混沌の中のパターン2
知らない戦友。察しの良い方はわかりますよね?と、聞いてしまった時点でわかっちゃった方もいるでしょうね。
ティリレッテッテッテッテ、ティリレッテッテッテッテ、ティリレッテーレッテーレッテーレッテーティントンティン
はい、今回も書きます。第11回、今回のあらすじ。
まず、用意するのはこちら。
・スナイパーライフルについての知識
・スナイパーライフル一式
・基礎訓練過程を終えた健康な兵士
基礎訓練過程を終えた兵士は、できれば半年は煮込みたいところですが、今回は、ご家庭でも、すぐに作れる(筈もない)、スナイパーの作り方です。
今回は4000字ちょっとです。
グダり気味立ったので飛ばした21話 -弾幕愛好会-
………………
「いいですか?皆さん、事情がどうであれ、命を奪うからには、常に最大の敬意を払わなければなりません。これは、戦闘にも、食事にも言えることです。この揺るがない意志が、皆さんに、いつかきっと、自由をもたらしてくれる筈です。」
………これは?………夢?………また黒い人だ………
………
デ「インカミーング!」
神崎「大群のお出ましだ!」
アル「スコープに目を着けてはならないのだな?」
神崎「勿論!目が砕けますよ!」
デ「オープンファイヤ!」
"ダアアァン!ガチャッキン!……ダアアァン!ガチャッキン!……ダアアァン!ガチャッキン!"
"ダアアァンガシャン!ダアアァンガシャン!ダアアァンガシャン!ダアアァンガシャン!"
"ダアアァン!…ガチャッ!…キン!………ダアアァン!…ガチャッ!キン!……ダアアァン……………"
遠距離からの狙撃はかなり効果があった。
敵からしてみれば、草が光ったかと思うと誰かが吹き飛んでいるのだ。それに躓いた馬も倒れる。
敵は見えない敵から攻撃を受けているのだ、それがどれ程のものかは辺りを見れば解るだろう。ドラゴン達の死体は健在だ。
そうして敵の第一派は大半の戦力を残したまま撤退していった。
深追いはしない。
しかしよかったのだろうか?これを味方に見られて?……
「てっ!敵が引き返していくぞ!」
「ヤッターー!」
アル「だから言ったであろう、作業を中断する必要は無いと。」
神崎「アルさん人気者だねー。」
デ「そうですね。羨ましいんですか?」
神崎「いや、別に。これで良いんじゃないの?」
デ「そうですね。」
神崎「そう言えばさあ、そのグレポン、その角度じゃ撃ちにくいからさ、どうにかできないかね?」
デ「できるんじゃないですかね?ほらっ。」
僕は形を変えてグレネードランチャーを作ってみる。
神崎「うん、良い感じだね。じゃあ、試し撃ちしようか。……いや、ダメだ。もっと接地面積を増やさないと、地面にめり込んだとき手が持ってかれる。ボールでも咬ませて角度を調整できるようにね。」
デ「こんな感じでですかね?」
神崎「今度こそ良い感じだね、うん、重そう。」
這いつくばって打つと今度は草が邪魔だった……
"ドォォォォォーーン!!"
「ワアアアアーッ!」
「てきしゅーう!!」
「ワアアーーッ!」
……… ^^;´´
神崎「敵はまた帰ってる。今度はキツいぞ。」
デ「夜襲でもしてきそうですね。」
神崎「うわー、暗視装置も照明弾も無いぞー………それに…敵もきっと、人間離れしたやつらを投入してくるぞー。」
デ「ですよね。」
3日後………
神崎「今日もまた、何事も無かったな。…正直不安だな……」
アル「何を言う、お前も一昨日は、"グレポンだー!"と、騒いでいたであろう。」
神崎「けどねぇ……こっちは普通のHE弾、あれはケミカルマジカルコンプレックス。威力が10倍以上違いますよ。」
アル「だが、我々もレールに付けて扱える。」
神崎「まあいざってときはですね。」
デ「アルさんがここは我々に任せろって言っちゃうから、50人しか居ないですね。」
神崎「彼らにも銃持たせた方が良いですって。」
アル「だがなぁ、」
神崎「時間の問題だと思いますよ。本気で隠したいなら目立たないことですよ。」
アル「確かになぁ……まあ、準備だけはしておけ。」
神崎「講習に数時間は掛かりますよ。」
デ「どのみちLMGは渡せないんですし、オーバーヒートを気にしなくて済むSRなら、数十分で良いんじゃないですか?」
神崎「もう弾帯は作れないよ。あーあー…リアルタイム給弾できると思ってたのになー……」
デ「で、どうします?1000人も来られたら、とてもじゃないですが耐えきれませんよ。」
神崎「まあ品質に依るわな。訓練を受けていないパンピーの暴徒ならデューク君だけでも10000人は行けるでしょ。」
デ「それあなたに言われても説得力無いんですけど。」
神崎「そりゃ武器スペックが高いからね。」
アル「神崎、何丁なら日が沈むまでに用意できる?」
神崎「うーん…10人分位でしょうかね?」
アル「わかった、それでいい。今すぐ取りかかってくれ。」
神崎「急にどうしたんですか?」
アル「何だか嫌な予感がしてな。」
神崎「ふーん。まぁ、時間事態はそんなに掛かりませんよ。それと、スコープに内蔵された、意味わかんない増幅機を取り外すのなら、倍は行けますよ。」
アル「ならそうしろっ…」
「あれっ?皆さん、夕飯の支度は整っておりませんよ?」
神崎「うん知ってた。今度はね、こっちから渡すものがあるの。」
「渡すもの?もしかして、デュークさんが重ねて持ってるあれですか?」
神崎「そう。今俺が手に持っているこれ。」
「エーーーーーーーーーー!?」
「何だってーーーーーー!?」
「どうした?何があった!?」
「敵襲か!?」
「ワーーーッ!」
…… ^^;
神崎「では、これから皆さんに、こいつの使い方をご説明致します。えーっと、扱い方を間違えると、自分が死んでしまいますので、しっかり説明を聞いて、指示された通りの扱い方をしてください。
では始めに、こちらををご覧下さい。今私は、不思議な不思議なな透明な板を持っています。けど実はこれ、盾なんですね。」
「そんなっ!?」
「あれが盾だって!?」
「魔道具に違いない!」
ザワつくのも無理はない。彼らは愉快な補給班なのだから。
神崎「はいはい皆さん落ち着いてください。魔道具と言う程でも無いですけど、並みの剣は防げます。私がこれを構えるので、誰かぶったぎって見てください。」
「ザワザワ」
「ザワザワザワザワザワザワザワザワ」
「私が行きます!」
「ザワワワワッ!」
神崎「怪我したらお医者さんに直してもらうので、遠慮せず切ってください。多分刃毀れしちゃうけど……」
「ヤアアアアッ!」
"バキーーーン!!"
神崎「っ!たたたたた…ありがとうございました。と、この様に、この盾、見かけによらず頑丈です。」
ライオットシールドは少し傷ついた程度だった。
そもそもポリカードネードは刃物には強いのである。
それと神崎さん。彼らからしたら、見かけでも頑丈そうだと思ってると思います。
神崎「では次に、あちらをご覧下さい。あそこには、これと同じ盾を構えた、デュークさんがおります。そしてあちらには、よっこいしょっと…これを構えたアルギルトさんが居ます。」
「あんなに離れた所から攻撃するんですか?」
神崎「これはあんなに離れた所から攻撃するための武器ですから。」
そう。僕は貫かれると解っている盾を構えているのである。悲しいな。
因にアルギルトさんは200m位離れたところで立っている。
神崎「それじゃあお願いしまーす!」
神崎さんがアルさんに手を降る。
マズルフラッシュから着弾までは0.2秒程だ。
"バキャーーン!!"
「ウワアァァァッ!!」
「砕け散ったーーっ!!」
「あの武器強いぞおっ!!」
タクティカルウェアは強かった。おかげで体に破片は刺さらなかった。悲しくないな。
あっ、破片は消えちゃってる……気づかれないよね?……
神崎「はいはい皆さん落ち着いてくださいねー………ではぁ、皆さんも、この武器を扱えるようになりましょう。まずは簡単には原理をご説明致しますね。仕組みは簡単。まずはこれを見てください。」
「金ぴかだぁ!」
「すごいっ!何だあれはっ!?」
神崎「はいはい落ち着いてはいはい落ち着いて、銅ですからね………で、ええと、仕組みは簡単。これをこの箱に入れます。おいしょっと…で、この箱をここに差し込みます。ういっ……で、ここを引いて、戻して、これで準備完了。で、ここを引くと。」
"ダアアァン!"
「ウオオオオッ!!」
………
そんな感じで夕飯までにインスタントスナイパーを20人調達したのである。
銃弾はたんまり800発ストックしてある。一人5マガジン分だ。にしても昼の訓練で撃ちすぎた。神崎さんはスヤスヤだ。
それと、僕も全員分の双眼鏡を配り、インスタントスポッターを作っておいた。
オペレーターはいるはずもないから、自由射撃だ。
因にこの銃等は、神崎さんが、僕らがどこかからお取り寄せしたことにしておいた。
アビリティーの特徴なんて普通は知らないだろう。
今夜も何事も無ければいいのだが……(昨日も一昨日もそう思ってました。)
……
クリップの前進を確認。何かあったな。
クリップが前進してから5分、クリップ急降下を開始した。これは敵だな。
距離は12km程か。魔力の反応が比較的強いな。もしかして何か使ってるのか?まさか大砲とか言わないよねぇ……
クリップは基本攻撃しないからな。
……
クリップが再上昇。帰投するな。
ク「クエエーッ!クエエーッ!クエエーッ!」
神崎「ワーッ!ビックリしたー!」
デ「神崎さん、もう皆迎撃の準備をしてますよ。」
スナイパー達はドラゴン達の死体を遮蔽物とし、前線で待機している。
皆には神崎さんの"緑色の光線"が攻撃の合図だと言ってある。
近付かれたら絶対に後退するようにも言っておいた。逃げれなかったらライフルを捨てろともいってある無駄死には困る。
デ「ビジュアルコンタクトまでおよそ60秒。」
僕の索敵スキルもバレてはいけない。
というか皆は僕が近接戦闘の方が強いということもまだ知らない。
……
デ「あれ?おかしいな………」
神崎「どうした、デューク?」
デ「敵が見えません。」
神崎「魔法か?」
デ「あっ、これは………ジャマーというか……スモークというか……」
神崎「成る程。」
デ「クリップの急降下を確認。敵の真上へ向かっています。………………降下を終了。高度6000mにて旋回を開始。」
"ピカーーッ!"
恐らくクリップの仕業だろう。空中に強力な光源が作り出された。
するとようやく敵の姿が見えた。
神崎「デコイかもな。デューク、まだ前にはでない方がいいと思うぞ。敵の戦力が不明だ。」
敵は自分達が照らされ焦ったのか、走り出した。
デ「1000m地点まで、あと170秒です。」
神崎「ざっと100人ってとこか?」
デ「奥からまだ2000人以上来ます。」
神崎「ウッソー………地雷とかあればなぁ……」
もう距離辺りの弾道落下は確認住みである。
デ「射撃まで残り10秒、8、7、6、5、4、3、2、1、今。」
さて…彼らは無事に朝まで生き残ることができるのでしょうか?………ニヤッ
因に冒頭でSRを連射していたのはデューク君です。
お二人はゆっくり落ち着いて撃ってましたね。




