The Concept
ガタガタだったなー……深くは書けませんが、メタ(神崎)健永さん、ガタガタだったなー……
第59回、今回のあらすじ。
説明は無しです。しっかり筆者の意図を解釈しながら読んだ方が良いでしょう。
意図していたものだけとは限りませんが、結果的には意味深発言ばっかりになってしまいしたのでね。
どれくらい重要かですって?タイトルをalphabetで書くくらいです。
今回は9000文字程度です。
※今回からはいつも通りのグロに加えて暴言が多用されます。ご注意下さい。
表記揺れはすんません。
何気に重要なだいたい70話 -あっちもこっちも切羽詰まってる-
神崎「俺達スィーバン、お前ら迷子。エスコートしてやるから付いて来いよ。どうせ死なないんだから。」
黒いスーツをを着たその人はそれだけ僕らに伝え、空飛ぶ乗り物に戻ろうとした。
ルルカ「あんた達はいったい何なんだ?」
神崎「だから言ってんじゃんスィーバンだって。」
ルルカ「スィーバンって何なんだよ?」
神崎「固有名詞だよ。」
ルルカ「こ、固有名詞?」
神崎「おいおいおいおいあんた達勇者様なんだろう?教育は受けていないわけ?」
ルルカ「っ……」
ジャミデス「ちょっと何なのよあんた達、」
神崎「助けてもらったのに何だその態度は?置いてくぞ?別にいいならそれでいいし。自尊心の為に死ぬとかバカらしいな。まあいいんじゃない?ユニークだと思うよ。」
ジャミデス「ま、待って!」
神崎「何で待たなきゃいけないの?こっちだって時間は限られてるの。」
引き留めたはいいが、誰も彼に話しかけることができなかった。
神崎「本当に置いていかれると思った?ってことはさっきのがドンピシャだったわけか、クソめ。エスコートしてやるったろ、行くぞ。」
彼には本当に心を読まれていた。
ドンピシャドンピシャ。まったく型通りだねー。極限状態だから?なんつって。ほんとバカらしいよな。
けどやるしかないんだよな。これ以上はどこにも逃げらんないからな……
さて、働くか。
俺は未だ手動なハッチを閉め、ヘルメットのバイザーを閉める。
「隊長、偵察機から飛来物の警告を受けました。」
神崎「ああ、ヘルメットにも無線届くから大丈夫だ。」
という訳でバイザーを下げディスプレイに対象のデータを映し出す。
神崎「はぁ、天使だな。」
「どうなさいますか?」
神崎「ここに来る前から決めてある。もし攻撃されたらシールドオンリーで無抵抗にね。すまないけどそうなったら8番機にはデコイになってもらうよ。落ちてね。」
「なっ、なぜそんなことを!?」
神崎「相手は仮にも人類が話の主力だからね。というのは後々気づいたことで、本当はさ、あっちに積み被せとけば後々楽じゃん?なら1機位安いもんだ。」
「しっ、しかし……」
『こちらにスィーバン8、了解した。』
「あ、ぁぁぁ……」
神崎「あっちも切羽詰まってる。確実に攻撃してもらいたいからな、射程外でもいい、8、テキトーに撃って心理効果だ。」
『ラジャー。』
神崎「よし、俺らは勇者ご一行を襲ってるみたいな配置だ。やつらが着たら状態の良い死体や生きてるやつに発砲な。」
「隊長……あなたは……」
神崎「嫌なら俺の隊外れても良いけど?」
「隊長は、苦しくないんですか?」
神崎「はぁ……俺さ、君達のボスから何言われたと思う?俺が来る前のデータくらい見てきたよね?俺今までとは違うって知ってるよね?ねえ、何言われたと思う?」
何言われたと思う?何を教えられたと思う?俺の発言の意味一つ一つ考えてけばだいたい予想はつくと思うけど?
「何を言われたのですか?」
神崎「少しはさ、自分の意見を持とうよ。」
「僕も、僕らの事、全然知らないし、僕らの事ですか?」
神崎「違うね。けどさ、俺これ言うと死ぬんだよね、ほぼ確実に。だからさ、知りたきゃ俺を観察して、自分で考えて。単純なことだからさ、考えりゃわかるよ。解るはずもないだろうけどさ、その気になれば解るのさ……あんた達のボスがそうだった様にさ。」
言われるまで気づかなかったよ。まったく……
『クソッ!捕まった!ダメだ!逃げ切れない!失速する!!』
スカイピンイン『落ち着いて、今向かうわ。』
スカイピンイン(後)『ドロップタンクを切り離してやれ。』
今下では大変なことになっている。
僕らの居た直ぐ近くの空域で低空を飛行していた戦闘機隊が突然アンノウンからの攻撃を受け、強力な力で引き寄せられたのである。
全機がABを全開にして闘争を試みたが、1機があまりの力に引き寄せられてしまったのである。
しかも高度が高度なので角度も角度だ、スラスターも全開にしなければ墜落である。イジェクションシートを使っても助からないだろう。
投下されたドロップタンクは物凄い勢いで飛んでいき、質量の減ったその戦闘機の後退は少し減速し、ドロップタンクが飛んで来たからだろう、その引き寄せる力は消え、その戦闘機は一気に上昇した。
『ありがとうスカイピンイン。お陰で助かったよ。』
エ『HVT確認、ミサイル投下します。』
スカイピンイン『了解、支援するわ。』
タンカーらしき飛行機からは大きな空対地ミサイルが投下され、さっきドロップタンクが飛んでいった方角へ加速していった。
そしてそれを隠すためだろう、スカイピンインがあえて着弾地点に飛んで行き、MSJFを撒き散らす。
さて、かなり前(第13話 "クリッピングレーダー"の後書き)から謎だったMSJFの答え合わせです。
MSJFとは、MagicSenseJammingFlareの頭文字。
そう、魔法の認識を阻害するフレアーだ。
そもそも、この物語には最初からあるコンセプトがある。それは、
"概念と認識"
だ。
これは筆者自身の基本的な思考の根本にあるものでもある。
フレアーである理由は、そう長く使っていられるものでもないかららしいが、ロマンも含まれているらしい。
で、マジックセンスジャミングというのは、"ジャムセンスジャマー"のパクリだ。
筆者がフィクションをディスリクペクトする場合、多くは、
"何故そうなるし?"
である。当に理系の思考だ。
筆者は考えた。ゲームの場合はスペックやシステム、バランス、特色や話題性、予算等様々な要因がありリアリティには限界があるからあまり不満を持たないが、そうでないならそれ相応の理由を求めずにはいられない。例えそれに答えがなくとも、自分で勝手に理由をつけてしまうこともある。
例えば回復魔法を例に取って考えてみよう。
第62部 "第6章からでも解る解説"の、僕の項目には回復魔法の記述があり、"原理上ガン細胞は治さないので"、とかいてあるが、これは、傷口等の細胞の細胞核の遺伝情報を元に瞬間的に生体パーツを整形するからである。
もっと深く考えてみよう。果たしてどうやってどのような原理で回復魔法は細胞核からデータを録るのだろうか?そもそもその傷を埋めるだけのエネルギーがどこにあるのだろうか?
そう、そここそが神崎さんが聞かされてしまった、神崎さんと管理人さん(シルベリオン艦長)だけが知る秘密である。
お分かりいただけただろうか?
わからなかった方は、"アビリティー"の、"インフォ"というものの存在意義を考えてみると解るかもしれない。第3章位まで書いてあったはずだ。
本当はここで皆さんに知ってもらう予定ではなかったんだけどね。解らないならそれで良い、数ヶ月後にアップされるであろう、"記憶の欠片"に答は書いてあるのだから……
エ『ミサイルがターゲットをロック。悪魔さんです。』
地上で大規模な爆発が起きる。MSJFの所為でまともに魔法が使えなかった悪魔は一瞬で土と大気へと帰った。
スカイピンイン『グッドキル。』
エ『そっちの援護あっての戦果です、共同撃破ですよ。』
…………
「スィーバン8ダウン!!本当に落とされました!!」
神崎「これじゃロラン婦人に怒られちゃうな。行動の自由のために罪が犯されたってこと。」
ロラン婦人はフランス革命を調べりゃ解るよねってか学校で習ったよね?
神崎「全機反転、フレアー焚いて逃げるんだ。」
"ドーーン!!"
スィーバン8は着地時の衝撃による爆発で、自爆用の爆弾が起動し粉砕された。
しかしそれはフレアカーテンの向こうの出来事。
"ピピピピピ!ビーーッ!ビーーッ!ビーーッ!"
「MSL警報です!」
神崎「皆MSJFも散布して良いからな。これ以上の損害は割に会わない。警告はしたんだけどなー、聞く耳持たず、か。やけに単純だな。」
やってしまった……取り返しのつかないことをしてしまっまた……彼らを、無抵抗だった彼らを殺してしまったのである……
「もう大丈夫だ、さあ、帰ろう。」
もう彼らは行ってしまった、声は届かない。もし彼らがもう一度やって来たら……恐らく僕らは勝てないだろう。
ジャミデス「なにやってるのよあんた達!」
ジャミデスの蹴りを喰らった天使達は何故蹴られたのか理解できず、ポカーンと口を開けている。
僕も頭を押さえて崩れてしまった。
無抵抗な者を寄ってたかって袋叩きにしてしまった。リンチだ。挙げ句の果てには逃げる彼らに神の矢を放ってしまった。当たっていなければ良いのだが、煙の向こうは見えなかった。しかしあれを躱すのは不可能だ。
神崎「あの矢さ、多分必中攻撃だったんだよね?」
「解析結果では被弾率999‰です。」
神崎「やっぱMSJFってチートだね。威力は?」
「あれは突き刺さり魔力を流し込むタイプだったみたいなので、辺りどころが悪くなければ……」
神崎「そっか、ならわざと被弾して持ち帰っちゃった方が良かったのかな?まあいいか、無理矢理にでも頂戴してやるか。まあパイロンにフレアディスペンサー付けたのはやっぱり正解だったね。」
「で、これからどうするんですか?」
神崎「明日の朝にでも彼らの拠点に出向くつもりだけど?付いて来るか?」
「私はあなたに怒りを覚えました。だからこそ、あなたを理解せずにはいられません。」
神崎「付いて来るんだな?……スパイめ……」
「スパイ?」
神崎「良いだろう、気が済むまで付き合ってやるよ。」
次の朝、僕らは再びあの崖へと出向いていた。しかし死体すら見つからず、転がっているのは不思議な形の金属片ばかりだった……あの乗り物の残骸なのだろう。終わった……中間になってくれるかも知れなかったのに……
『間も無くルルカの視認距離間に入る。』
神崎「噂をすれば、影とやら。って感じかな?」
隊長はこの行動を正式な作戦として、スィーバン以外にも多数の部隊を下に敷いてしまった。
あいにくの曇りだが、今雲の上では重爆装を施した爆撃機やAWACS(早期警戒管制機)、多数の航空部隊が展開している。しかし高高度を飛ぶ偵察機を除けば僕らよりは前進してはいけないことになっている。
部隊の名前は長く、シルベリオンフォース派遣艦隊リーモア艦隊所属第2主力原子力空母艦隊主力原子力空母キノサナプ艦隊使節団。長すぎる。これを命名した人はバカなのだろうか?しかし隊長ならこれをそのまま言いかねない……
ジャミデス「あぁ、来ちゃった、どうしよう!」
怯えるジャミデスの指差す方向には、昨日とは比べ物にならない数の影が見えてしまった。
「あああ……本当に来てしまった……なんて数だ。たったの12でこのモンスターの息の根をを全て止めたというのに……」
「に、逃げましょう!」
いくら勘違いだったとは言え、天使達の行動はあまりにも無責任すぎる。
だからこそ、僕にはここで彼らと話をしなければという使命感が強く芽生えていた。
ルルカ「俺は謝るよ。俺達にはどうしても彼らの力が必要だ。どのみちもう後が無い。」
「ルルカ、そんなのズルいよ。」
ルルカ「ズルくても賭けるしかないだろ!」
神崎「勇敢な仁王立ちだこった。どーすっかね?拉致っとく?後々めんどくさいからな、やっぱりご一緒してもらわないとか……じゃあやめとこ。」
「は?……え?う?ん?ん?ん?ん?結局、」
神崎「彼らスルー、直で行くよ。」
「えっ?何でですか?今自分で後々めんどくさいって、あれっ?んんんっ?」
神崎「これは上官としての命令だ、黙って仕事をこなせ。彼らはおいて行く。」
『シナプスより全ユニットへ通達、崖の上のルルカ達は一切無視しろ。繰り返す、シナプスより全ユニットへ……』
一晩で決定されたものではあるが、正式な作戦とあってAWACSも隊長の従順な部下だ。
神崎「シナプス、全ユニットへ命令だ。昨日落とされたスィーバン8に敬意を込めて敬礼だ。」
「でも隊長、そんなことさせたら、ますます隊長のイメージが悪くなるんじゃないですか?信用できない上官の下で組織がうまく機能するとは思えません。」
神崎「構わん。」
『コピー。こちらにシナプス。シルバレットよりコマンド、スィーバン8に敬意を込めて敬礼せよ。』
ルルカ「彼らは昨日、あの距離からモンスター達を攻撃していた。しかし今回は違う。まだ、希望はあるのかもしれない。」
「ま、まさか!あれは!天界に向かうつもりなのか!?」
ルルカ「なっ、なんだって!?それは確かか!?」
ジャミデス「もう雲の中へ消えそうよ!」
ルルカ「俺達も行くぞ!」
僕達は全員焦って天界へとワープしたのだった。
『対象がワープ。先回りされました。』
神崎「たっくウザったいなぁ……問題ない、居たいなら居させてやれ。何かあっときはその時だ。」
雲の上は……もう既に、彼らの仲間と思わしき無数の影で溢れていた。それも、一番高い雲の上にすらそれらは見つけられる。もしかしたらもう何をしても無駄なのかもしれない。
そんな中、身勝手にも彼らの中へ剣を構え突っ込んで行く天使達の姿が見えた。
教が僕らの命日なのかもしれない。僕は今日も腰が抜けてしまった……
『インカモーインカモー!』
「隊長!指示を!」
神崎「ブレイクだ、回避しろ。くれぐれも吹き飛ばすなよ。」
『シナプスより全ユニットへ通達、接近する天使達には危害を与えず回避に専念しろ。爆撃機は高度をとれ。反撃も許可できない。』
『ネガティブ!落とされるぞ!』
『攻撃を受けたら速度制限は解除だ、なんとしても振り切れ。ただし発砲は命令あるまで許可できない。』
『クソッタレめ!』
「隊長ー!」
神崎「わかってる。だけどな、真っ先に狙われるのは先頭の俺達だからな?」
「たっ隊長ぉぉぉ!?」
神崎「スィーバン全機ブレイク、俺だけ突破できればいい。」
『ラージャー。陽動する、速度を落とせ。』
神崎「任せたぞ。」
ハァーーーーー……まったくよぉ……
デ「ええっ!?もうコンタクトを!?」
アルケ「それもわざと相手に部下を攻撃させたらしい。」
アル「あいつ、変わったな。」
アルケ「最悪戦争だな。」
"ガシャーン!!"
神崎「ウグゥッ!ったぁぁー……」
「隊長、大丈夫ですか?」
神崎「まあ来るって解ってたからな。」
この世界の天使達の住む天界は、半多重空間ではないものの、環境フィルター的なものは存在しているらしく、弱い機体なら空中分解してしまう程で、いったん出力を下げて浸入すべきではあるが、今回はそのような余裕は無い。
しかし隊長は
神崎「こっちがインカモーカモー。」
と暢気なことをかましてる。うん、多分前からだと思う。
"ビーーッ!ビーーッ!ビーーッ!ビーーッ!"
「マスターワーニング!」
神崎「大丈夫だ、薬は飲んできた。」
僕にはその意味が理解できなかったが、それは直ぐにわかった。
僕らに向けて高出力なレーザーが放たれたが、それは僕らに届く前に消えていた。それに続いて他の魔法も沢山飛んできたが、それらも全て消えている。
神崎「シルバレットを、なめるなよ……」
隊長の声はとても苦しそうなものだった。
そう、隊長は中毒を承知で無理して魔法を使ったのである。お互いに犠牲を出さない為に。
神崎「こちらスィーバンリーダー……これよりっ、強行着陸を行う……各機続け。ユウハバコントロール……」
「あ、アイハブ!」
隊長は強行着陸直前だというのにも関わらずシートベルトを外し衝撃体制をとる。
"ガッシャーン!ガシャーン!"
"ガパッ!"
隊長はハッチを開けた直後に飛び出し、そのまま重力のままに転げ落ちた。
「たっ!隊長ぉぉぉ!!」
僕も急いでハッチを開けるがシートベルトを外し忘れててこずってしまう。
僕が降りた頃には僕ら11機は囲まれていたが、その他の10機は僕らを守るように着陸し、タイヤを出さずに接地していた。
神崎「面倒な部下達が、イライラしながら待ってるんだ……すまないが肩を貸してくれ。」
「隊長、吐血してます。」
バイザーは上げられていたが、血は地面へ飛んで行く。
神崎「なら急げ。モルヒネは投与してるけどな。」
戦闘点滴。低血圧高血圧等あらゆる状況においても適切な薬物投与が可能なハイテク機器だが、長期間ろくなメンテナンスができないことも想定されており、針の取り替えや洗浄は簡単にできるようにされている。
僕らアンドロイド達には使わないものだ。
「隊長、囲まれてます。」
神崎「んなの見りゃ解るよ。ゴフッ!クゥゥウウウ……早く効いてくれぇ……」
「モルヒネ未だ効いてないんですか?」
神崎「当たり前じゃん、落ちてから投与開始したんだし。」
「で、この包囲は?」
神崎「包囲なんて気にするな……最高責任者の元へ向かえ。あああお前らはいい……俺達2人で行ってくる。さあ、行くぞ。」
"バタン!"
神崎「フグッ……」
僕の肩に腕をかけていた隊長は一気に体制を崩し倒れてしまった。ヘルメットを被っていたから致命傷にはならない筈だが……
神崎「すまないが…………担いでくれ……体が……フワフワ……」
ルルカ「スィーバン!!」
神崎「おお……いいぞ、これだ……感じる。これが正解だ。」
隊長はルルカ達が僕らを包囲していた天使達を突き飛ばし、僕らの元へ駆け寄ってくる光景を目にして何かに満足していた。
神崎「勇者君達来てたんだね……」
「隊長、輸血パックは無いんですよ!」
ルルカ「大丈夫ですか!?」
神崎「あんたが見て……大丈夫そうに見えるのならばそうなのだろうな。ああああ……まずいなぁ……目が見えなくなってきた。ヤバイな。」
ルルカ「め、目が!?」
神崎「俺達ゃお話がしたいんだよ。責任者呼んでこい。」
ルルカ「ジャミデス!」
ジャミデス「わかったから怒鳴らないで。」
「隊長ーー!!」
神崎「メディキット持ってきて、人工心肺と管ね。」
スィーバン部隊で焦っているのは僕だけだったみたいで、隊長の指示から4秒後には隊長の指定したものが運ばれてきた。言われる前から準備していたのだ。
神崎「あーー……あんたがここの責任者?」
もはや何も言えない。
「いかにも。」
と、言ったのは老けた天使だった。
神崎「あんた達は無抵抗な者に寄って集ってリンチにするのが好きなようだね、責任とれよ。同意が得られないと判断した場合、上に飛んでる俺の部下が俺達ごとここを吹き飛ばすからね。」
「何?……それは……」
神崎「責任とれない?」
「何を望む?」
神崎「ずいぶん上から目線だねぇ、あんた達は警告があったにも関わらずそれを無視し無抵抗俺の部下を2人も殺してくれたねぇ。で何さ?何様?天使様?俺達はあんた達の事について深くは知らないけど、弱いものいじめが好きなグズだってことはわかったよ。」
「まさかあれが人間だったとは知らなかったんだ。」
神崎「ならなんで今回も俺達を攻撃したのさ?反撃されるとでも思った?ならもっと遠くから攻撃してるよバーカ。わざわざここまで来るかってのバーカ。」
「なら……私の部下の命を」
神崎「ほんとバカだね。俺達は生きるつもりの無いやつらのために真剣になってたのか。じゃあ帰るか。」
ルルカ「待ってくれ!」
神崎「防衛の要である主力を削るとか生き残るつもり無いでしょ?」
ルルカ「そんなつもりじゃ!」
神崎「あんたはそうなのかもしれないけどさ、そのクソジジイはそうでもないみたいだぜ、これじゃ部下も部下か。はぁ……けどねぇ……ワイノスがうるさいだろうからな……こっちとしてもホントは仲良くしたいんだよね。」
ルルカ「ワイノス?」
神崎「まあ俺も言い過ぎたかな?そもそも文化が違うからね。」
ルルカ「文化?」
神崎「あああぁぁそうだった。君もバカだったんだな……つまり物事の考え方が違うから誤解が生まれちゃうのは仕方ないよねって話。けどね、責任とるために無意味な自殺とか論外だから、以後やめろよなクソジジイ。」
もうやになっちゃうよこの状況。機械をいじってる彼らは隊長達の会話なんざべつにどうでもいいんだろうな。ただ目前のタスクをこなすまでか……
神崎「じゃあ最初にこっちの要件言うね。俺達の行動の自由を認めろ。好き勝手させろ。こんだけね。そもそもさ、俺達別の世界からやって来てさ、こっちのことに関してはあまり詳しくないのよね。だからさ、俺達でできることは俺達でやりたいわけ。こっちにはこっちのペースってのがあってさ?さっきもそうだったように文化に違いがあるからお互いになんてことやってたらやってらんないの。ホントは俺としては悪魔側に付いてもいいんだけどさ、遠くに居る俺達の仲間はさ、端から人間側に付くつもりしかないんだって。でさ、訳あって俺達分裂して真っ向から対立しちゃうと共倒れするからさ、俺達も人間側に付かなきゃならないんだよね。
だけどねぇ、今回は完全に君達が悪いからね、ここ滅ぼしたくらいじゃそこまでの問題には発展しないのさ。他にも人間は沢山居るからね。」
「………………もっと詳しく話を聞かせてほしい。」
神崎「無理だね。まずさ、俺達がお前ら信用してると思う?今だってあそこでさ、あんた達の部下にさ、俺の部下がさ、追いかけ回されてるんだけどさ、反撃しちゃいけないからさ、困ってるんだよね、バーカ。まずは要件飲めよこら。聞こえてんのかクソジジイ?それとも俺達と一緒に死ぬかコラ?アアン?」
けどこの人にはまだ死ぬ気は無い筈だ。しかし彼らは僕ほど隊長を知らない。
ルルカ「俺達にはどうしてもあんた達の力が必要なんだ!お願いだ!俺達に地からを貸してくれ!」
神崎「だからぁ、俺達に好き勝手させろっての。わかる?今決めてよね。」
「ぬぅ……」
神崎「ぬぅ……では伝わらない。どっちなんだよ。」
「わかった。」
神崎「何が?まさか今まで言葉が通じてなかったの?」
「了承しよう。お前達の行動の自由を。」
神崎「永久的にじゃないと困るな。」
「それは……」
神崎「じゃあいいよ、40年だ。今から40年でいい。いいな?」
「わかった。」
神崎「だから何が?」
「お前達の行動の自由を、40年間の間だけ認めよう。」
神崎「今の宣言、記録されてるからな?俺達殺してももう遅いからな?」
『シナプスより全ユニットへ、作戦フェーズはフェーズA-2に以降。繰り返す……』
神崎「俺にもかなりの権限があるんだけどさ、さすがに艦隊の詳しい事は司令に許可とらないと公開できないから、今日は諦めな。」
「隊長、もういいでしょう?帰りましょう。」
神崎「これでもこの作戦の司令官だぜ……」
『シナプスよりシルバレット。作戦の内容は理解している。我々を信用してくれ。』
神崎「弾薬わかったよ。スィーバン2からスィーバン7は作戦を続行、俺は帰る。」
ルルカ「どこへ帰るんだ?」
神崎「自室。じゃないや、メディカルセンター。」
ルルカ「俺も連れてってくれ。」
神崎「だから上司の許可がないからムリネー。」
はぁ……またまたデューク君も健永さんもやってくれたねぇ……ちょっとまずいなぁ……
なんかこれら皆前にも書いた気がするけど……一応。
AWACS:ACC
空中指令室。
強力なレーダーとある程度の管制能力を持ち合わせた機体。
指示にはちゃんと従えよ?
モルヒネ:医療用麻薬
人工物としては現在最強クラスの鎮痛剤。ガン治療や軍隊とかで使われる。
仮にも麻薬だから強力な依存性がある。エンドルフィンには敵わない。
エンドルフィン:脳内麻薬
多分最強の麻薬。人体が作りだす超強力な麻薬で神経伝達物質である。
ほんのちょっとしか出ないんでしょうね。
これの分泌条件いじれたら最高の洗脳ができそうですね。
"嬉しい"や"楽しい"等ポジティブな感情そのものを操作できますからね。なんかMGS4のナノマシンみたい……
鯖マシンをダブルデュアルチャネルの32GBにしましたぜ!
そしてデータサルベージ高すぎでしょー!!!
皆さんもROMは大切になさってくださいね。過電圧(過電流)で一瞬で物理的に死にますからね……
少なくともSDカードとかなら1万、HDDなら4万。物理障害となってくると数十万は覚悟です。ですから皆さんも本当にROMの取り扱いには注意してくださいね。筆者は郵便局のバイト代が全部消えましたよ。




