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ハルフェン  作者: 殆ど小説を読まないやつ
たまには見えるさ
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変化

以外とめんどくさい3話 -昇進?- (日に日にチートが進む?)




アル「何だとおおお!?!?お前ら!二人とも!?"インフォ"をもっているのか!?!?」

神崎「いやー、便利ですねぇ。」

デ「そうですね。」

アル「……いいか、その事は、他の誰にも教えるでないぞ。」

神崎「独占欲がお強いですな。」

デ「そうですな。」

アル「かっ!勘違いするな!いいか、インフォは、国に1人居るかどうかわらないほど貴重なアビリティなのだぞ。知られたら大騒ぎだ。」

神崎「わかりました。」

デ「そうしましょう。ところで、ビューティーキューティクルとはなんなんですか?」

神崎「分かりやすく言えば、髪が良いということ。髪の毛は、目には見えないけど、魚の鱗のような構造になっているんだ。だから髪の毛はしなる。それがビューティーというわけだ。」

アル「そうさ。私は誰よりも髪を大切にしているからな。」


自分の長所を言われると、直ぐに上機嫌になるのかな?


神崎「ところでこの、"スキル"、とはなんなんですか?」

アル「ああ、スキルか。スキルとは、才能の様なものだ。スキルを身に付けるにはいくつか方法があるが、基本的には鍛練をして、身に付けるものだ。称号的な意味合いもある。」

神崎「なるほど、それで。」

アル「ところでお前達はいったいどんなスキルを持っているのだ?」

神崎「ええと、私が、学習 D,言語学 E,解析 E,で、デュークが、まずは、戦術がF、で……」

アル「それだけのわけがなかろう。」

神崎「次に……戦闘が……トリプル…エス…で…」


トリプルエスという言葉を聞いたアルギルトさんは固まっていた。やはりSSSは異常なのか。

そして皆黙りこんでしまった。僕らも馬に合わせ歩き続ける。


神崎「戦闘がトリプルエス、剣術がダブルエスで、短剣術がA。CQCがダブルエスプラスでAPSがD、射撃がGで身体強化がエスプラス魔術強化がA索敵がエープラス。隠密行動E耐圧A。学習F防御S運転Hの睡眠B。そして最後に耐性B、です。」


アルギルトさんはへんなりしてしまった。どうしようもない。おや?"生成"の中に、"開発"を見つけたぞ?僕は試しに今見つけた"開発"を選択してみる。


[ようこそ、開発メニューへ。

ここでは指定料の魔力を指定時間消費し続けることで、意図したアイテムを生成可能にすることができます。]


と表示され、視界に半透明な画面が出現する。

いくつかのアイテムがイメージ付きで表示され、"MP"と書かれた所と、"所要時間時間"と書かれていた所が表示されていた。

今表示されているのは以下の通りだ。


・槍(鋼)

・刀(鋼)

・ブレード(タングステン)

・超高波アタッチメント Lv.1(10MHz)

・望遠鏡 Lv.1(×8 80%)


今はまだこれしか開発できないみたいだ。神崎さんにも相談してみよう。


デ「神崎さん。生成の覧に、開発、がありました。」

神崎「そうなのか?…………本当だ!何が表示されている?」


僕は神崎さんに、今自分が開発できる装備を伝えた。神崎さんのはこうなっているらしい


・6連装22口径リボルバー Lv.1

・9mmオートマチックポリマーハンドガン Lv.1

・タクティカルナイフ

・スタンバトン Lv.1

・ライオットシールド Lv.1

・ヘルメット Lv.1

・ケプラーチョッキ Lv.1

・タクティカルライト Lv.1

・ウエストバッグ Lv.1


タクティカルナイフとライト、ヘルメット以外は全部さっぱりわからない。アルギルトさんはもうおいてけぼりだ。

神崎さんは、まずは一番コストの低い、ウエストバッグから開発することにして、僕も同じいきで望遠鏡を開発することにした。


[開発を途中でキャンセルした場合、進行度は破棄されます。

"望遠鏡 Lv.1(×8 80%)"を開発しますか?]


もちろん"はい"を選択する。すると残り時間がカウントダウンされ始めた。しかし全然魔力の消費を感じない。神崎さんも同じく何も感じないそうだ。



そうこうしているうちに、地平線に、何かが見えてきた。あれは何だろうか。よく分からない。

しかし、生物の反応が多かったから、恐らく人が住んでいるところだろう。


アル「見えてきたぞ。あそこがジェイピア村だ。」


ジェイピア村…聞き覚えは無い。しかし名前に違和感は感じなかった。


アル「そうだ!神崎!お前、その服と名前はまずかろう!」

神崎「そうですよね。けどどうしようもないんですよね。」

アル「そうだな。しかし神崎という名前はさすがに呼びにくい。何か偽名を名乗れ。」

神崎「そうは言いますけど、私には無理です。アルギルトさんが付けてくださいよ。」

アル「そうだな……ボルク。ボルク ニースと名乗れ。」

神崎「ボルク、ニース……アルギルト グリッドで、グリッド家だから。ニース家の ボルク。」


神崎さんは、ニース家のボルクと自己暗示を始めた。



村は簡易的な木製の柵で囲まれているだけだった。なぜだかわからないけど、とてもひ弱に思えてしまった。そうだ、門すら無いじゃないか。


デ「こんな守りで平気なんですか?」

アル「……こんなも何もここはただの村だぞ?戦争をしているわけではあるまいし、守りも何もありはしない。」

神崎「なるほど……やはり俺達は異世界から来たようだ。天才的な戦闘能力、好戦的な潜在意識。前居た世界では、戦いに明け暮れていたんだな。」

デ「……そうかもしれないですね。」


言われてみればそうだ。あのときだって自然と体が動き出していた。この世界に違和感を感じる。僕はいったい何者なんだ?

僕らは何もせずに村の中へ入ることができた。何も起きなかった。

そして直ぐに宿へ向かった。なぜだか懐かしいような気がした。



アル「お前らはいつ出会ったんだ?」

デ「さっきですよ。」


アルギルトさんはポカンとしてしまった。確かにいま考えてみれば不思議な話だ。


神崎「私は彼と一緒にいたかったんですよ。」

デ「僕は……僕も…神崎さんが、必用かなと思ったのですよ。僕が知らないことを知っているし、記憶を取り戻すためにも、神崎さんが居た方がいいかなと思ったんです。」

アル「ふううん。元居た世界の事については、何も覚えていないのか?」

デ「それは……」

神崎「彼は自分の名前すら覚えていなかったのです。無理もありません。」

アル「そういえば、デュークの苗字は何なんだ?」

デ「苗字?苗字。わからないです。」

神崎「無表示です。」

アル「まさか、お前、苗字が無いのか?」

デ「わからないです。」

神崎「世界が違ければ常識も違うハズです。さすがに国民性位はわかりますよね?」

アル「だがしかし、苗字を持たないとは、驚かされたな。」


神崎「おっ!ライオットシールドが完成したぞ。」


ライオットシールド?たしか、さっき。神崎さんの武装か。これは聞き慣れない名前だ。とても気になる。


神崎「じゃあ、生成してみたいと思います。」


神崎さんは立ち上がり、両手を伸ばす。すると、いままで通り、一瞬光った後、そこにはそれなりに大きな透明の盾が生成されていた。上半身は被えそうな大きさだ。厚さは一様に3mm程度かな?簡単に切れそうだ。

そして僕はまたアルギルトさんがポカンとしているのを見てしまった。何がそんなに不思議なのだろうか?


アル「みっ、がっ、こっ…透明だと!?」


成る程。確かに。この部屋の窓にもガラスは使われていない。透明なものはかなり貴重なのだろう。それとも盾としての性能を疑っているのか?けど僕にもわからないんだけどね。


神崎「Lv.1とはいったものの、標準的じゃないか。グリップは3つで、厚さは3㎜のポリカーボネート製。エンブレムや文字は一切ない。最高にシンプルだ。」

アル「そっそっそれはっ、いったい何なんだ?」

神崎「盾ですよ、軽量盾。主に暴動鎮圧に使われるため、戦闘に使うには不十分な性能ですがね。」

アル「けっけっけいりょう軽量盾?」

神崎「スタンガンよりかは疲れないな。シンプルだからか?」

アル「本当にその様な物が、盾なのか?」

神崎「なら試しに殴ってみますか?痛いと思いますよ。まあきっとデュークなら小指でも壊せるんだろうけど。」


そっ、そこまでなのか?どこまで僕は人間離れしているんだ?

アルギルトさんの口調が変わってきましたね。早すぎですね。


世界が違ければ常識も違う?

いやいや、そもそも人類すら存在しないかも……いや、間違ってはいないのか……


みっ、がっ、こっ、とは。歯磨き粉を買い忘れたことです。

というのは冗談で、

みっ:見える!

がっ:ガラス!?

こっ:金剛石!?

ですね。多分……覚えてないや……


自分でイメージしたのにグリップの数について言っているのはおかしいな。ミスったな。


ライオットシールド:

直訳すると暴動遮蔽

現代ではポリカーボネート製のがメジャー。アルカリ以外には大体耐えられる。


バリスティックシールド:

直訳すると弾道遮蔽

重い。頑丈。高密度アラミド繊維とかを使っていたはず。繊維は防弾性が高いらしいです。

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