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ハルフェン  作者: 殆ど小説を読まないやつ
ピースブレイカー
60/114

曲がらぬハイグレイ

AAM(対空ミサイル)よりも、筆者はあの空に打ち付けるタングステンの(むち)、つまりガトリングの方が好きなのです。まあ殆どの場合ミサイルの方が強いんですけどね……

けど諦めちゃダメ、40mm機関砲、57mm機関砲、76mm速射砲に127mm速射砲があるんだから!

え!?57mmの時点で分200発?20mmの1/30じゃないかって?…………終わってるわ……

(20mmは6600/m~1000/mで運用されます。ですが大体3000/mで運用されるので1/15程度の連射力ですね。)


能力吸収っておっそろしっすよね。いわゆるなんちゃらドレインですよね、スキルドレイン?

前にも敵にこんなやつ出そうかとか書いてましたよね?え?そんなのどこに書いてあったか?えっと、第16部 "また現れる"の前書きに…………書いてないや……orz

という話は置いておいて、出そうかなって思ってます。あのタイミングで。(どのタイミングやい!)



そんなことはいつも通り置いておいて第44回、今回のあらすじ。


○○○○が喋っている間に戦闘がだいたい終わってしまうという手抜きっぷり、まるで第4章の様です。

そしてあっと言う間にハイグレイ登場です!



今回は4000文字弱程度です。



~追記201611061106~

2ヶ所変換ミスを修正。

(↑○○○○って書いちゃったよ……)

前書きの一部を○○○○に修正。


~追記201611091253~

後書きのSSAACの解説を消去。

空から始まる55話 -β0は働き詰め-




重厚な複合防爆扉のハンドルレバーが倒され、ダブルヒンジがゆっくりと内側へ扉を動かす。

そこから現れたのは"SSAAC"と書かれたロゴのワッペンを左胸に着けた、(64648c位の)ダークストレートブルーの続服(つなぎ)を着た、携帯端末を片手に持った男性だった。


「ふう、やっぱりですか。」


男性は腰に手を当て部屋を眺める。

部屋には無数の3段ベッドが並べられており、化学繊維でできたシーツは空調の効いた部屋にホコリ1つ舞わせない。


「どうも皆さん、作業員です……まぁぁ、厳密には違うはずなんですけど、とりあえず、初めまして……何て言うんでしょうね……まあ、私は、筆者代行みたいな感じですね。それで、今回は、尺稼ぎというかなんと言うかよく分からない感じで呼び出されてしまいましてね。まだ準備中で皆忙しい思いをしてるのに、1人だけこうしてるのは、思い悩みますが、仕方がありませんね。」


男性は端末を腰に掛け、狭いベッドに腰を下ろす。


「現時点ではまだマジックプリオンの発生ポイントが不明でして、とりあえずデコイの作成と情報統制に努めております。私は主にワープ関係全般に関わってまして、もう行き先は決まったので、現在は現地の情報を収集しているところです…………」


作業員の男性は、うつむき首を降る。


「つまるところ、この世界は、滅びます。だから異世界へ行っちゃおう、という魂胆(こんたん)ですね…………これ以上何を話せと言うのでしょうか…………じゃぁ、では。私も暇ではないので、これで失礼させてもらいます。」


作業員の男性は立ち上がり、開けっぱなしの扉を閉め、姿を消してしまった。


"ゴション。"[ガシャンじゃないです]





神崎「大方の敵は片付いた。ミッションタスクはこなして……いなかったな。アルケディアスさん。乗車してください脱走兵を排除します。」

アルケ「ネガティブ、人目がありすぎる。先に行ってろ、追い付く。」

神崎「ラージャ。発進しまっ!アラート、これは、またお出ましかよー……!今更何しに来たんだよー……」

デ「アチャー……」


ディスプレイに映し出された輪郭は、またも天使のものだった。


神崎「現在データの信用性を再確認中。けど間違いないっすわ。アルケディアスさん。多分あなたも目的の一部でしょうから、屋根に乗って睨み返しててもらえます?」

アルケ「了解。」

神崎「数25、多いなぁ……このまま直進はしてこないだろうから……ビジュアルコンタクトまでの時間は不明。スタンバイ。」

アルケ「タリホー、切れ目から見えたぞ。」


雲の切れ目から……目視できないんだけど……どうしてアルケディアスさんは見えるのかな?……


神崎「一応射程圏内ですけど、どうします?」


そう、神崎さんなら近接信管のロケットで攻撃できるのだ。


アル「誰に聞いてるのだ?私か?」

神崎「イェス。」


アルさんは、放任主義ではないが、着いていけないから僕らに好き勝手させている。しかし、神崎さんはよく面倒な判断をアルさんに押し付ける。


アル「……なんだ、そいつらは攻撃してきそうなのか?」

アルケ「どっちとも言えないな。」

アル「なら後からでも対処できそうか?」

アルケ「どうだかな?」

神崎「25人で今更何しに来たんでしょーかねロクスィーさん!?」


神崎さんは呆れたように空を見上げる。


ロ「申し訳無い……」

神崎「いや謝られましてもねぇ…………まさかっ!そういうことか!?」


そういうと神崎さんは大きな1脚をつけたエフェクター対応の12.7mmバトルライフルを生成して、車を降りた。

そして大きなライオットシールドを地面に敷いて、シルバーの耐火スプレーをライフルに吹き掛けた。


"プシューーーーー!"


デ「何してるんですか?」

神崎「もし奴等が正義の名の元に喧嘩売ってきたら?報酬貰えなくなっちゃうぜ!」


多分元より報酬はあまり気にしてないと思うけど、面倒なことになるのはわからなくもない少なくともアルケディアスさんは目立ちすぎてしまったのだから。


神崎「そこで私は考えちゃいました。そして思い付いちゃいました!そう!ロクスィーさん!あなたですよ!貴方が彼等を撃墜じゃなくて、撃退してくれれば、幾分はマシになると思いますよ。それに、傭兵ギルドだって戦いとききゃ、食い付いてくれるかもしれない。もしかしたら全てを敵に回すことになってしまうかもしれないけど、ごもっともなことを言えば、味方が表れるかもしれない。」


筆者[あっ!…………]


神崎「という訳で、シルバーな装備作っちゃいました。弾丸は純銀!感じ出るねー!しかもこれはまあ今まで通りだけど、薬莢(やっきょう)真鍮(しんちゅう)性!ピッカピカだねー!」


勝手に独りで盛り上がる神崎さんにロクスィーさんは戸惑っていた。


神崎「ハイできましたー!で、我々は誰にもバレていない筈ですが、バギーが隠してくれるのは極僅な距離っぽいから、時が来たら、屋根の上飛んで、目立っちゃってくださいね。FCバギー、状況は理解できているか?」

デ「Rって書かれてます。」

神崎「喋らないとこ可愛いよね。愛着持てるよね。」

デ「現在演出のホログラムを用意中だそうです。」

神崎「かー、言わずともわかるのかー……」


ホログラムとは何でしょうか?



そんなの僕らの事を知らないマヌケな天子さんたちは堂々と御光臨なさられました。


「ウワァァァア!」

「なっ!何だあれは!?」


露骨に驚く一般人達。


デ「あっ、アナライズ……ヤバイですね……」

神崎「ああ、スゴい高いな……君じゃ勝てないな。」

デ「こんなに高くなくても25人もいれば勝てませんよ。」


その天使達は今まで見てきたのとは違い、桁外れに高いステータスを持っていた。見た目年齢も今までとは違い、30代~40代の様に見える。


神崎「25人か……2人じゃ無理か……」


「聞け!人間達よ!!」


神崎「声でけー!」


数百メートル響く声で、隊長と思わしき天使が叫ぶ。


「この黒髪の男は!天の大いなる我等が父の、勇敢な戦士達を無慈悲に殺し、神に逆らった!悪魔だ!」


ここでロクスィーさんがライフルを手に取りバギーを思いきり蹴って飛び上がり、通りの建物の屋根に乗った。

そこでバギーがロクスィーさんのステルスを切り、パーティクルをつけて登場を演出する。


アルケ「やれやれ。」


そうして人々の目の前に、銀色の何かを持った天使がもう1人表れたのである。


ロ「何が大いなる父だ!?テキトーな事言いやがって!!お前らは自分達の自己満足のためにどこまで人々を巻き込むんだ!!?いったいどこに悪魔がいる!?居るとしたらそれは貴様らだ!!!」


ロクスィーさんの長年の不満が爆発した。


神崎「魂の叫びだな。」

アルケ「頑張ったな。」


アルケディアスさんは囲まれながらも余裕で突っ立っている。


ロ「悪魔は銀の力で消えるがいい!!」


ちょっとよくわからないですねー……


ロクスィーさんはスロットに入れられていたグリモワール全てに魔力を流し、1脚を立てる。

それを確認したアルケディアスさんは即座に逃げ出した。


"ダァン!ダァン!ダァン!ダァン!ダァン!ダァン!ダァン!ダァン!ダァン!ダァン!ダァン!ダァン!……"


ブースターを通過し、マッハ15を越した12.7mmの銀の弾丸は、MPエフェクターを通り天使達に降り注ぐ。

初弾が天使の内の1人に着弾すると、MPエフェクトが活性化し、治療を妨害しつつ体を粉砕する。

ソニックブームも恐ろしい。


"ドォンッ!"


ロ「クワッ!」


ロクスィーさんの目の前で大きな爆発が起き、屋根が吹き飛んだ。

しかし、ロクスィーさんと爆発の間にはアルケディアスさんが居た。恐らくアルケディアスさんが何かからロクスィーさんを庇ったのだろう。

しかし、ロクスィーさんは、爆発とアルケディアスさんの移動の衝撃波で倒れてしまう。


『こちら臨時編成小隊所属、AAハイグレイ!これより驚異を排除する!』


デ「ハッ!!ウワァッ!!」


バギーがキャッチした無線を耳にした僕は、激しい頭痛に襲われ気を失ってしまった。


神崎「うっ、なっなっなっなななななななななんだぁ?」

アルケ「ハイグレイ!?ハイグレイだと!?」

神崎「レーダーに反応!ヘリが低空から高速で接近中!IFF(敵味方識別装置)フレンドリー!?」


皆はヘリに夢中で倒れた僕など気にしない。


"ドカァン!"

"ドカァン!"


2発のミサイルがマッハ7超で天使達に着弾する。


"ドカァン!"

"ドカァン!"


続くもう2発が更に数人の天使達を跡形もなく爆発の中に消し去る。


"バラバラバラバラ!バラバラバラバラ!!バラバラバラバラ!!!バラバラバラバラ!!!!"


大きなヘリのブレードの音が近づいて来る、そして間もなく姿が見えた。


"キィィィィィィィィィン!!"

"ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!"


3機の灰色に輝く重装甲攻撃ヘリコプター(ガンシップ)は圧倒的な迫力でその場に居たほぼ全ての人の視線を奪う。


アルケ「ハイグレイ……!」

ハイグレイ「こちらハイグレイ!これより悪魔どもを掃討する!備えろ!」


ハイグレイは今度は大音量スピーカーで攻撃を宣言する。

そして間もなく機体下の6砲身ガトリングガンが回転を始めた。


"バシュゥン!!!"


3機による同時掃射は1秒もしない内にそこに居た全ての天使を粉砕した。


神崎「高速動体反応!来ます!!」


"ドォンッ!!"


遥か南から飛来したAAM(対空ミサイル)は全て迎撃された。


ハイグレイ「諸君!覚えておきたまえ!!天は腐っている!この地上の様に腐っている!!そして我々はまた現れる!!」


"ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴババババババババ…………"


たったそれだけを言い残し、ハイグレイを名のる3機のガンシップは、間もなく上昇しながら消えてしまった。


アルケ「行っちまった……しかし何故だ?何故ミサイルが?何故反撃しない……?」

ロ「何だったんだあれは…………」


皆は、見てはいけないものを見てしまった。

※今回の後書きは読まない方が良いでしょう。


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SSAACの解説は消去しました。


何故ドラゴンおじさんが天使達を目視できたのか、筆者にもよくわかりません。本当に見えていたかも知りません。


本当は、ハイグレイの言葉遣いはあんなに荒くないんですけど、民衆に訴えるためなんですね。ちょっと曲がってるな……

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