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ハルフェン  作者: 殆ど小説を読まないやつ
知らない戦友
38/114

出港

前回は主人公が全速力で逃げ出してましたね。良い(ざま)だ。

いや……正しい判断だ。あそこで逃げてなかったらストーリーヤバかったな……




実は、突然ですが終わりです。

この章もう終わりです。

第3章はもうこれで最後です。

次回からは、前に書いていた通り、第4章:羽根の贈り物、ですね。しかし、恐らく第5章はMSJFにはなりません。あとやっぱりMSJFは最終章にはなりませんね。




そんな感じで第24回、今回のあらすじ。


出港。まあそれだけです。



今回は3500文字程度です。

裏ザブザブザブタイトル:"嵐でも何でもカ○ビィカフェ"www



~追記201608301553~

冒頭の引用(使い回し)で、消去していなかった部分がありましたので消去しました。

前半台風の中外で書いた34話 "嵐でも何でも"




ゴンッ!


デ「あいたたたたたたたぁ……」


起き上がろうとした僕は頭を強打する。

天井が低すぎる……前にも、来たことがあるような……(第10話 "嫌なことからは"、第29話 "今日も地球は回ってる"参照。)

目の前には金属の天井。頭の方も足の方も左側も金属の壁。とても狭い。

右側のカーテンは開いている。

僕はカーテンに手を伸ばす。

僕は外へ出てみる。

……


デ「ここは……ベッドルーム?……」




アルケ「おい、起きろ!デューク!デューク!」

デ「いったぁ!」

ク「クエーーッ。」

デ「く、クリップ……顔、出血したんだけど……」

アルケ「早くしないと雨に打たれるぞ。ほんと歩きながら倒れるとかやめてくれよ。」

デ「えええ?……僕、歩きながら寝たんですか?」

アルケ「めっちゃ驚いたからな。」

ク「クエエッ!」




アル「だが、気掛かりなことがあってな。実は、仲間が二人、行方不明なんだ。訳あって、離れていたところ、何かあったらしい。」

「その仲間は、どうしても必要なのか?」

アル「ああ、ただの護衛じゃない。主力戦力だ。せめて、行き先さえ教えることができたらな……」

「こちらで探そう。特徴を言ってくれ。」

アル「ああ、助かる。一人は、青い髪で、青い目の青年だ。一人称は、僕、だ。もう一人は黒髪で、黒目だ。二人とも剣を背負っている。それで……」

神崎「西です。」

アル「そうだ。恐らく西に逃げた。」

「そうか。ところで、この護衛は、どれ程のものなのだ?お前が傭兵を雇うとは思ってなかったぞ。」

アル「傭兵として雇用しているわけではない。私兵だ。」

「私兵?」

神崎「給料すら無いじゃないですか。」

アル「お前らが買うものはないと言っていたのだろう。それにお前達も金には困らないだろう。」

神崎「まあ、それは……」

「金で雇っているわけではないのか?」

アル「まあ事情は複雑でな。」

「それで?グレードは?」

アル「コイツは、今はまだCだ。だが、実際はA以上だろう。」

「じゃあ、もう二人の仲間、とは?」

アル「片方は同じく私の私兵だ。そいつもコイツと同じくまだCだが、アイツは少なくとも、S+までは行けるな。」

「もう一人は?」

アル「ただの旅人だ。行く宛がないから同行しているらしい。」

「そいつらは一緒なのか?」

アル「そうだといいんだがな。」

「そうか、わかった。今夜はしっかり休んでおけ。」

アル「ああ、感謝する。」



神崎「ジェットフォイルならなー。いや、ダメか。ミニッツ、ジェラルドがあったらなー……」

アル「何だ、それは。」

神崎「船の名前です。ミニッツやジェラルドなんて、全長が333mあるんですよ。嵐だろうが何だろうが、航行できるんです。」

アル「333m?……」

神崎「メッチャデカいですよね。私も見たことは無いんですけどね。」

アル「それは一体何をするための船なのだ?」

神崎「おお、良い質問ですね。ミニッツもジェラルドも、空母って言う軍用の船でしてね。戦闘機を運ぶための船なんですよ。それもただ運ぶだけじゃない。海の上で直接発艦、着艦ができるんですよ。」

アル「発艦?着艦?」

神崎「…………ああ、艦って言うのは、船のことですね。何が違うのかとか聞かれても答えられませんけどね。」

アル「そうか。」

神崎「それと、やっぱり空母は短いから、乗せる戦闘機は大抵が空母用、艦載機って形で開発されてるんですけどね。」

アル「333mで短いだと!?」

神崎「ええ、勿論333mまるっきり使えるわけではないのでね。本当は2000mは欲しいところなんですけどね。何せ船なんでね。」

アル「じゃあどうやっているのだ?」

神崎「特殊なやつはホバリングって言って、空中で止まったり、ゆっくりと動くことができるんですよ。で、そうじゃないやつは、カタパルトっていう船に取り付けられた機械でスゴい力で戦闘機を押し出すんですよ。で、着艦は、ロープを張っているから、そこに戦闘機がフックを出して、引っ掻ける。やることはとっても単純でも、どれもメチャクチャ難しいらしいです。」

アル「科学とは素晴らしいものなのだな。」

神崎「お互い様ですよ。」

アル「で、その船は、魔法を使わずにどう進むのだ?」

神崎「今時はほぼ殆どスクリューですね。水の中で板を回転させてるんです。」

アル「ならその板はどう回転させているのだ?」

神崎「それには沢山の方法がありましてね……例えば爆発を利用したり、電気で回したり。」

アル「すまん、やはり説明しなくても良い。到底理解できそうにない。」

神崎「あそっすかー。ならいいっすわ。あー、おとあと、こっちも基本的に軍用ですが、潜水艦なんてものもありましてね。海の中を進めるんですよ。」

アル「ハァァァァァ……科学とは本当に素晴らしいものなのだな……」





"ザーーーーーーーーーーーードドーンン!……ザーーーーーーーーーーーー……"


デ「クリップ温かい。ヌクヌク。」


クリップの翼はとても大きい。布団にすると温かい。


デ「あれ?クリップ?もう寝ちゃったの?……おやすみ、クリップ。」





まだ雨はやまない。クリップはもう起きていたが、翼を伸ばしていてくれていた。クリップは速乾性だ。濡れてもすぐに乾く。水浴びとのきは蒸発しているようには見えないので、おそらく魔術だろう。


アルケ「全然やむ気配無いな。」

デ「そうですね。」

アルケ「今日はこれからどうするんだ?」

デ「さあ……」




神崎「またまた、馬車とは。」

アル「なんだ?お前の世界には馬車は無いのか?」

神崎「観光用程度ですよ。」

アル「ドデカイ鉄の馬車でも走っているのかと思ったわ。」

神崎「まあ実際は鉄が走ってますけどね。」

アル「ハァァァァ……」

神崎「やっぱりサスペンションないとキツいですね。」

アル「…………もっとわかるように喋ってくれないか?」




神崎「木造の帆船ですね。メッチャ揺れてる。」

アル「私も沈まないか心配だ。」

神崎「この嵐の中じゃ、ライフジャケットがあっても助からないな。そもそもどうやって乗るつもりだ?……」

アル「外ではそういうことは言うなよ。」

神崎「あいあい。」


"ザーーーーーーーーーー!!"


「お待ちしておりました!アルギルト様!」

アル「最後に聞いておくが!この船は大丈夫なんだよな!?」

「ええ!勿論!見ての通り!大型船です!そう簡単には沈みませんよ!」

神崎「大型って……海防艦よりは大きいけど……まあ3本マストだし、大きいか。」

「それではこちらへ!」

アル「朝から御苦労!」

「御礼を言うのはこちらの方です!」




「目的地までは、6日ほどで到着いたします。」

アル「遅れても良いから絶対に辿り着けよ。」

「良いんですか!?」

アル「先に出港できた。それだけで十分だ。」

神崎「気持ち悪い……」

「出港ーー!」

神崎「超気持ち悪い……」




雨はやんでも波は荒いよな……


神崎「あー、瓶詰めも無いよなぁ……」

「よう。」

神崎「あっどうもー。」

「アルギルトさんの護衛はあんただけか?」

神崎「もう一人いたんですけどね……置いてきちゃいました……」

「ところでお前、武器は持ってないのか?」

神崎「部屋に置いてきましたよ。」

「そうか。何を使ってるんだ?」

神崎「言ってもわからないような特殊な武器ですよ。」

「何だそれ?見せてくれねえか?」

神崎「えー……じゃあ取りに行ってきますよ。」

「おう。着いてくぜ。」


こんなことくらい想定済みである。


"コンコン"

神崎「入りまーす。」


……


神崎「いないのか?」


神崎「これですよ。」

「本当だ。見たことの無い棒だな。」

神崎「そう。これ電気が流れるんですよ。」

「電気?」

神崎「そう。電気。」

「魔道具か。」

神崎「まあ、一応。」

「試してみて良いか?」

神崎「良いわけないでしょう。こんな棒でも立派な武器なんですよ。」

外「ウワーーッ!!」

神崎「今のは?」

「わからない。行こう。」


この世界の海についてもっと聞いておけばよかったな……


「なっ!何だこいつら!?」

「どっからやって来た!?」

デ「アチャー……」

神崎「おっ、おい……ぺトルク(デューク)……」

デ「かっ!ベイジュ(神崎)さん!」

神崎「ワープ?……クリップか?」

アルケ「まさにその通りだよ……」

「まさか、さっき言ってたやつか?」

アル「何事だっ!?……デューク……」

神崎「アルさん?大丈夫ですか?……」

「これはどういうことですか!?」



神崎「で、お二人はどうやって来たの?」

デ「それが……クリップが突然僕達のところへ降りてきたと思ったら……いきなり跳ばされて……最初のうちはよかったんですけど……海に来たらもうさんざんで……」

神崎「何回跳ばされたのさ?」

アルケ「30回程じゃないか?」

神崎「本当にクリップはよく見てるよな。まさか、3人分、30回連続てワープしたわけじゃないよね?」

デ「ええ、だから大変だったんですよ。海水沢山飲んじゃいましたよ……」

神崎「で、クリップ君は?」

デ「上です。」

神崎「また雲の上?」

デ「そうですね。」

神崎「御疲れだろうにね。」

デ「空を飛ぶのが好きなんじゃないですか?」

アル「お前たち、上に上がってこい。」

神崎「だってさ。」

デ「ふいいいいい……」

西暦2016年、8月30日、火曜日、東京ソラマチで雨の中突っ立ってスマホいじり続けてたやつを見かけたら、たぶんそれは筆者でした。(08:30頃には室内。)

服装までは書きませんが。



フェリーフライト:

回送。この電車には、お乗りになることが、できません。

たぶん艦載機じゃない戦闘機は、F35B以外は運べないと思います。無知なんでもっとあるかもしれませんが……ハリアー?あれは?……

まあ何でもヘリで吊るして乗っけちゃえば、運べるんですけどね。


海防艦:

船。哨戒とかする小型の船。海軍の船。


2016年度台風10:

とても不思議な動きをした台風。韓国の方まで帯状に雲が張っていた巨大な台風。

東京ソラマチでは5時ごろ(?)から雨が降り始め(たのかな?)、08:10程にピークを迎え、9時にはもう傘を刺さなくてもいいくらいになっていた。

レインコートを持っていった筆者は若干損をした気分になった。



これ買ってきてと頼まれたはいいが、お金をもらい忘れ、たいして買ってこれなかったし、乗り換え案内でルート2を見ていて、7分遅れた上に、途中で間違えて降りてしまい、もう7分(?)遅れてしまったというのは秘密。

結果として11~12時時間帯にカフェに入れたのは成功だった自分に言い聞かせているのも秘密。

そしてオフィシャルショップ整理券の下の文字が"カーヴィ"になっていたのは謎。

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