眼鏡の時代
(`*・Д・´)
おおおおおお?……ブックマークが増えていないのに……評価が10ptで……デジャヴ……とりあえず有難うございます。第7章からはしっかり書いているので素直に嬉しいです。
あーあ……まいったなぁ……4話位先の予定がぶっ壊された……まあ、とりあえず今回分は……アチャー……
第65回、今回のあらすじ。
メガネの話をして、艦隊の大切な話をして、終わりです。
今回は4500文字程度です。(メガネの説明だけで凡そ1300文字……)
~追究201701180223~
どうしよどうしよ、女王陛下に超無礼働いちゃった、名前間違えた……
女王陛下、自分の名前"リアーナ"なのに、"リーモア"って言ってた……
若干ギャグな76話 -俺達の作ったメガネ-
神崎「このまま城壁内に侵入。降下しろ。」
この人はしばらくの間にものすごく強くなった。まだ会ってから1年位しか経っていないのに、驚くほどに強くなっている。最初の方なんてろくに運動もできなかったのに、今では先程の様な戦闘が可能なのだ。
最初は視力も悪かったのに、今ではかなり改善している。
今も僕の隣で高速巡航しているヘリのタイヤのアームにぶら下がっている……何故席に座らないのかはわからない。
それにしても不思議だ。地上からはいろいろと攻撃されているのにどれも当たらない。
まあそれなりの高度があるのだから、上手く偏差を考慮しなければ当たらないし、そもそも届かないしというのも多い筈なのだが……追尾式の魔法まで無力化されているのは何故なのだろうか?……それに、超人が投擲した物まで当たらない。何かしらのプロテクトがあるに違いない。
デ「神崎さん。何で攻撃が届かないんですか?」
神崎「聞こえない!!」
と、神崎さんは片手になり、ポーチから何かを取り出し、そして僕に向けてその手を伸ばした……メガネ?……
何だかよくわからなかったけど、とりあえずそれを受け取り、掛けてみる。
あっ、なるほど……
かけてみて初めて気づいたが、これ、ウェアラブル端末だ。
なるほど、これを使えば離れていても音声通信ができるし、ノイズキャンセリングも可能だ。神崎さんはあのヘルメットというわけか。理解した。
デ「神崎さん、何で地上からの攻撃がこちらには届かないのですか?」
神崎「シルバレットをナメるなよ。コレが我々の力だ。」
デ「どういう仕組みなんですか?」
神崎「……俺はもう、お前の知ってる神崎さんにゃ戻らないよ……恐らく死ぬまでな……お前もこっちに来たくないんなら知らないことだ。」
謎だ。
しかし、何故だかスゴい説得力だ。何故なのだろうか?……
リーモア試作型タクティカルウェアラブルグラス。
マイクロLEDシートを使用したヘッドアップディスプレイを使用するウェアラブルグラス。
マイクロセンサーを使用して、瞬時に着用者の目のピントに合わせることができる。
しかし、このグラスには1つ、致命的な問題がある。それは……何のために使えばいいか、開発者側も理解していないという点である。
というのも、スペックに問題がある。
今読者達の生きている世界では大変便利なものだろう。人に見られる心配もなく、歩きながら好きなページを閲覧できる。低品質なら動画のストリーミングだってできるだろう。
しかしここでは違う。まず第1に、ネット環境が無い。あるにはあるのだが、それは戦闘の為だけのものであり、ウェアラブル端末で扱うには無理がある。
ネット環境が充実しているということは、あちこちにアクセスポイントがあり、蜂の巣のように電波塔を巡らせることにより、小型の通信モジュールでもほぼノーダメージで高速な無線通信が可能だ。
が、ここにそんなものはない。受信だけなら十分な能力を持つものが強力な電波を放っていればいいのだが、そうもいかない。相互通信ができなければ戦術的にかなり厳しい。故に、このグラスには、半径15km以内なら十分な通信が可能なように強力な通信モジュールが内蔵されている。
ここが問題だ。
この通信モジュールにはかなりの電力が割り振られている。それに、結構な質量もあるので、かけているうちにずれてしまう。スピーカーの部分、モダンが曲げられ、耳で止めらるけど、それでも多少ズレてくる……
バッテリー技術は読者達の世界と大して変わらない。ここのバッテリー技術では技術革命なんてものは起きていない。基本的にはリチウムイオン電池なのだ。
対してプロセッサーはというと、少し大きくはなってしまったが、とにかく省電力だ。バカみたいに省電力だ。温水に浸けていてもまず熱暴走は起こさない。メチャクチャ省電力でほぼ発熱しない。
しかし、それでも計器とHUDの制御に結構なタスクを使っているので大して演算能力は残されていない。
それに、ゴチャゴチャと大量の情報を表示させても、反って着用者の視界を妨げることになってしまう。
等々様々な問題があり、通信モジュールの所は将来的に改善するであろうとして、何に使えばいいかわからないという残念なものになってしまっている。
ソフトウェアも未開拓すぎる。まあここはヘルメットから流用が効くから、現在は主にヘルメットの代用品としての使用が研究されている。もう様々なビーグルとの火気管制システムのリンクが可能だけど、まあまだまだ開発中だ。
ってバカだなぁ……何でみんな気づかなかったんだろう……ああ、そうか、これ作ってるチームってめっちゃちっちゃいんだよね……スパコンすら使わせてもらえないからね、帰ったら報告してあげよう。"通信モジュールは独立させればいいじゃん"って……
そうそう、プロセッサーが大きくなった原因だけど、半導体の使用箇所自体を減らしたんだってさ。スゲェ、さっぱりだ。これはメガネの研究チームとは別の所が作ってるらしいけど。
水素バッテリー?知らんなぁ……
さて、城の壁も越えたし、真面目に働くか。
城の中では黒いコートを着た制服さん達が武器を構え、こちらを威圧している。黒コートさんの中には半獣人さんも紛れている。サラダボールだかすり鉢だか。まあ33にも沢山居たけどね。
神崎「構わん、着陸だ。スィーバンリーダー着陸。」
僕は機体をまっすぐゆっくり下ろして行く。
そして完全に囲まれた。大した歓迎だ。
対地距離が3m位になったところで2人は降りた。
神崎「着陸してアイドリングさせといて。」
と、隊長に言われたので機体を地面に付け、エンジンを出力を下げる。メインローターのブレードはゆっくりと回転している。2重反転翼だ。
にしても超囲まれてる。めっちゃコワイ。さっさとお空に逃げたいです。
神崎「あなた方はこの城の近衛兵辺りですね。非常事態につきご無礼を働いたことをお詫び申し上げます。」
隊長を見るデューク特務少佐の顔はとても驚いていた顔だった。口が閉じていない。
神崎「私は、この空を飛ぶ戦士達の代表の様な者です。名前は神崎健永、リーモア艦隊特殊特権部隊スィーバンの隊長、階級は特務大佐。お互いの為にも、是非とも女王陛下にお目通り願いたい。」
兵士達は動こうとしない。
空では無数の遊軍機が飛んでいる。うるさいったらありゃしない。心理効果も相当なものになっているのだろうか?
神崎「我々にも時間が無い、事は早急に済ませたい。女王陛下がダメなら他でもいい、とにかく我々はあなた方と話をしなければならない。」
と、にらめっこをしていたら、後ろからお偉いが来たのだろう。兵士達が道を開けている。
「皆の者、大切な御客人だ!武器を納めぬか!」
資料にあった女王様だ。年は30といったところだろうか?蒼眼の金髪だ。
顔は解りやすい、黄金比の美人で、まあ凛々しいこと……きっともう婚約者も決まってたりするんだろうな……いや、もしかしたらこれ以外にも人妻だったりして、最悪女王陛下ではありませんでしたオチとか……けど資料には……
女王陛下と思わしき女性が僕らの前で止まると隊長はかかとを揃え、尻を閉め、背筋を伸ばし、敬礼をした。
隊長に続いてデューク特務少佐もあわてて敬礼をする。それに僕も続く。
神崎「私は、リーモア艦隊、神崎健永特務大佐です。リアーナ メルコス女王陛下で間違い無いでしょうか?」
女王「最も。妾こそ、このメルコス新王国国王、リアーナ メルコスである。」
と、確認がとれたので隊長は右膝と右手の拳を地面に付ける。騎士の忠誠的な?影武者だったら笑っちゃう。
神崎「我らはリーモア艦隊。異世界からあなた方を救うために派遣された軍隊です。ですが、現状我々だけでは到底目標である人類の保護は不可能です。ですのでどうか、あなた方のお力をお貸ししていただきたい。」
女王「異世界からやって来た……軍隊?……」
神崎「ええ、我々リーモア艦隊とは、200を越える軍用艦艇から成り立つ、国境なき軍隊です。ちょうど今この空を飛んでいる我々の仲間達も、今この町の遥か南にいる船からやって来ました。」
と言う当の本人は東からやって来たが……
女王「…………あなた方が我々をこの危機から救ってくださったことは知っています。あなた方は私に、何を望みますか?」
神崎「はっ、我々には、基地と統制が必要です。」
女王「基地と、統制?」
神崎「はっ、我々は凡そ60日程前にこの世界にやって参りました。ですが、我々の船には、帰るべき港が存在しないのです。」
はい、現在東方約4000kmの地点に建設中です。
神崎「それともう1つ、今の我々では、敵に勝てないのです。我々はこの世界に来てから、世界中の空を飛び回り、様々な情報を集めていました。その結果、現在の戦力では悪魔達に勝てないということが判明いたしました。そしてその大きな原因の1つに、攻撃が届かないというものがあります。ですので、世界中に、補給ができる基地が必要なのです。そしてもう1つ、統制というのは他ならぬ、皆様方の御協力にございます。我々は、より効率的な行動を可能にするため、時間には性格である必要があるのです。それだけではございません。分裂した意思は、行動の遅れに繋がり、間違った情報は、即致命傷となってしまうのです。故に、我々人類には、基地と統制が必要なのです。」
長くてよくわからなかった……
もうこれはノンパリとかそういう次元じゃない。もっと根本的な構造だ。
女王「では、私はあなた方に何をすればよろしいのですか?」
神崎「我々はあなた方と協力する必要があります。ですので、まず皆様に我々を信頼してもらう必要があります。ですので、もし女王陛下が我々にお力添え頂けるのであれは、それを全国民にお伝えいただく願います。」
女王「ならばまず、もっと話をする必要がございます。それにはもう暫しの時が必要でしょう。」
神崎「成る程。ならば、我々がお話の席を用意いたしましょう。」
女王「と言うと?」
神崎「我々には、遠くにいる者と会話をする術がございます。明日にでもその準備は整うことでしょう。1階の大佐等より艦隊指令と直接お話し合いをなさられる方がよろしいでしょう。」
女王「時に、その、大佐、とは、どの様なご階級で?」
神崎「あっ……申し訳ございませんでした……わが艦隊には、数十万の隊員が存在いたしますが、そのなかでも大佐以上の階級を有する者は、数百程度でしょう。そして、艦隊指令とは、我々リーモア艦隊の頂点に立つお方。我々の王の様な者です。本日は、女王陛下と我らが指令の会談の席を儲けられれば宜しかったのです。」
女王「成る程……その、指令様との会談の機会は明日しか無いのですか?」
神崎「いえ、準備させ整えば、後は双方の都合次第です。ですが、急がれた方がご懸命かと。我々にもあまり時間は残されていないゆえ……」
女王「解りました。では今日にでもこちらの意思をまとめましょう。」
神崎「我々の仲間の大半は帰りますが、私はここに残るつもりでございます。なにかご不明な点がございましたら何なりとお聞きください。」
これが……隊長?…………
スィーバン2『スィーバン2よりシナプス。女王陛下と指令の会談の席を設けることに成功した。』
シナプス『了解。シナプスより全ユニット、任務完了だ。ご苦労だった。』
おおおおおお?……健永さん、なんか言ってること少し変だったけど……
皆さん、"シリコン"と"シリコーン"、全然違いますからね?日本では"シリコーン"も皆"シリコン"と言われていますが、実際は"シリコン"は"シリコン"で、"シリコーン"は"シリコーン"ですからね?……




