゃん?」

レ「それは、女王の首も欲しかったが、この能力がバレるのもイヤだったんだ。」

神崎「皆殺しにしちゃえば?」

レ「いや、出入りにはそれなりの魔力が居るし、あんた達も空を飛ぶ。とてもじゃないがそんなことはできない。」

神崎「じゃあ牢獄から脱走しなかったのは?」

レ「入るときには、体制が決まってるんだ。」

神崎「足治したじゃん?」

レ「ああ、あのときはもうできた。だが、俺は優しさを知ってしまった。」

神崎「マジで?あのやり方で?かなりきつく当たったつもりだったんだけど?……」

レ「俺もあんたの思考が完全に理解できない訳じゃない。まさか許されるとは思ってもなかったよ。」

神崎「まあ、よかったよ。俺の想定範囲内で。」

レ「じゃあ、あんたの知ってしまった秘密ってのは何なんだ?」

神崎「ああ、それは本当に知らない方がいい。後でアーカイブから俺の過去について調べてみるといい、情報アクセスクリアランスはホワイトリストで大丈夫にしておくから。とにかく、知らない方がいい。艦隊指令ですら知らないことだ。教えたくても教えられないものなんだ。

ああ、後さあ、人の足の裏ってどうなってるの?」

レ「真っ暗だが、見えない壁もある。」

神崎「そういうことか。シルバレットなら理解できるんだ。」

レ「じゃあ、聞いちゃダメなのか。」

神崎「ゴメンね。」





スィーバンAH1番機が飛び立ってからもう1時間はたった。

眠いから寝る。


デ「じゃあフーレストさん、僕はもう寝ますね。お休みなさい。」



間も無く2人は帰って来て、いつも通り一緒に寝たんだけどね。もうベッドは3つあるよ!




そして次の日の朝、朝食前に、僕らの部屋に、リーモアの隊員が封筒を片手に僕らの部屋を訪れた。


「神崎特務大佐に、お届け物です。」

神崎「お届け物?連絡は受けていないな。誰からの?」

「艦隊指令からの、極秘文章との事です。」

神崎「のわりには一人で持ってくるんだ。まあ、ご苦労様です。」


書き忘れてたけど、正式な同盟が結ばれてから監視は大分緩くなっているので、部屋の前に親衛隊が立っていたりはもうしないのだ。


神崎「極秘ねぇ……」


封筒の中身には、1通の手紙と、1冊の本と、1枚のデータカードが入っていた。


神崎「神崎へ、突然申し訳ないが、今回はお前にシルバレットとして直々に頼みたいことがあってこれを寄越した。

もう1枚の紙は、デュークの所属部隊の再編成に関する資料だが、今回お前に頼む仕事は、その部隊の機体の分析だ。

その機体には我々のデータベースのあらゆる情報を元に、新たに開発されたマジックデバイスが搭載されているのだが、それの開発に携わった者はその殆どが頭がおかしくなって、1人を除き、全員死に至る結果となった。

そして唯一生き残ったマジックデバイスの主要開発メンバーも、今では自分を無理矢理シャットダウンさせ、無理に起こすこともリスクを伴うため今はどうすることもできないでいる。

その後、そいつの所有物の中からか同封されているデータカードが発見されたのだが、何をやっても解析できなかった。

だが、俺はお前ならそのデータにたどり着けると思いそれを送った。

その生き残りはその新型のマジックデバイスの名前を、シルバーバレットと呼んだ。詳しくは同封された資料に書いてある。朗報を期待している。

だってさ。期待すんなよ。」

デ「えー、なんか僕の乗る機体、相当ヤバイやつって事じゃないですか……」

神崎「場合によってはパイロットも二の足を踏むかもって事だな。だが大体何故そうなったかはもうわかったよ。知っちゃったんだね。きっとこのデータカードも、俺が操作すれば簡単に開くハズだよ。君たちが見たら死ぬかもね。」

デ「怖いですね。」

神崎「シルバレットの力の代償は大きい。」

神崎「最も、君が何故今まで黙ってたか、大体検討は付いてるんだけどね。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ