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ハルフェン  作者: 殆ど小説を読まないやつ
たまには見えるさ
9/114

プロローグ終了

実はまだプロローグだったという……


全然進んでない8話 ‐始まっていた‐




僕らは定期更新される任務一覧を見ていた。いくらかお金を出せば本もくれるらしい。

Eグレードの任務は皆大した金額のものは……あった。しかしそれはなかなか規模の大きな物で、E~Sまでで1000人も応募している。内容は……


神崎「こりゃバレたらヤバイやつだな。」

デ「そういえばアルさんが見当たりませんが。」

神崎「彼女なら昨日の事を調べてるよ。」

デ「どこで?」

神崎「さあ?まあどうせ無断で任務を請け負うのもマズイだろうし、今はとりあえずここに居ようや。」

デ「それにしても何だか、ここにいる人は皆ピンと来ない人達ばかりですね。」

神崎「俺はカウンターの子もなかなかだと思ったけど?」

デ「確かに見かけによらず、強そうでしたね。」

神崎「あ そっち?俺はてっきり女の話かと思ってたわ。」

デ「そっ、そうでしたか……そうですね……」

神崎「うん、俺はもうショットガンもサブマシンガンも作れるし、君みたいな化け物相手じゃなきゃ余裕だと思うけど。」

デ「余裕……ですか……うっ……」

神崎「どうした?また頭痛か?」

デ「ううっ!……誰が……声がっ……何かをっ……」

神崎「誰かに何か言われたのか。余裕……有余……油断……」

デ「あうううっ……ダメだ、思い出せない……だけど……何だろう?…わからない……」

神崎「まあこの調子ならいつか思い出せるさ。頑張れ。」

デ「頑張るって……どうしろって言うんですか?……」

神崎「頑張れ。」


僕らが掲示板を見ていると、後ろから誰かが僕の肩に手をかけ、声をかけて、くるはずだったが…僕はその手を躱してしまった。


男「うおっと!ビビった。」


そりゃまさか躱されるとは思わないだろうな。僕の肩に手をかけようとしたのは、今にも“ガハハ”、と笑いそうな大男だった。


男「お前達、新人なんだって?それもこの傭兵ギルドの事をちっとも知らなかったんだって?」

神崎「どちら様で?」

男「おうおう見た目とは違って案外肝が据わってるじゃぁねえか。」


神崎さん、わかってるくせに。そうか、ギルドの事は知らなかったのにこの人の事を知っているというのはダメなのか……

僕は反省した。


[名前:コックス デビア

種族:人間

性別:男


魔法:

なし


スキル:

打撃 C

防御 E

衝撃吸収 F]


ヨワソス。


神崎「あなた誰ですか?」

男「へっへっへ、オレの名前はコックス。このアクトプスでオレを知らねえ奴は居ねえってもんよ!ガハハハハハ!」

神崎「何故?」

コ「何故ってそりゃ俺はグレードAの傭兵だぜ!?俺様に声をかけてもらえた事を幸運に思え。」

神崎「Aって、まだ半分も行ってないじゃないですか。」

コ「おいおいおいおい、これだからひよっこは。オレはなぁ、暴れたくて傭兵をやってるんだ。だからグレードなんざあ宛にしちゃいけねえ。」

神崎「グレードAって自慢してたじゃん。」


あっ、神崎さん敬語使うの止めちゃった。まさかここでやるつもりじゃあ……

僕はとても心配だ。


コ「何だと!?まだEのくせにいい気に成りやがって!!」


コックスは神崎さんに怒鳴り付け今にも殴りかかりそうだった。

うっ、また頭痛だ…もう嫌。

そうだ、こういう引き立て役のやられ役を、"噛ませ犬"って言うんだった。

けどどうして今回も頭痛が?もしかして元々日本語を使っていたのか?


神崎「グレードなんざあ宛にしちゃいけねえ。」

コ「ウルセエエ!」


コックスが神崎さんに殴りかかる。けど神崎さんは躱そうともしない。こんなところでアビリティーを使うわけもないし、つまりこれは僕に何とかしろと、そういう訳だ。

状況を理解した僕はコックスの拳が神崎さんに当たる前にコックスの肩を引き投げ飛ばした。


"ドン!"


デ「あーあーあーあー……大丈夫ですか?」


体が浮き上がってしまったコックスは為す術も無く掲示板に飛び込んでしまい、掲示板ごと壁を砕く。

壁は大したことはなかったが、コックスの方は下手に当てたせいで手は出血していた。


「何事だあっ!?」


騒ぎに反応して警備員らしき人が駆け付ける。


警「何があったんだぁ?」


警備員は、手を抱え騒ぎ転がるコックスを見て呆れていた。


神崎「この男が突然自己撞着な事を言ったからそれを指摘したら殴りかかってきたんです。」

警「あーそうか。わかった。お前らはもういいぞ。」

神崎「お勤めご苦労様です。」


[名前:ケビン ゲイジム

種族:人間

性別:男


魔法:

なし


スキル:

戦闘 D

剣術 E

CQC F]


僕らは皆から変な目で見られ気まずかったが、そこへアルさんが戻って来た。


アル「お前達、行くぞ。」



アル「それで、どうだった?」

神崎「別に何も。」

デ「そちらは?」

アル「収穫はなかった。強いて言うなら、あのナイフは保管後消えていたらしい。恐らくお前達の手段と同じなのだろう。」

神崎「何かを自由に作れて、自由に消せる。便利だな。」

デ「"利便こそ目に見える驚異"、か……これを僕に教えてくれたのは、いったい誰だったんだろうな……」



今日の朝も昨日と同じだ。

朝食を取ったら再び傭兵ギルドの支店に向かう。どうやらここは24時間営業らしい。

中に入ると昨日の事が伝わっていたらしくこちらを向いて陰口をたたいていた。だが僕には聞こえてしまう。どうやら僕らは"度胸のある黒毛の二人組"、ということになっていたらしい。実際そうである。しかし今回はもう一人いる。それでも関係的には"1+二人組"、だから間違ってはいない。


アル「フム、さすがは傭兵。なかなか物騒な仕事ばかりだな。」

神崎「どうしましょうかね?」

アル「そんな物自分で決めろ。」

神崎「日帰りじゃああるまいし。そもそも一人でいいんですか?」

アル「私は今までだって一人だったぞ。」

神崎「しかしこれからはそうも行かない。」

アル「なら私もその場にいればいい。」

神崎「そんな話は聞いてませんが?まさかもう?」

アル「いや、私の手の甲には何も書かれてはいないさ。ただ、私がいてはいけない理由も無いだろう。」

神崎「それはクライアント次第でしょうね。」




神崎「この仕事やりたいんですけど。」

カウンター「3名でよろしいですね?」

神崎「それの事なんだが、この女は所属していないんだ。」

カウンター「クランが違うということですか?」

神崎「そうじゃなくてだな、こいつはギルドに所属していないんだ。」

カウンター「そうですか。成る程。では直ぐに加入のお手続きwo」

神崎「しなくていいんだ。だから同行させても大丈夫かと聞きたかったんだ。」

カウンター「そうでしたか…はい。報酬はお受け取りできませんが、第三者の任務への参加は基本可能です。」


カウンター「では魔方陣をこちらに。」


そう言ってカウンターの女性は何か魔方陣が書かれた石盤を取り出す。そして僕らは手をかざす。これで契約が成立したらしい。不思議だ。


カウンター「では、前金の、50000トゥーカです。」



今回のミッションは単純だ。施設防衛である。

明後日同施設が傭兵達によって襲撃させる事がわかっているから、それに対抗しようと招集が行われた訳だ。そして僕らはそれに応募した。


ININN


神崎「明日の早朝6時に、現地集合ですってさ。」

デ「けどどれも似たような事しか書いてませんでしたけどね。」

アル「現地でブリーフィングを行うものだ。」

神崎「ブリーフィングて、それでいいのかよ…」

デ「そういえば、さっきカウンターの人が言ってた"クラン"ってなんですか?」

神崎「クランっていうのは、恐らくだが、チームやファミリーみたいなものだ。」

デ「成る程。チームですか。」

神崎「まあそんなことはたいして重要じゃあない。今話したいのは、戦闘方法についてだ。

俺たちは別世界からやって来た。だから俺たちの常識は、この世界での常識とは異なる。そして今回、それは戦闘方法も例外ではなかった様だ。デュークの場合は俺も知らないが、俺の世界では、この、銃を使うのが当たり前だった。」


そう言って神崎さんがライフルらしき物を生成する。


神崎「そして、俺の世界では、この銃さえあれば、誰でも容易に殺人が可能だった。それ故に、多くの国では一般市民には所持が認められない程だった。逆に言えば、俺はこれでしか戦うことができない。そもそも俺はただの一般市民だった訳だしな。」

アル「ああ、それで?」

...…………

神崎「俺が思うに、銃は剣より強い。現に、殆んどの銃弾は、音速を越える。アルギルトさん、貴方は今まで爆音を鳴らしながら剣を降る人間を見たことがありますか?」

アル「ああ、少なくはあるが見たことはある。だが、その多くは魔法による別の音だったのだろうな。」

デ「その銃が、剣より強いといいですね。」

神崎「勿論お前には勝てないさ。ただ、弓よりは強いだろう。現に俺の作れる銃は皆、超音速の弾を撃てる。さらに弾も沢山ある。今のところ、この袋の中には420発の7.62mmライフル弾と600発の9mmパラベラム弾が入っている。これだけでも軽く200人は殺せる筈何だ。それに、デュークのハンドガンも、恐らくかなり火力が高い筈だ。近付かれたら剣で戦えばいい。」

アル「神崎、お前は剣で戦えるのか?」

神崎「その為の盾です。片手が空いていれば銃は撃てる。どうです?あんた達も銃を使ってみないか?」


そんなわけで、僕らは神崎さんから銃の使い方について教わった。だけど、僕のグレネードランチャーは、未知数過ぎるから使うな、と言われてしまった。

僕は自前のハンドガンを、二人はメインアームとしてアサルトライフルを、サイドアームとして、サブマシンガンを使うことになった。そして夜になるまで、弾薬(マガジン)を生成したり、装備を整えたり、使い方を確認したり、できるだけの準備をした。




神崎「昨日も言いましたが、銃は弾の消耗も速い。だからなるべくこの、"3連バースト"を使うようにしてくださいね。それと、反動もかなり大きいですからね。あまり射ちすぎると壊れますからね。」


まだ太陽も登らないうち、僕らは目的地へ歩く。今日は長い1日に成りそう、でもない。と思う。

何かあったら気軽にコメントしてくださいね。

(このサイトのコメントシステムってそういうものだったっけ?……)


本章において、デュークの開発メニューに間違いがありましたので修正させていただきました。20160711



"強いて"の使い方が間違っているような……

"ケビン"警備員。

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