勘違いするかもね
色んなフラグをいっぺんに立てたからややこしくなってしまいました。
~追記20160819~
間違いを修正しました。
内容の変更はありません。
~追求20160916~
シルベリオンの記述なんて無かった、いいね?
フラグ過ぎる6話 ‐ベタなフラグ‐
城壁の中に、何処かの懐かしさを覚えた。前にもこんな感じで、誰かとの出合いがあったような…
街は賑わっていて、通りは人混みで大変だった。そんな中色んな人のステータスを"インフォ"で見ていたが、魔法を使える人はかなり少なかった。使えてもHやGばかりだった。
スキルを見れば職業も大体見当がついた。
"アビリティー"に至っては所有者を見つけることすらできなかった。
神崎「ところでさっき検問所にあったあのガラス玉は?」
アル「あれはガラス玉等ではない。水晶玉だ、それも魔水晶でできている。あれがあれば、誰でも"インフォ"の"アビリティー"が使えるようになるんだ。」
神崎「ウッヒャー。」
デ「コワーイ」
アル「安心しろ、あれは貴族でも入手が法で制限されている程だ。そう何処にでもあるものでもない。それと。聞いた話だと、水晶玉の解析を欺く事ができるスキルも存在するらしい。」
神崎「ビックマ…いや、それは無いか……情報戦、とかか?もしかしたらステルス系かもしれない。いや、偽装だから……ん?……まさか……解析不能とかか?そうだったら逆に不便かもな……」
宿に着き、荷物を降ろすとアルさんが満足そうに僕らに言う。
アル「そうだな今回の功績を称え、お前らには何か褒美をくれてやろう。」
デ「ううっ……まただ……また…………」
高速動体反応だ。これが原因だ。
デ「コンタクト、3オクロックアンノウン。速力約80ノットで直進中。ドラゴンか?すごい数だ。」
アル「ああ、恐らく飛竜だろう。貴族の間では、馬より竜に乗るのが主流だ。」
神崎「へー。ドラゴン。見たこと無いな。旅客機やヘリコプターならよく見たんだけどな。……もう、帰れないのかな?」
アル「……」
一見神崎さんは悲しそうに見えないが、意外にもアルさんの方が深刻そうな顔だった。
ヘリコプター……聞き覚えがある。今のところ頭痛はない。何かと一緒に既に少しは思い出していたのか?……
神崎「ところで数や大きさはわかるか?」
デ「外に出ればもっと詳しくわかるはずです。」
アル「ならば行ってこい。」
僕は部屋の窓を開け屋根に跳び移る。
小型の竜だ。速力80ノット(≒200[㎞/h])、高度10000フィート(≒3000[m])。数……20?いや……28。28だ!綺麗な編隊を組んでいる。到達まで9分程度だ。
と、得られた情報をアルギルトさんに話した所、やはり貴族達の飛竜で間違いないそうだ。
ドラゴンか……どんなものだったっけかなー……
神崎「で、褒美とは何ぞや。」
アル「それはお前らが自分で決めるのだ。」
神崎「だから、私達、この世界の、知らない。」
デ「じゃあドラゴンください。」
アル「バカかキサマは!」
神崎「じゃあこんな仕事辞めようか。」
デ「そうしようか。」
アル「えっ!?ハッ!?まっ!待ってくれ!!」
デ「冗談ですよ。」
神崎「けどまあ、竜騎士ってのも、カッコよさそうだよね。」
僕らは再び街に出た。色んなお店があったが、かなりわからない。それに、欲しいものといっても、衣食住職揃っているし、仕事道具も問題ない。
神崎「はーあー、ワークステーション売ってないかなー。」
アル「何だ?その、ワーク、ステーション、とは。」
神崎「プロのクリエイターが使う様な高いパソコンですよ。」
アル「だから何なんだそれは?」
神崎「知らなくていいですよ。私も説明できませんし。」
アル「何なんだそれは。」
ワークステーション。パソコン……パソコン……パーソナル、コンピューター……コンピューター?
また頭痛だ。出る前に薬をもらっておいて良かったな。コンピューター……コンピューター。ロストテクノロジー……っ!
神崎「おーい、起きるんだー。おーい。デュークー。」
ユサユサ、ユサユサ。
デ「アイタタタタタタ……」
目覚めると、宿のベッドの上で僕は寝ていた。
アル「行きなり倒れるから心配したぞ!デューク。」
神崎「おっ?まさか、アルさん、デューク君の事が」
アル「そんなわけないだろう!!!」
神崎「フガッ!」
アル「とにかく無事で良かった。」
神崎「何だか目立っちゃいましたねー。」
デ「何だか、とても悪い、夢を……とても悪い夢を見ていたような、気がします。」
神崎「ああ、魘されてたよ。天使だ、殺せ。とか、もう誰もいないんだ。とか。とにかくクレイジーな事ばっかり呟いていたよ。今回も思い出せないのか?」
天使?何だそれは。誰もいない?どこの話だ?……思い出せない。
アル「無理をすることはない。」
デ「はあ……僕、どれくらい寝てました?」
神崎「3時間位かな。もう日が沈みかけてるぞ。本当に起きないかとも思ったよ。」
確かに窓から入ってくる光は赤く色づいていた。
とりあえず開発を確認してみる。
・コンパウンドボウ Lv.1
・ブレード(チタン合金 Lv.2)
・ブレード(コンプレックスカーボン Lv.2 )
・超高波アタッチメント Lv.2(30MHz)
・12㎜手動専用合金ハンドガン Lv.2
・40㎜ケミカルマジカルコンプレックスグレネードランチャー Lv.1 <進行中>
・望遠鏡 Lv.3(×20 85% レティクルレンジファインダー追加)
・双眼鏡 Lv.2(×8 75%)
"コンパウンドボウ"なるものが増えていただけで、それ以外はただレベルが上がっていただけだった。
デ「エンゲージ。」
僕はそう呟いていた。
何かがいる。外だ。外で穏やかではないことが起こっている。行かなければ。
僕はベッドから降りドアを開ける。神崎さんも僕について来る。
アル「おい待て。いったいどうしたというんだ?」
神崎「アルさん。行きましょう。」
二人とも状況は理解できていなかったが、正直僕も何に引き寄せられているのかわからなかった。ただ、僕は行かなければと思い走り出す。
たどり着いた先は街の裏路地だった。
人間が人間を襲っている……けど、何かが足りない。何かが……だけど僕にはそれを理解することができなかった。
裏路地にたどり着いて目に入ったのは柄の悪い男4人組と倒れて動かない血塗れの男性と、腹部を殴られている女性だった。
次の瞬間だった!後ろからナイフが5本飛んできて、倒れている男性を除く全員の頭を貫いた!
僕はナイフに気づけなかったと慌てて振り向くが、そこには誰も居なかった。
そこへアルさんが飛び出してくる。
アル「何があったんだ!?」
デ「……全くわからなかった……もう全員死んでいる……」
神崎「油断するなデューク!索敵しろ!」
僕は神崎さんの言葉でふと我に帰る。しかし、あのナイフがどこから飛んできたのかわからなかった。軌道からしても僕の真後ろで間違いないのに、何の痕跡もなかった。
夏休みになれば沢山書けるかな?
※以下ネタバレ
"何かが足りない。"
実はこれナイフ関係ないんですよ。
デューク君はナイフに完全に気がついていませんでした。




