ナパームファイヤー1
追記にはおやすみなさいと書いたけど、頑張るぞ……うう……
はぁ、また何も起こさないとプロフィール類書き直しかぁ……今はそんな気力は無いなぁ……寝落ちしちゃうよ……ふぁぁ……読者様も、このまま跳ばされても迷惑……ですよね??
いや、何だか、初心忘れた感がけっこうするので、自分の小説ですが、1から音読しなおします。投稿が遅れていたら(現状2日に1本)、そういうことです。
いや、初心を取り戻すためだ。第1章だけで十分だ。
なるほどなるほど、0話では、デューク君の思ったことが細かく書かれていたのか。ふむふむ。
……
そんな感じで、第15回、今回のあらすじ。
やっぱり東へ歩きます。
登山します。
ドラゴン燃やします。
文字数は4000文字強です。会話が多いと文字数も延ばしやすいんですよね。
何かスッキリしない25話 -ドラゴンハント-
僕には今までこれと言った目的が無かった。
大抵小説の主人公達は、何か深い恨みがあったり、暗い過去があったり、何かとても大きな目標等があるものだ。でないとストーリーが見えてこないので読者もうんざりする。するとそんな小説が無いに等しいような状況になるのは当たり前だ。
しかし、最近ようやく目標が出来た。それは単純。突如始まったこの戦争を終わらせることだ。
とりあえず、メタい話はここまでにしておこう。
神崎さんは無力だ。
今までは銃が使えたから強かったが、今はそういうわけにも行かない。
それもサプレッサーがあればいいというわけでもない。銃の使用自体が問題なのだから。
この世界に上水道は無い。魔法が有るからだ。
この世界に下水道は無い。文明レベル的にしかたがない。
この世界に電球は無い。魔法が有るからだ。
この世界に銃は無い。魔法が有るからだ。
この世界に無線機は無い。魔法が有るからだ。
この世界に自走できる車両は無い。魔法が有るからだ。
そんな世界で、魔法を使えないディスアドバンテージは大きい。
正に"アームメーカー"だった神崎さんは、今はただの非力な民間人だ。
それに僕も今までの様なことは出来ない。
これからは、静かに生きていかなければならないだろう。
今まではずっとずっと草原を歩き続けてきたが、ここからは森が広がっている。そして険しい山脈がそびえ立ったいて、頂上付近には雪がかかっている。恐らくここに巨大な防衛戦が引かれることだろう。しかし見たところ今は誰も居なさそうだ。
あー、頭が痛いなぁ……
そうだったな…こういう山では大抵ドラゴンに襲われるんだったな……この世界ではどうなのだろうか?……
神崎「高い山ですねぇ。」
アル「ああ、たしか…ウスクフィーク(usxrfc)山脈、だったな。」
神崎「名前、覚えた方がいいですかね?」
アル「ああ、覚えておけ。」
神崎「地図欲しいなー。」
デ「けど馬に乗ったままじゃ、横断は厳しいんじゃないですか?」
アル「デューク、コーリー(馬の名前)を甘く見ない事だな。」
神崎「マジかよ。クレイジーだ。」
神崎「アルさん、止まってください。デューク君、クリップ呼んで。」
デ「アイサー。」
クリップは垂直降下で、40秒で来てくれるようになってくれた。
ん?前と違うじゃないか?と、言われても、そういうことなのだ。
クリップの体重は30Kgぐらいだと仮定した場合だけど、自由落下だと大体280秒以上はかかるはずだ。しかし、クリップは自力で推進できる。恐らく音速は超えているはずだ。
等速直線運動で10000mを40秒で移動しようとすると、 10000/40 で 250m/s となってしまうが、加速と減速を考慮するとこうにはならない。クリップの運動性能は高い。そう言うことだ。まあ、急いでもらわなくてもいいのだけれど……
はい?運動性能が高いなら、加速ももっと速いはずだ?……ああ……そう言われてみると、音速には到達していないかもしれませんね……
ク「クエエーッ!」
クリップは僕の腕に留まる。やはり僕以外では折れてしまうかもしれないんだとか。
神崎「クリップ。この山脈を楽して横断したい。ナビゲートしてくれ。」
ク「クエクーエー!」
クリップは働き者だ。不思議な位僕らに奉仕する。謎だ。
クリップは少し飛んでは着地したり、木に留まったりと、僕らを先導してくれている。僕らはクリップに付いていくだけだ。
クリップはずっと上を飛んでいただけあって、もうこの山には詳しそうだ。クリップは記憶力も高いらしい。
そうこうしていて夜になった。
もう神崎さんはクリップを抱き締めて寝ている。クリップも神崎さんに抱かれてスヤスヤだ。
シャワー?勿論浴びている。魔法は便利だ。最初の方は湯加減が難しかったが、今では快適だ。クリップだってできる。
しかし、シャワーは何だか懐かしいような気がする。
対人センサーも含め、生成された武装は、生成者が寝た程度では消えた事は無い。
僕も今夜は安心して寝れるだろう……
………
フーーーーーン……
ゆらゆら揺れている…時々上下に大きく揺れる……
目を開けると、眩しい空が見える……風も強く、雲の動きはやけに速い……
ここは?……
………
ク「クエエーッ……クエエーッ……クエエーッ……クエエーッ……クエエーッ………」
朝だ。
起き上がってみたところ、まだクリップしか起きていない。まだかなり暗いのだ、無理もない。いや、当たり前だ。
ッ!
索敵に反応!
山の斜面が遮って、裏方はあまりわからなかったが、どうやら先人が居たらしい。
見えた、向こう側の斜面だ。1人で歩いている。勿論武装はしているが、1人とは珍しい。
方角は僕らと同じ様だ。急げば追い付けるかもしれない。
デ「あっ!」
昨日立てたフラグが回収されてしまった。
急に山の向こうから、ドラゴンが飛んできた。飛竜と比べてもかなり大きい。
あの人の居る斜面の向こうから来たのだ。それにあの人は独りだ。狙われるとしたらまずあの人で間違いないだろう。
デ「エンゲージ、エンゲージ。ウェイクアップ、ウェイクアップ!」
ク「クエエエエエーー!!!」
デ「クリップ、カバーヒー!」
ク「クエエッ!」
クリップはドラゴンに突っ込んだ。しかし、衝突するはずもない。直前で急上昇し、フレアで目眩ましをする…………そうか、カバーとは言ったが、倒せとは言っていない……アチャー………
こうなったら僕が行くしかないか?とりあえず行こう!
僕は寝ぼけている2人から離れ、スチームで飛翔する。
"ドシューーーン!!"
デ「ヤッバアアアア!」
下手に飛ぶんじゃなかった。食われるうううっ!!
と、思ったそのときだった。
クリップは物凄い炎を纏ってドラゴンの翼の腕に突進していた!
"ドオオオン!!"
「ギャオオオオオッ!!」
ドラゴンは落とされ、僕は斜面に突っ込んだ。そもそも飛び方を間違えていた様だ。
"ガシャーーン!パキバキパキパキ……"
デ「いつつつつつ……」
「ギアアアアアアッ!!!」
デ「うっそん。」
驚いた。砕かれたはずの翼は完全に修復され、再びドラゴンは飛び上がっていた。
回復は主人公しか使わないなんて都合の良い話は在るはずがない。
デ「クリップ!アタック!」
クリップは再度アプローチを試みるも近づけない。ドラゴンもドラゴンで炎とかスパークとかいろいろ出してきている、迂闊に近づけるものではなさそうだ。
今まで見てきたドラゴンと比べてもかなり頑丈そうだ。物理はキツそうだな。
デ「クリップ!フレイム!フレイム!熱し続けるんだ!オーバーヒートを狙うぞ!」
何にだって限度は在る。相当優秀な耐熱システムでも無ければすぐにオーバーヒートして死ぬはずだ。
"ブオオオオオオオオオオオ!!"
"パキッ!バチバチッ!バキッ!"
デ「ありゃーーー!」
山火事だ。引火した!しかし今はそんな事言ってられない。
僕とクリップがドラゴンに向かって炎を当てると直ぐに効果が現れた。高度を上げ逃げて行く。
しかしクリップは先回りし炎を当て続ける。逃がす気は無いらしい。
いや!違う!あのドラゴン、神崎さん達を狙うつもりだ!
「すまないな。おかげで助かったよ。」
デ「へっ?アッ!!」
声をかけられ横を向いていたとき既にドラゴンは神崎さん達に突っ込んでいた。
しかし、神崎さんとアルさんはドラゴンに向かって何かを投げていた。オレンジ色の瓶?
ドラゴンはそれを気にせず突っ込んだ!
と、思ったが、ドラゴンは炎に頭を包まれ直前で舞い上がった後、落っこった。
既に二人はそれを追って行ってしまった……
「あんた達強いんだな。」
デ「えっ?ああ……まあ……」
[名前:アルケディアス・マーブ
種族:人間
性別:男
職業:旅人
魔法:
炎 G
水 G
回復 F
光 F
スキル:
剣術 F
ソフトキル SSS+
射撃 SS+
身体強化 G
耐熱 E
防寒 C
学習 F
防御 D
睡眠 D
旅人。]
見たところただの旅人だ。
(しまった!!!……アルさん……どうしよう……)
アルケ「俺はアルケディアス。あんた達が、黒毛の二人組だろ。」
デ「フアッ!?」
アルケ「まあ驚かなくても平気さ。どうせあんた達がその気なら、俺は今ここに居ないんだから。」
けど念のために殺しておかないとまずいのかもしれない……それはさすがにやり過ぎか。
神崎「朝起きるなり騒がしいなぁ。」
エンゲージエンゲージと起こされ、ドラゴン見てたらこっちに来るし。大変だよもう。
アル「神崎、さっきのをもう2つくれ!」
神崎「両手を埋めた状態でオフロード走るとかやめといた方がいいですよ。しかも危険物。」
アル「なら1つでも構わない!」
神崎「もうやってますって。ほいよっと。」
ナパームは増粘剤(ぞうねんざい。漢字は合っています。)が入ってるしよく燃える。そしてかなりガソリン臭い。そして危ない。
顔が燃えれば流石のドラゴンも目も開けないだろうし、酸素だって失われる。落ちるのは当たり前だ。
しかしさっきも1度クリップが落としたが、復帰されている。御苦労なことだ。
そう言えばデュークが来ないな……まあいいか。
「ギャオオオオオーー!!」
神崎「コンタクト!」
ドラゴンは結構下の方まで転がり落ちていた。500mはあるかなぁ……
アル「私に任せろ!」
神崎「何を?」
"ビュオン!"
神崎「マジかー……当たったー……はい。次。」
"ビュオン!"
まさか500m物を投げるとは……いや、高低差は考慮するにしても、風の影響だって大きい。スキルに投球なんて無かったぞ?……どゆこと?……
それに顔にとまでは行かなかったけど、当たってるし………この人に殴られたら……きっと貫通するか砕けるな………
そして、ドラゴンの元までたどり着いたときにはもう、ドラゴンは動いていなかった。しかし、まだ息は在るようだ。
神崎「これ、どうしましょうね?」
「好きにするがいい。」
神崎「ウワーーッ!!!?……喋ったーーー!!!」
「……」
アル「確かに……喋ったなぁ……」
神崎「まあ、デュークくん来るまで待とうか。」
ク「ピィヨォォォーーー!」
デ「かっ!……?……!ベイジュさーん!」
神崎さんは反応して手を挙げた。ドラゴンは動いていないようだ。
デ「無事でしたか!?」
神崎「うん。無傷。」
アル「神崎よりも先に私の心配をしろ。」
デ「あっ、すいません。」
神崎「ぺトルク君。このドラゴン。喋るよ。」
デ「ふえっ!?」
神崎「で、煮るなり焼くなり好きにしろってさ。」
デ「その前に、聞きたいことがあるのですが……」
「何だ?」
デ「うわ、ほんとだ……あの、何で僕らを襲ったんですか?」
「……襲ってなどいない。そちらが先に攻撃してきたのだ。」
デ「えっ?……」
神崎「ふーん。なーるほど。まあ聞いてくださいよ。こっちは今まで沢山のドラゴンに襲われてるんですよ。まぁ、最も、人間に飼い慣らされた飛竜達なんですけどね。で、まあそれで、ドラゴンを見ると戦闘モードになってしまう訳なんですよ。」
「……」
デ「じゃあ……悪いのは僕ということですか?」
神崎「まあ、そうだろうね。」
ク「クエエーッ!」
神崎「で?その人は?」
アルケ「私の名前はアルケディアス。ただの旅人さ。」
デ「僕達の正体。バレちゃいました。」
神崎「ですって、アルさん。」
朝日が眩しい。
喋るドラゴンも、戦闘になった経緯も、勿論書きながら考えていました。が、アルケディアスさんは……何かあるんですな。この先も出てきますよ。
デューク君も何気にフラグ立ててますもんね。
"見たところただの旅人だ。"
"アームメーカー"ですが、"アーム"は"腕"ではなく、"武装"ですね。これ位、知ってましたよね……
あと、アルギルトさんの投球につきましては、気にしないでください。ただの思い付きです。本当に気にしないでください。後付け設定です。後付けです。
火炎放射気で雪を溶かそうとしたとき、増粘剤がないと、弾かれてしまうんだとか。だから、今どきの物は大体増粘剤が使われ、付着して燃え続けるんだとか。




