懐かしの
今回はエグいです。
R15ですからね?
満足したい4話 -俺TUEEEE!が欲しい-
次の日、西南西の町を目指して朝早くから村を出た。
僕もさっき望遠鏡の開発が完了し、今はタングステンのブレードをアンロックしている。(現在形)
望遠鏡はアルギルトさんにも渡すことができ、それを覗いたアルギルトさんは楽しそうでもあり、悲しそうでもあった。
神崎「私達の作るものが、相当珍しい様ですね。」
アル「ああ…もう何が何だかサッパリだ。」
そんなことを話していたとき、僕は地平線の向こうに、何かの気配を感じた。人間か?
デ「1オクロック、コンタクト。アンノウン、クオンティティーオーバー10。」
アル「突然どうした?」
神崎「前方に何かがいるそうです。」
デ「距離6500、地上です。武器らしきものもあります。」
それを聞いたアルギルトさんは暫く考え込んでいた。
アル「その情報は信用できるか?」
デ「わかりません。ですが何があるのは確信しています。」
アル「だとすれば盗賊か商人だな。」
デ「目標接近中。このままいけば遭遇するでしょう。」
アル「ああ、だが私はお前達を信じている。このまま道なりに進むぞ。何かあったときな任せるからな。」
神崎「任せるからな。」
神崎さんまで僕頼りか…
30分は歩いただろうか。対象はあまり動いていなかった。しかし道は緩やかな斜面になっていて、少しは木も生えていた。
デ「12オクロック、ビジュアルコンタクト。リサーチ、リ、アナライズ。」
神崎「スコープ貸してくれ。見えない。」
僕らは立ち止まり丘の上を観察する。
アル「あれは…盗賊だな。」
神崎「遠すぎるのか?インフォが働かない。」
デ「クオンティティー22、ターゲット、エネミー。」
神崎「俺まだ武器は開発中なんだけどなぁ。」
デ「いずれも軽武装です。」
だからと言ってわざわざ接触したくもない。
神崎「私は行きたくないんですけどね…」
アル「何を言う。このまま盗賊を放っておけと言うのか?」
神崎「私はまだ戦えない。」
アル「お前には盾があるだろう。食い止めるだけで良い。」
神崎「なら責めてナイフくらいは。」
デ「はい、これを使ってください。」
神崎「離れたら消えちゃうとか、ないよね?」
デ「わかりません。」
少し進むと相手もこちらに気づいたようだ。仲間を呼びにいったのか、消えてしまった。
それでも僕らは何事も無かったかの様に道を進んだ。
デ「来ます。」
神崎さんはウェストバッグからナイフを取りだし盾を作る。
アルギルトさんは馬に乗ったまま行くつもりだ。
神崎「デューク、フレンドリーファイヤはお断りだからな。」
デ「ええ。エンゲイジ!」
盗賊が僕らの目の前に姿を現した。感覚通り22人だ。皆武器はは持っているが、防具はない。
アル「かかれ!」
僕はアルギルトさんの指示がかかると同時に前に跳んでいた。そしてそのまま1人2人と切り裂いた。
そして振り返ったそのときだった。アルギルトさんに向かって槍が3本投げられていた。その内2本は自力で対処していたが、もう一本は無理かと思ったときだった。そこへ神崎さんがライオットシールドを構えて飛び込んでいた。そしてその槍はライオットシールドを貫けず、"ゴンッ!"という音と共に弾かれていた。
神崎「盾に槍。良い組み合わせだ。」
その光景に目を奪われていた僕に剣が降り下ろされた。だがしかし、僕はそれを難無く受け流し、盗賊の頭を砕いていた。
盗賊「これならどうだぁ!」
接近戦では勝てないと判断したのか、盗賊のリーダーらしきやつが火の玉を飛ばしてきた。僕はそれを他の盗賊を盾として防いだ。
盗賊「アギャー!アーッ!アーッ!アアーー!!」
僕はもがき苦しむ盗賊をリーダーらしきやつに投げ返した。
"ドガーン!!"
やってしまった!音速を越してしまった!
神崎「フグアーッ!!」
ソニックブームによって、炎魔法を使った盗賊とアルギルトさんの線上に入った神崎さんまで吹き飛ばしてしまった。
盗賊「ひっヒイイイイ!!」
"ガシャン!"
恐怖からか、一人の盗賊が武器を落とした。すると、連鎖的に残りの盗賊達も武器を落としていった。
アル「今回はこちらが誰も怪我をしなかったから、命だけは助けてやろう。だが、ケジメはつけさせてもらおう。」
神崎「ケジメって、まさか……いやいやそれより私は怪我しましたよ?」
アル「そんなの怪我の内に入らん。」
神崎「ひでえや。」
アル「では、これよりお前らの指を切る!嫌なら死ね!」
神崎「小指かな?親指かな?人差し指かな?」
アル「親指だ!さあ、デューク。この者達の指を切り落とせ!」
デ「了解しました。」
さっきもあんなにあっさり人を殺していたのに、何故だかこれには抵抗があった。しかしアルギルトさんの判断は合理的だと思う。だから僕は盗賊達の指を切り落としていった。中には抵抗する者もいたが、僕は無理やり切り落とした。だがしかし、これでは農作業もできない。小指と薬指の方がよかったかな?
僕らは彼らの武器を奪い街へ向かって歩き始めた。道中の罠は、僕には全てわかったので、あって無いようなものだった。
心のままに、遠く、飛んで行けたら……




